ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

12月24日、372回目の「火曜日行動」です。

2019-12-24 20:12:21 | 火曜日
陰に入れば寒く、お日様の当たる場所では結構爽やかな天候でした。今年度最後の「火曜日行動」です。



今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の木村さんです。



写真撮影は年齢不詳いつも若々しい松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいりましょう。




長崎由美子さんの第一声始まりました。


☆長崎さん
冬とはいえ暖かな今日はクリスマスイブですね。
2012年4月17日から始めたこの行動も372回となり、今年も暮れようとしています。


この7年を振り返る時、日本社会が変質してきたのを感じます。ヘイトスピーチが社会に蔓延しています。
京都の朝鮮学校でのヘイトスピーチを行った「在特会」に対して1200万円の損害賠償が最高裁で確定しましたが、その一方で「在特会」自身が提起した訴訟もありました。これは結果としては敗訴になったのですが、裁判所は、彼らが拉致問題を理由にしたのは「公益性がある」と認めたのです。


この10月から幼保無償化が始まりました。朝鮮学校を含む外国人学校の幼稚園はそこから外されたままです。わずか3歳の子に自分が通っている幼稚園が幼稚園として認められないという思いをさせるのでしょうか。外国人学校だけではありません。園舎を持たず自然の中で保育を行うシュタイナー教育の幼稚園も認可外として外されています。


消費税の増税分のうち7800億円を使って幼保無償化がおこなわれています。朝鮮学校の子どもがおもちゃを買う時も消費税を払っているのです。


高校無償化が始まった時も、外国人学校にも適用すると言われました。ところが民主党政権内ですったもんだしたあげく、安倍政権が発足するとすぐに朝鮮学校が申請できる根拠となる条文の項目を削除してしまいました。


この近くにある法務局には「人権を守ろう」という大きな垂れ幕が目につきます。しかし、そのスローガンがむなしく思えてきます。
行政の間違いを司法が正すべきなのに、司法がおもねっています。


「桜を見る会」では、国民の税金を使って安倍首相の“お友達”や選挙に利用できる人を集めています。年々その規模は拡大し、その多くの部分が飲食費ですが、その支払先も安倍首相の“お友達”なのです。朝鮮総連に対して「反社会的団体」と決めつけていますが、「桜を見る会」にこそ詐欺商法で有名なジャパンライフの社長や暴力団関係者を招いていました。そこを追求されると、名簿を捨てたからわからないの一点張りです。


朝鮮学校に対しては細かい支出やどんな人物が関わっているかなども詳しく問いただされ、それに誠実に答えてきたのに、切り捨てられてしまいました。


しかし、たくさんの仲間との出会いもありました。
ホンギルトン基金には3000万円が集まりました。その多くが日本人からのもので、韓国からも支援が来ました。裁判の費用へのカンパは、1500万円になりました。


毎週集まる火曜バンドの方々もその多くは日本人です。沖縄、原発など様々な課題に取り組んできた方々も参加しています。
ウーマンラッシュアワーの村本さんが自分のブログで朝鮮学校を訪れた時のことを書いておられます。
必ず変わるときが来ると信じています。






城北初級の保護者の皆さんが早くからお越しくださいました。



安先生❗️



ソさん❗️




大村さんがマイクを持たれました。

☆大村さん

この火曜日行動は年末とお盆を除いてずっと毎週毎週行われてきました。いまや全国のあちこちで「金曜日行動」、「水曜日行動」、「○曜日行動」が行われています。


朝鮮人だけでなく日本社会の問題として日本人が取り組まなければならないとして、多くの日本人が参加しています。
私自身こんなに長く続くとは思ってもいませんでした。今や幼い子どもにまで排除の矛先が向けられています。
幼保無償化の問題点はいろいろ指摘されていますが、「各種学校は多種多様な教育をしている」というのを排除の理由としているのがとりわけ許せません。


補助金はずっと不交付になっていますが、先週の火曜日行動が終わった後の府議会で、川岡議員から朝鮮学校への補助金について質問がありました。この方は大阪朝高や生野の朝鮮学校を訪問したことを踏まえて補助金が不交付になっていることを問題視しました。
しかし、これに対する知事の答えは「四要件を満たしていない。特定の団体と無関係であるという確証がない」「各種学校は多種多様な教育をしているから」という冷たい言葉でした。


大阪ではずっと多種多様な教育をしてきました。
安倍首相も自分の演説の中では「多種多様」の重要性を繰り返しています。
それなのに「多種多様」が排除の理由になるとは。


川岡議員は最後に「朝鮮学校に行ってみてください」と知事に訴えましたが、知事はそれを一蹴しました。

京都朝鮮学校のヘイトスピーチ事件の映像を最近見ました。その映像は何度見ても震えの来るものです。長い闘いの末に勝訴しましたが、その事件の前年2009年に徳島県教組に対するヘイトクライム事件が起きました。その映像もすさまじいもので、在特会の人々が教祖の書記長の腕をつかみながら罵詈雑言を浴びせるというものでした。

彼女は四国の朝鮮学校を訪れたところ、日本の学校と比べるとひどい施設なのに、子どもたちの目は輝き生き生きとしていたのを見ました。その施設をなんとかしたいと思って、カンパを募って朝鮮学校に渡したところ、そこに在特会が目をつけたのでした。映像では警察がそこにいたのに何もしませんでした。こういうことで在特会の人々にお墨付きを与えています。長い道のりをかけて勝利を得ましたが、このような人々は野放しになっています。



今日は城北朝鮮学校の先生方、保護者の方々が来られています。






火曜バンドは不滅です


/div>



城北初級の幼稚班主任先生がマイクを持たれました。


☆幼稚班(ユチバン)の先生


大阪府庁に通う公務員の皆さん、アンニョンハシムニカ
私は旭区の城北朝鮮学校の幼稚園で教師をしています。
日本の保育士とも交流しながら、幼稚園を運営しています。


この10月から幼保無償化が始まりましたが、そこから除外されました。
日本の加盟している子どもの権利条約ではすべての子どもに教育を受ける権利があると書かれています。しかし、朝鮮学校の子どもたちは、「すべての子ども」には入らない、人間ではない、と行政の人々が認識しているのを残念に思います。


日本人は優秀な民族で朝鮮人は下等民族だと人権侵害が横行しています。
お金をくれというのではなく、人間として認めてほしいのです。今からでも遅くありません。何度でも考え直してください。







城北初級の保護者のお一人の金先生がマイクを持たれました。

☆オモニ


私は東大阪中級学校2年生と城北初級学校5年生の二人の子どもの母親です。二人とも今日は学校が休みでもクラブ活動をしに学校に行っています。人数が少なくとも楽しくしていますが、人数が少ないのは学校に入れたくとも経済的負担で入れられない人が増えているからだと思います。先生たちは財政をまかなうため用事が多く忙しくされています。


城北は本当に古く、木造の校舎です。それでも楽しく過ごしていますが、楽しければいいというものでもありません。やはりちゃんとした施設で過ごさせてあげたいと思います。


私たちは税金を納め、義務を果たしています。子どもたちの権利を奪わないでください。









オモニ会、ハルモニ会合同のアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」


☆エミさん


私は子どもを朝鮮学校に通わせている保護者の一人です。

朝鮮学校を含むすべての外国人学校の幼保無償化からの排除に反対する署名運動をしてきました。

今夜はクリスマスです。すべての子どもたちに幸せが来ますように!

☆歌とシュプレヒコール
 
『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・行政は朝鮮学校を差別するな!

・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!





ニヨニヨも一言だけアピールしました。


「今日は372回目の火曜日行動の日です、1年は365日です。最初から火曜行動に参加された方は1年の間、毎日ここにきてアピールをしてきたのと同じ日時なんです。府庁で働いていらっしゃる皆さんも、心があるならもういい加減心の窓を開いて、私たちの訴えに耳を傾けてください。」

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!保証せよ!保証せよ!保証せよ!






最後の歌は作者の金和美さんの音頭で「勝利のその日まで」❗️❗️





来年も頑張りましょうと声がけする金さん❗️




駐輪場での申し送りです。





館山さんの奥様が恒例のチョコと飴のセットを作って参加者全員にプレゼントしてくださいました、ありがとうございます。




向かって右の方が館山さん、左が宝塚から毎週参加されている田中さん!





府庁内ロビー活動の報告です。






ニョニョも年末27日、28日に大阪朝鮮高級学校の吹奏楽演奏会、東中の演奏会、民族楽器の演奏会などが行われることをご紹介し、特に27日は火曜行動でも演奏された高嶺羽さんが独奏されることをお伝えしました。




城東地域の皆さん❗️





来年の373回目からの「火曜日行動」は1月7日になります。





ブログを通じていつも応援してくださった皆さん、1年間見守ってくださってありがとうございました。





来年は是非あなたもいらして下さい❗️子どもたちの笑顔と未来を守るために❗️


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月17日、371回めの「火曜日行動」です。

2019-12-17 23:36:00 | 火曜日


雨がふりはじめました。この頃は天気予報が良く当たります。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん

^_^


写真撮影は松尾さんです。今日も力を合わせ発信してまいりましょう。



8年近く雨の日も風の日もスピーカーとマイクを自転車で運んできてくださった長崎敏和さん!マイクとスピーカーがなかったとしたら私たちは羽根のない鳥のように自分たちの思いを伝えることができなかったと思います。




長崎由美子さんの第一声始まりました。

長崎さん

大人は子どもの夢と希望を奪わないと2012年に立ち始めて今日は371回目になります。
30年前の大阪は、全国に先駆けて朝鮮学校に補助金を出してきました。補助金の額は、私の子ども、日本の子どもは一人当たり約100万円で、朝鮮学校子どもは約7万円というもので多くはなかったです。国・政府が朝鮮学校を一貫して認めないなかでも、地域で住民として共に暮らし支え合っている実態から、国の圧力に抗しても各自治体は補助金を出してきたのです。


今年、日本で出生した子供の数は史上最低になっていました。少子化問題は30年前ごろから言われていて、対策として、具体的な子育て支援をする、若い人が安心して子育てができる安定した雇用をつくる、とずっと言われてきました。
日本社会を担い、地域社会で共に支え合っている朝鮮学校の子ども達は大切にされないといけないと思います。しかし、認めない、差別、がまかり通っています。


民主党政権時代に高校無償化が実現しました。なぜ無償化するのか。どんな環境に生まれた子どもも平等に教育をうける権利がある、高校卒業まで学ぶ権利がある、それが主旨でした。安倍政権になって、法の条項を削除して、申請しても法にないと門前払いされるようになりました。今の社会、違いを認め、尊重し合うということを断ち切っていく流れがますます強くなってきています。


今年10月、幼児教育の無償化が出されました。消費税8%から10%への増税分から7800億円を、幼・保の3歳以上の子どもの幼児教育にあてるというものです。


しかし、ここからも朝鮮学校をふくむ外国人学校は外されたままになっています。わずか3歳の子に”君はみとめない””補助金は出さない”というのはどういうことでしょう。

無償化から外され、補助金を停止されたことで胸が痛むことがありました。親御さんが、中級学校まで歯をくいしばってもやった、高校に行くと50万円/年かかる。家計が許さないと。そんな中でハッキョではその子を友人が悲しい思いで送り出す。朝鮮学校に行きたかった、友人と別れたくない、そんな思いを奪っているんだということと向き合ってほしい。


大阪は橋下になって、補助金をさきがけて打ち切りました。ピースおおさか、リバティなど文化と交流の場を壊してきました。過去の歴史を見つめる、差別を許さない、こうした場所をつぶす、朝鮮学校への攻撃はその流れの中にあります。私達はこの場に立って訴え続けます。

公明党の川岡さんが、朝高の公開授業や生野初級に来られて、今日は府議会で朝鮮学校のことを取り上げてくれます。みんなで声を上げ続け、議員、記者クラブの方たちに働きかけてきたことで、府議会で取り上げられることになりました。私達は傍聴することになっています。

大阪はかって人権を守る大阪とあこがれられていました。その誇りを取り戻してほしいです。





火曜バンドは不滅です❗️



大村さんがマイクを持たれました。

大村さん

こちらに向かって来るときに、警備員の方が”ごくろうさまです”と笑顔で言ってくれました。地道にやってきていることで、職員の方が少しづつ認めてくださり理解してくださっていることをとてもうれしく思いました。

先週、ウーマンラッシュアワーの村本さんが、マイノリティの人のことが見えていないのか、その人たちは透明人間なのか、そんなことを言っていました。

ここでは、朝鮮人の人たちは日本社会で存在し、府民、市民として生き、朝鮮人としてのアイディンティを育むために、子ども達を朝鮮学校に通わせていることが見えてくると思います。

先日、川崎市で罰則規定のついたヘイトスピーチ禁止条例が可決しました。禁止条例が必要なほど、在日朝鮮・韓国人に対してヘイトスピーチが行われているということです。

大阪府、大阪市もヘイトスピーチ規制条例をきめました。罰則規定のない対策法みたいなものです。京都市、神戸市も条例をつくりました。他ではまだすすんでいません。

ヘイトスピーチによって、自分が壊されていく、本当に殺されるのではないかという思いにさせられている人たちがいる。それが解っていないんだろうと罰則付き条例が決められました。関東大震災の時の虐殺の記憶もあります。

高校無償化から外す、大阪府・市が補助金を停止するということは、官製ヘイト以外の何ものでもありません。上からの官製ヘイトをそのままにしているということは、府民・市民も朝鮮学校を差別してもいい、何をしてもいいんだということになっていきます。
アジアンポストで城北ハッキョが取り上げられていました。インタビューで若い先生が、私は朝鮮学校で朝鮮人であることに誇りを持てた、子ども達も誇りを持った人にそだってほしいと言っていました。

6年生の子どもも取材していました。近所ではいつも日本人の子と遊んでいる、学校に行くと朝鮮人の子と遊ぶ、何の区別もなく思っている。ところが公園で遊んでいるときなどに、なにか衝突が起きると、”あいつら朝鮮人やで”と投げかけてくる。悲しくなり傷つくといっていました。見えないところでどんなことがあるのか考えないといけないとおもいます。

テレビなどの報道をみて、”先生、私、悪い子なの?”という言葉がでたそうです。
子ども達にこんなことを言わせる社会は何なのかと思いました。




雨の中にこやかにペンを走らせる平田さん❗️



この8年近い月日、毎週 宝塚から駆けつけてくださった田中ひろみさんもマイクを持たれました。

田中さん

朝鮮学校を支える宝塚市民の会は12月13日に、幼・保無償化適用を求める要望書を、14団体で市長と教育長に出してきました。朝鮮学校を含む外国人学校89校が除外され、5万5千余の園が10月1日から適用を受けています。
排除の理由というのは「多種多様な教育」ということです。多種多様な教育という理由で排除されていることを皆さんどう思われますか?

戦前の教育のことを思い出していただきたい。戦前は教育勅語が学校では重要なものとされ暗記もされていました。この前、森友学園で暗唱している場面が報道されていましたが。

日本の国は万世一系の神によって作られているという「古事記」などが歴史の事実として教えられるなど、多種多様な教育を絶対認めませんでした。それが何をもたらしたか?日本は神の国、世界を支配する、と日清、日露をはじめとする侵略戦争に、正しいと信じて突き進んでいったのです。

戦後はまちがっていたという反省として、戦後の教育はできてきたはずですが、戦後74年の今、多種多様な教育という理由で89校が除外される、本当におかしいです。各学校に日の丸が掲揚され、君が代を持ち込む学校もあります。森友だけでなく、教育勅語を幼稚園に持ち込むところも現にあります。私達自身が戦前の教育に戻されないよう頑張らないといけないと思います。幼児を差別するのはおかしいと思う人はいます。宝塚市では14の団体で要望書を出しましたが、本当に様々な団体です。これからは大阪でも他府県でも様々な人たちと手をつないで頑張ります。





火曜バンドに合わせ合唱します。「声よ集まれ 歌となれ」



カンさんのマイクアピールが続いています。

オモニ

東大阪初級から来ました。毎週、アピールしてくださる日本の方々、在日同胞、一生懸命にやっています。しかし、話がなかなか進みません。私は60歳を過ぎて、子どもを卒業させおばあさんになりました。それでも一生懸命ここに来ています。息子は教師をしています。子ども達が朝鮮人としてアイディンティを持てるよう励んでいます。日本人の学校と違うところがあるんでしょうか。一生懸命に働く息子を自慢したくなります。

私が一番腹が立つのは、義務は果たしているのに、権利がありません。義務だけ果たして、権利をもらえない。権利をください。当り前じゃないですか。これからも権利のために頑張ろうと思います。まずは、高校無償化、補助金復活です。私の子どもの時は補助金が大阪府からありました。感謝しています。それが今、ありません。サラリーマンです、学校にやるのは苦しい。日本も同じだから無償化を始めたんじゃないですか。朝鮮学校だけ外すのはいけないことだと思います。人として、大人として子どもをいじめるのは止めてください。


オモニ達の歌とシュプレヒコール

*子供たちの学ぶ権利を保障せよ!

*行政が差別するな!

*朝鮮学校に無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*朝鮮学校の子供たちを差別するな!

*みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!






宋さんのアピールです。


オモニ
ここに来る道で、どんなアピールをしようかと考えてきました。
この1年を振り返ってみました。
国連に全国のオモニ会代表が行き、要請行動を行いました。大阪からもオモニ会代表が代表団に参加しました。、勧告がだされました。勧告はこれ1回ではありません。数回出されています。しかし、日本政府は応じていません。
8月、東京、大阪で不当判決が出されました。
そして10月、幼・保無償化から除外されました。私達はこれに抗議するとともに、街頭宣伝、府・市にたいする要請集会、日本の方たちと、御堂筋パレードもしました。しかし、適用されることなく10月1日から実施されました。オモニ達が一番腹が立つのは、消費税増税分の財源が無償化にあてられていることです。私達は義務として増税分を払っています。義務を果たしているのに除外されている、私達は引き続きこの闘いをしてゆかねばなりません。1年を振り返って、終わりではない、また2020年も新たな闘いに臨んでいかなければならないと、ここに来ながら思いました。これからも権利を守るため、皆さんと闘っていきます。よろしくお願いします。





クッスンさんが合間に愛のキャンディを配達してくれています、どれだけ助けられてきたことが、、、



最後の歌は「勝利のその日まで」!




駐輪場では簡単な申し送りがありました、その後近くで昼食をとって3時から大阪府議会での川岡さんの大切な質問とその質問に対する教育長と吉村知事の型にはまった返答の場面を拝聴いたしました。


「府議会で、公明党の川岡栄一府議が、朝鮮学校の補助金支給問題、幼保無償化の問題で質問。回答は、酒井教育長、そして吉村知事。

回答は、従来の繰り返しだったが、川岡府議が、自分も朝鮮学校の公開授業に参観したと前置きして、「世の中は変わっている、知事是非、朝鮮学校を訪問されてはどうですか」と質問されたのが、よかった。

議会でも、このように普通に朝鮮学校の事が出る情勢となっている。」(中山さんのfbから転載)





来週24日は372回めの火曜日行動が行われます、この日で一旦2019年度の行動は終わります。沢山の皆さんの参加をお待ちしております^_^


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月10日、370回目の「火曜日行動」です。

2019-12-10 15:18:00 | 火曜日






2012.4.17に始まった「火曜日行動」も満7年と8ヶ月を越えました。こんな記録はまっぴらごめんです。



今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。



写真撮影はいつも元気いっぱいな松尾さんです。今日も力を合わせ発信して参りましょう。



長崎由美子さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

府庁で働く皆さま、ご通行中の皆さま
きょうは370回目の火曜行動です。
大阪城公園の紅葉もまだ少し残っていますが、はや12月、今年も残すところ20日あまりになりました。



わたし達は「大人が、子どもたちの夢と希望を奪ってはならない」
「同じ大阪で育っていく朝鮮学校の子どもたちを差別してはいけない」
このことを訴えて2012年からここに立って火曜行動を始めて7年になります。



この間、わたし達は裁判にも訴え闘ってきました。
大阪は全国で唯一、大阪地裁で勝利判決を勝ちとりました。
朝鮮学校の歴史性、民族教育の正当性、なにより人間が人間らしく生きることを司法が認めました。
大阪朝高の女生徒の「初めて共に生きていっていいんだ、と言われた気がしました」という言葉が忘れられません。
大阪と東京では最高裁上告棄却という許しがたい結果でしたが、広島・愛知・福岡の裁判の闘いはまだ続いています。



また新たに「幼保無償化」からの排除に対する闘いも始まっています。
法には「すべてのこども達が安心して学び、成長していく」ためとうたわれています。
なぜ朝鮮学校が排除されねばならないのでしょう。



「幼保無償化」の財源は消費税の増税分から当てられます。
消費税は収入の多い少ない関係なく全ての人が負担している。もちろん朝鮮学校の保護者も負担している。であるのに恩恵は受けられない。おかしいですね。



「桜を見る会」では、いくら言い訳をしても、ごまかしても、安倍首相後援会のために税金が浪費されていたことが明らかになりました。国の政治に心の底から怒りを感じます。



嘗て大阪の行政は全国に率先して、差別に取り組み、国がやらないのならと補助の補填をしてきました。行政は誰に対しても平等であるのが、本来の仕事です。



一つ嬉しいお知らせをします。韓国の「平和統一財団」から、朝鮮学校幼稚園に毎月カンパを送ってくださるプロジェクトがスタートしました。

わたし達は決して孤立していません。がんばりましょう!







大村さんもマイクを持たれました。

☆大村さん

府庁で働いておられるみなさん、ご通行中のみなさん こんにちは。


今日で370回目の火曜行動になります。

わたしは最初から参加してきましたが、わたし達の訴えを「何の話なんや」という顔で通りすぎる人もいました。
それから7年8ケ月、今では関心を持ってビラをとって下さる人もいます。

わたしの所にも全国から励ましのLINEや手紙がきています。
でも、もっともっと朝鮮学校について知ってほしいと思います。


先日、ウーマンラッシュアワーの村本さんの漫才を聞きました。村本さんは原発や沖縄のこととともに朝鮮学校のことも触れてくださいました。

村本さんのブログは炎上することも。村本さんの漫才を泣きながら、笑い聞きました。


日本は1910年に「韓国併合」をし、朝鮮半島を植民地にしました。そしてその植民地を踏み台に中国大陸へ侵攻していきました。
植民地時代に朝鮮半島からたくさんの人が日本に来ましたが、自分からすすんで来たのではありません。農地を取り上げられ、止もう得ず日本に来た人たちです。その後、強制連行や徴用で日本に来ざるをえなかった人々もいます。



徴用工未払賃金の裁判で、日本は65年の「日韓請求権協定」で解決済と言っていますが、決して解決していません。
日本人はしっかり歴史と問題点を知らなくてはなりません。



徴用工裁判原告の100歳のハラボジが、勝訴判決を聞かずに亡くなっていった仲間のことを悔やんでおられました。日本政府は一刻も早く謝罪と補償をしなくてはならない。


12月4日から今日10日は人権週間です。大阪府政だよりにも取り上げていました。

「人権尊重の社会づくり」「ヘイトスピーチ解消」など綺麗ごとばかり並んでいます。

朝鮮学校への攻撃は差別ではないのか。ヘイトではないのか。全くの二枚舌です。





女性同盟のホープ、アギさんがマイクを持ちました❗️


☆オモニ


二人の息子を朝鮮学校に送っている保護者です。
息子が赤ちゃんだった頃、だっこして火曜行動に参加しました。
通りかかった当時の松井知事に「この子に学ぶ権利はあるのですか? 無いのですか?」と問いかけました。知事は「ない」と言って去っていかれました。



大阪は全国に先駆けて今年4月から幼保無償化を実施しましたが、その時も朝鮮学校幼稚園は除外でした。そして10から政府の「幼保無償化」が始まりましたが、ここからも除外されています。




「多種多様な保育をしている」のが理由になっていますが、こじつけで排除しようとしているとしか思えません。
朝鮮学校は大阪市に認可されている学校法人です。すべての子どもは平等です。




外国人学校幼稚園88施設のうち40施設が朝鮮学校幼稚園です。わたし達は朝鮮学校のことだけを言っているのではありません。すべての民族学校の幼稚園に適用してほしいのです。



桜の会などで税金の無駄使いは止めて、未来のこども達のために使ってください。








オモニ会、ハルモニ会の合同シュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が始まりました。



☆オモニ



生野初級にこどもを送っている保護者です。
火曜行動になかなか参加出来なくて、心苦しく思っています。



朝鮮学校のことを何も知らされず、知らない人たちも多いのです。
もっと知ってもらわなくては、知ってもらう努力をしなければと思います。



村本さんのように公の場で応援し、支持してくださる方がおられるのに、勇気をもらいました。
たくさんの人々に知ってもらって、支持してくださる方を増やしていきたい。いかなくてならないと思っています。



☆オモニ



日本に住む子ども達の中で、どうして韓国朝鮮人の子ども達だけ、国を挙げてこんなに差別を受けなければならないのでしょう。
未来をつくるのは子ども達です。子ども達になんの罪があるのでしょうか。


平等に子ども達に学ぶ権利を与えてほしいです。


なにじんであろうと日本に住む子ども達は日本の宝です。
どうか人として朝鮮人の子ども達にも平等に対応してください。
言い訳をつけて朝鮮人だけを除け者にしないでください。




わたしは日本の文化や伝統、日本の方々の愛と調和に満ちた、本来の日本の姿がとても素敵だと思っています。
しかし、現状は排他的で強く人種差別が残っていて、とても悲しいです。




世界はみんな平等で平和で調和を目指していくべきです。


こんなに素晴らしい日本の文化をお持ちだからこそ、日本がどの国よりも率先して出来るはずです。
認め合う心を国が率先してほしい。


未来ある子ども達の誰一人も悲しい差別を受けて育ってはなりません。
耳を傾けてください。






玄さんもマイクを持ちました。



☆玄オモニ



幼稚班に通うこども達は、四世、五世です。ひいじいちゃん、ひいばあちゃんは植民地時代、日本に住まわざるをえなくなったのです。
子ども達も決して日本人になる訳がなく、自分達のルーツ、民族を知ることは大切なことです。

安倍首相は10月の所信表明で次のように言っています。


==「みんなちがって、みんないい」
 新しい時代の日本に求められるのは、多様性であります。多様性を認め合い、全ての人がその個性を活かすことができる。そうした社会を創ることで、少子高齢化という大きな壁も、必ずや克服できるはずです。 年金、医療、介護、労働など社会保障令和の時代にふさわしい、子どもからお年寄りまで全ての世代が安心できる社会保障制度を、大胆に構想してまいります。若者もお年寄りも、女性や男性も、障害や難病のある方も、更には、一度失敗した方も、誰もが、思う存分その能力を発揮できる、一億総活躍社会を、皆さん、共に、創り上げようではありませんか==


なかなかいいことを言っておられますが、共につくり上げる社会に、わたし達は入っていないのですか?
わたし達の子ども達も同じ社会をつくっていくのです。



ネットで見たのですが、国会で立憲民主党の初鹿議員が安倍首相の所信表明を受けて、幼保無償化から外されている施設があることについて、とても良い質問をされていました。



http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49603&media_type=



多様性に反するし、全ての世代が安心できる社会保障にも反するからです。


萩生田文科相の答弁は歯切れの悪いものでしたが、かすかな希望も見えてきました。


がんばりましょう!


☆オモニたちの歌とシュプレヒホール

「声よ集まれ歌となれ」

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・行政が差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金を復活せよ

・朝鮮学校幼稚園に幼保無償化を適用せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな







最後の歌は「勝利のその日まで」❗️❗️





駐輪場での申し送りです。







参加者の皆さんに生まれ故郷ー青森碇ヶ関から送られてきたリンゴを一口ずつ食べていただきました



^_^



府庁内ロビー活動の報告が行われました。年末に向けてのいろんなイベントのアピールがありました。



来週17日(火)は府議会本会議の傍聴があります。
公明党の川岡議員が大阪朝高の公開授業をふまえて、幼保無償化について質問されます。
2時半に集合です。傍聴可能な方は大村さんまで。


その後、来週も頑張ろうと誓い合って三々五々帰路に着きました。




冬の到来を全身で感じました。



家に到着です。紅葉が色づきもうすぐ真冬がやってきます。春になる前に高校無償化、幼保無償化を勝ち取らねば❗️❗️


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の中で癒されました^_^

2019-12-07 22:15:00 | お出かけ
く寒い日でしたが、今朝もいつものように通学班送って、義姉の朝食のお手伝いに行って10時に家に帰りました。



家に帰って朝食のお片づけ、お掃除、洗濯全て終えて家を出たのは11時半でした。



新聞に出ていた堺東の「マグロまつり」にまずいって、さばきたてほやほやのマグロの握り寿司をおいしくいただき、野菜や魚やスジ肉など色々買いました。
ジャガイモやサツマイモ、大根が本当に安くてついつい買いすぎたかも知れません。久しぶりにお買い物に出かけたのでとても楽しかったです。嫁の車を借りてきたのでどっさり野菜などを積んで次の目的地は大仙公園です.



大仙公園を一周して次に目指すは日本庭園です まだまだ秋が残っていました^_^






































































































































































日本庭園を心ゆくまで楽しんで最後はスーパー銭湯にゆっくり浸かって家路に着きました。短い時間でしたが、三週間ぶりの自由時間でした。又来週も頑張れそうです^_^

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月3日、369回目の「火曜日行動」です。

2019-12-03 19:29:00 | 火曜日
寒い寒い朝です。



今日は369回目の火曜日行動の日です。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。



写真撮影は松尾さんです。今日も力を合わせて発信して参りましょう。



長崎由美子さんの第一声始まりました。

長崎さん

 朝鮮学校に学ぶ子どもたちの夢と笑顔を大人が奪わないでほしい、大阪府が長年にわたって支給してきた朝鮮学校への補助金を打ち切ってもう8年を越えました。2012年4月17日から毎週火曜日訴えを続けています。私が首からかけているプラカードに写っている子どもたちは、生野初級の幼稚園の子どもたちでした。この子たちはもう中級学校になりました。闘いのさ中に朝鮮学校の生徒さんだった人たちはもう社会人となり、中には子どもができそしてここに参加するような、長い年月が経ってしまいました。もう12月、2019年ももう終わります。2019年は朝鮮学校にとっても厳しい1年でした。最高裁まで訴えた補助金・高校無償化どちらも却下されました。
 高校無償化裁判、先日全国で闘っている、福岡・広島・愛知・東京の皆さんがやってこられて、朝鮮学校の子どもたちの裁判について、話し合いました。

 今の国会を見て皆さんどうでしょうか、桜を見る会のあの答弁を聞いて、次から次へと出てくる基本の基、法の基い、そんなものが全く無視をされても、しれっと「もう名簿はありません」「適正に処理されています」そんな形で私たちの税金が権力者にとって、自分たちの仲間をいやすために公然と使われ、公然と使っているのを咎めたてれば、あっという間に「もう消去した、名簿がないからわからない」と言い訳をする。振り返って思うと朝鮮学校の補助金を切ると言ってきた時に、どれほど朝鮮学校に対して「証拠を出せ、適正な処理をしているか公開しろ」と言ってきたか。

今税金の無駄遣いとして使われている中で、朝鮮学校に支給されていた補助金というのは、日本の子どもたちが公立の学校に通っている間、年間100万円受けていました。朝鮮学校の子どもたちが受けていた支援は69800円でした。その差を見れば本来の補助金自身が決して公平でなかった。日本で一番多く在日韓国・朝鮮人が暮らす大阪として、共に暮らす住民として声をあげ続ける中で、国が認めなくても自治体が出してきたのが補助金でした。年間約7万円の補助金を出すのに根掘り葉掘り調べ上げ、すべての証拠を出したにもかかわらず、まったく理由にならない、朝鮮学校の子どもたちが祖国に帰って、迎春公演をしていることが、民族団体と関係ないと証明せよ、しかもわずかの間に証明せよ、こういうことを理由として補助金を打ち切られ8年を越えます。

桜を見る会で、ホテルニューオオタニで5000円で会ができるのか、明細書はどうなっているのか。明細書も領収書もありません。名簿もありません。自分たちは一切の責任も取らないで、マイノリティと言われる、自分たちが気に入らないと思ってつぶしてしまいたい、そういう者に対しては罪にならないことまで罪にして取り上げてくる。

間もなく木枯らしが吹いてくる12月の中で、8年を超えて訴えてくる中で、日本の政治が劣化してきている、人の痛みや苦しみを受け止め共感するのが政治の一番の基いなのに、人を傷つけ、切り捨て人間の誇りを奪っていく、こんな政治が大阪府の中でも変わらないでいることに対して、私たちはあきらめることなく、声をあげなければなかったことにされてしまう、このことをしっかり胸に刻んで訴えをしていきたいと思います。
子や孫がいれば今まで35000円払っていた保育園や幼稚園の月謝が3才から無料になる。これはありがたい。少子化の中で子育て世代の負担を軽減し、幼児期の人間性を育てるために幼保無償化の法律が造られ、施行しています。高校無償化もその精神は、どんな家に生まれようが親の経済状況により教育の機会を奪われないように、これが一番の趣旨でした。だからこそ唯一大阪地裁で高校無償化裁判に勝利した時、裁判官ははっきりとすべての子どもが教育を受ける権利がある。朝鮮学校を排除するのは法に反する、だから違法であると裁判で言いました。幼児教育の無償化はもっとはっきりします。3歳の子どもたちに対して政治的な理由をもって、教育を受ける権利を奪うということがどれほどおかしなことか。

先日全国の朝鮮学校の裁判を闘っている仲間が集まった時にも、大阪の裁判を闘ってきたクヤンオク弁護士、彼女はアメリカとイギリスに留学をし、ヘイトスピーチについて、国際的人権規約から見てのことを学んで帰ってきました。アメリカやイギリスで、自分が在日朝鮮人として育ち、朝鮮学校で学び、今朝鮮学校がこんな目に合っていると言うと、皆異口同音に「それはない。日本はそんな国だったのか」と。日本に対する礼節の国、和の国、こうしたイメージから全く反する。しかも国連で朝鮮学校に関する4度にもわたって勧告を受けている。あまりにもの日本の後進性に驚いていると言っていました。

大阪万博で大阪に来る外国人は、8年にもわたってここに立ち続けている姿を見てどう思われるのでしょう。大阪府としての誇りを取り戻してほしいと思います。
先日の朝高の公開授業に160名の参加がありました。府議会議員、市議会議員の方も参加、幼児教育・無償化問題をぜひ自治体で取り組んでいきたいと声をあげてくださいました。ぜひ声をあげていきましょう。













イケメン三人衆健在です。




















保護者のオモニがアピールされました。

オモニ

朝高オモニ会長
今日は朝高のオモニたちがやってきました。今からアピールするので耳を澄まして聞いてください。

オモニ

 私は朝鮮学校に子どもを通わせている保護者です。私たちがここに来ているということは、皆さん今日が何曜日かはおわかりでしょう。そうです、火曜日です。毎週火曜日、私たちはここで、何を訴え続けているのかご存知ですか?私たちの訴えに耳を傾け、行動にに移してほしいです。
 今まで支給されていた補助金が急に不支給になったり、高校無償化制度から突然朝鮮学校だけが除外されたりするなど、差別をしないでください。

 先日11月9日、大阪朝高で対外公開授業がありました。160名の日本の方々が訪れて、授業を見、子どもたちを見て帰られました。
また11月17日には東大阪にある花園ラグビー場で、全国高等学校ラグビー大会がありました。大阪桐蔭高等学校対大阪朝鮮高級学校、勝てば年末に行われる全国ラグビー大会に出場という試合です。子どもたちの最後まであきらめずにプレーする姿に、すごく感動しました。結果は惜しくも桐蔭に破れましたが、日本学校に通う子どもたち、朝鮮学校に通う子どもたち、学生同士いいライバルでもあり、交流も盛んにしています。


私も職場の方々と毎日毎日協力しながら楽しく仕事をしています。また近所の方々とも仲良くさせていただいています。皆さんと助け合い協力しながら、生きています。なのに大阪府・大阪市の役員たちは、なぜ朝鮮学校を、朝鮮学校に通う子どもたちを差別するのでしょうか?
ぜひ朝鮮学校に通う子どもたちの姿を見に来てください。朝鮮学校のことをもっともっとよく知ってください。そして二度と子どもたちの笑顔を奪わないでください。お願いします。











オモニたちのアピールが続いています。

オモニ

 朝高と東大阪中級学校に子どもを通わせている母親です。また火曜日々ことやっているなという感覚かもしれませんが私たちは切実な思いで毎週ここに立っています。高校無償化や補助金の敗訴が確定し本当に落胆しています。

私たちが学生のころから、私たちのお母さんそして祖母の代まで、ずっと闘いを続けてきました。私たちはこの日本に住んで納税の義務も果たしていますし、これから永住していくわけですから、市民としての義務を果たすのは当然と思ってやっています。でも義務を果たしていても子どもたちのもらえる権利が保障されていないのはほんとに悲しく思っています。

こういうことも周りの日本の方と話しても案外知らないものです。学校に補助がなくて授業料も高いと話すと、すごくびっくりされます。もっともっと訴えていかないとと実感しました。世間の風も厳しいし、このように訴えても全然いい方向に行かなくて気持ちが落ち込むことも多いのですが、まだまだ負けられないという気持ちで頑張っていきます。少しでも関心を持って応援してもらえたらうれしいです。









李香代サンモマイクを持たれました。


オモニ

 私はもうすぐ25年も続いた朝鮮学校の保護者を卒業します。思い返せば25年前、ちょうど大阪府の補助金が支給され始めたころだったように思います。子どもがまだ二人で26歳のころでした。補助金の説明を聞いたときに、授業料が安くなるのかな、自分たちの負担が減るのかな、子どもをたくさん産み育てるのも私たちにできるのかなと思いました。20代の純粋な思いでした。それから補助金も始まり、あっという間に20年経って、補助金もカットされ、無償化も適用除外となりました。そしてこの10月からの幼保無償化からも対象除外となっています。

 25年前の私の年齢に、今私の娘がなっています。再来年に幼稚園になる息子を持っています。そして2人目がもうすぐ生まれます。娘が私に言いました「オモニ、日本の幼稚園を選択したら無料なんよ。朝鮮学校に入れるとお金がかかる。そりゃ無料の方が魅力的」と銀行で電卓たたいている娘は言います。娘は神戸朝高で、学校で一番学校を愛する生徒として表彰されたことがあります。民族教育を全く否定もせず、民族教育大賛成の娘なんです。その娘がそんなこと言いました。若い世代のお母さん方、電卓たたいて、給料と毎日の生活を計算している、そんな若いお母さんたちを苦しめるのでしょうか。

今日本政府がしている高校無償化も幼保無償化も次世代の育成のための制度ではないのですか。働きやすい環境と子どもを育てやすい環境、それを整えて日本の国を作っていく、そういう子どもたちを育成する、意味のある制度だと思います。どうして朝鮮学校の保護者や子どもたちに、同じ日本に住むものとして、次世代の仲間に入れないのでしょうか。

私は職業柄、維新の会を支援しています。本当に嫌です。いつも胸は痛いですが維新が頑張ってくれたら会社がよくなると思っています。府庁には維新の方が多くおられると思いますが、どうか国が行っている政策に異論を唱えて、朝鮮学校に無償化を適用しないのは違憲であると訴えてくれる方はおられないでしょうか。ぜひ今すぐ朝鮮学校の子どもたちに次世代を育成しているのだという姿勢を見せてください。お願いします。













申さんもアピールします。

オモニ

私は朝鮮学校に我が子を通わせています。

朝鮮学校は恐い学校でもスパイ学校でもありません。日本学校と同じ年頃の子どもたちが、勉学やクラブ活動に励み、友人たちと青春を謳歌している普通の学校です。

日本学校との違いは、そこには朝鮮半島にルーツを持つ先生や子どもたちがいるということと、日本学校のカリキュラムを網羅し、その他朝鮮語や朝鮮の歴史などについても教えてくれるということです。

私の祖父はいわゆる徴用として故郷から岩手県田老町へ連れてこられました。その子孫である私は日本で生まれ育った在日3世です。私は日本人に生まれなかった私の子どもたちが、これから先、外国人とりわけ在日朝鮮・韓国人への差別や偏見が多い日本社会の中で、自分を恥ずことなく強く生きていくためには、自分のルーツや祖国を知り、母国語を学び、まずは自分自身がありのままの自分を受け入れ、同じ境遇の心から支え合う仲間が必要だと思い朝鮮学校へ通わせました。

私の親もそのように思い朝鮮学校に通わせたのだと思います。
みなさんご存知ですか?朝鮮学校だけがこの10年間、高校無償化制度から除外されていること、今まで何十年と支払われてきた助成金も打ち切られたことを。

皆さんご存知ですか?今回10月の消費税増税に対しての、子育て世代への負担軽減措置として行われた、幼児教育・保育の無償化政策から、朝鮮学校幼稚園を含む外国人幼稚園だけが除外されテいることを。

苦情の葉書を送っても、デモ行進をしても、議員へ陳情に行っても、役所に抗議に行っても裁判をしても、結局は国家権力には勝てない。
日本で私たち外国人は本当に住みにくいです。至る所に偏見や差別、ヘイトがあふれ、テレビやマスコミは朝鮮学校に対する理不尽な政策に触れない。そのくせに朝鮮や韓国に対する報道を楽しんでいる。私たちも日本社会の一員として、所得税、市・府民税、消費税等全ての税金を納めています。日本人と同じように、とは望みませんが、神聖なる教育の場での理不尽な差別だけはやめてほしい。国と国との解決できない問題に、未来ある子どもたちを巻き込まないでほしい。それが私の願いです。


国連・子どもの権利条約では、締約国はその管轄下にある児童に対し、人種、皮膚の色、言語、宗教、政治的意見、社会的出身、心身障害、出生または他の地位にかかわらず、いかなる差別もなしに児童の最善の利益を、権利を守らなければならないと定義しています。なのに私の子どもたちはこの国の大人たちに学ぶ権利を侵害されています。おかしな世の中です。

子どもたちの人権、教育権に関するこの問題に対しては、母親が黙ってしまえば負けだと思っています。これからも私は声をあげ続けます。みんなでおかしな世の中に声をあげましょう!



おやおや東京から韓さんが来られましたよ。









平石さんもアピールされます。

平石さん
 ずっと全港湾で働いてきました。朝鮮学校の人たちとは72年ごろに万景峰号が入港を拒否されたころからの付き合いです。古い話ですが大阪市港湾局が、万景峰号が入港するときにバースが拓いて空いていないと言って入れなかったのです。ところが、今はそういうことができませんが、大阪市港湾局職員がバースを全部チェックすると、空いてるではないかと入れるではないかということがあって、大阪市港湾局と全港湾が一緒になって、交渉を重ね、結果万景峰号が入港して、それ以来、大阪市職、南大阪の全国金属労働組合との付き合いが始まりました。私自身もその一員として様々な活動に、朝鮮学校にかかわり続け付き合っています。

 なかなか楽しいものです。公開授業、オータムフェスタがあったり、アプロハムケのメンバーとしてかかわっています。特に公開授業には驚きました。朝鮮学校の子どもたちは低学年からちゃんと両方の言葉を覚えているのです。小さい時は頭が柔軟で覚えることができるのだなと。韓国や中国、アジア行くのですが、結構バイリンガルに2か国語3か国語話している人が多くて、日本人が一番少ないのではないかと思っています。


 全港湾の労働者教育で教えられました。差別に反対、平等が大事だと。行動しなければ意味がないと。
 大阪府の職員の皆さん。あちこちに「差別をしてはいけない」と「人は平等だ」とか書いていますが、自らがやってるではないか。よくもそんなこと平気で言うな。ポスター撤去してください。自らきちんとやっていただきたい。
 






韓さんも早速アピールです。



東京からハンチョルスさん
 
日々府庁の仕事忙しいと思います。朝鮮学校のこと考える間もないかもしれません。でも保護者の気持ちからすると、一人ひとりかわいい子どもたちが、そして今回幼稚園の子どもたちが、また無償化から除外されるということが、本当に胸が痛いことだということを、府庁の職員の皆さんに共感してもらえたらと思います。人の親であるならばわかると思います。

国と国との関係、大阪を住みやすくするには差別はやめないといけない。心のきれいな子どもたちを育てていくにはこういうことをしてはいけないと心から思います。この状況がちょっとでもおかしいと思うなら、皆でいい子どもを育てるため、制度的差別をなくす。一人ひとりが何かおかしいのではないかと思ってくれることがまず第一かなと思います。

今お昼時間、ご飯を食べながらでも、ちょっとでもおかしいのではないかと、この国の在り方に疑問を持って、ちょっとずつこの世の中を変えていく、そのように動いていきたい。そのためにも私たちも闘い続けたいと思います。よろしくお願いします。



金哲也さんが又来られました。ご一緒に!




大村さんもマイクを持たれました。


大村さん
 先ほどから朝鮮学校に来てください、見てください、知ってくださいと言われています。私は旭区にある城北朝鮮初級学校を支える会をやっています。先週水曜日、支える会で16回目の給食づくりをしました。学期に1回しかやっておりません。この日は20人参加してくれました。その中に6人初参加の人がいました。

私の友人が「どこで作るの、家庭科室で作るの」と言っていました。元日本の学校に勤めていたので日本の学校を想像して言ったと思います。「家庭科室なんかないのよ。来て見たらわかるから一度来て見て」ということで来てもらいました。後で彼女は、本当にこの施設・設備、朝鮮学校の様子に驚くとともに、こういう風にしていることに日本人として考えないといけないと述べました。また子どもたちと接することで、給食づくりを通して初めて朝鮮学校に来た友人たちは、来て子どもたちに出会えて本当によかった。子どもたちが喜んでくれ、後で私たちの所へ来て、学年ごとにお礼を言って歌を歌ってくれました。子どもたちの素直なのびやかな姿、きらきらと輝く目を見て、参加者は本当にうれしい気持ちでしたが、このようなことをなぜしなければならないの。そして子どもたちや、オモニ・アボジたちにお礼を言われるなんて、そんなことほんと言ったらおかしいのと違うか。

朝鮮学校には家庭科室も図書室もないのよ、何にもないのよ。でも子どもたちの明るい笑顔と先生方の熱意と、アボジ・オモニたちの愛情がいっぱいある朝鮮学校見てほしい。そんな思いで始めたこの給食づくりですが、そういうことを通して朝鮮学校に出会うことで、今の理不尽な状況を知ってもらう機会になれたかな。そして私たち日本人はこの状況を少しでも良くなるように変えていかなければいけないという思いをした一日でした。



オモニ会の歌とシュプレヒコール
「声よ集まれ歌となれ」

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・行政が差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金を復活せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

















最後の歌は名テナー カンさんの温度で「勝利のその日まで」!

















駐輪場での申し送りです。




国際部長

 廊下で生野選出の角谷議員とお会いしました。廊下であいさつできるようになったのは府庁訪問行っていたおかげやなと思います。

 朝高のオモニ会の方二人と公明党の川岡先生に会ってきました。府議会で初めて、幼保無償化の公式な質問を、12月17日、本会議でされます。12月17日は傍聴することができます。質問時間は15時に考えておられるので2時半に控室に20人ぐらいまでだったら来てくれたら本会議議場に入れます。火曜行動の後、行かれる方は長崎さん・大村さんで取りまとめてください。







オモニ

 胸が飛び上るほどのうれしさと未来がぱあっと開かれた気持ちになりました。大阪変えなくてはいけないという熱意も感じられてうれしい時間でした。私も最後に一つだけ、この大阪が先駆けとなって、この問題を、差別のない国際社会になる大阪になってほしいという思いを込めてひとこと言わせてもらいました。

オモニ

 思っていた以上にいい人で、今日はタイミングよく、(以心伝心やな)ほんとによかった。

まとめて自分が代表として話して、国際都市・国際社会においてこんな状況は最悪な環境、大阪がみっともないことになっているとはっきり言ってくれていたので、率先してやってくれると思っていなかったのですごく良かったなと思うし、この関係をつなげていけたらいいなと思いました。

 歌声も聞こえていました。




梁さん親子での参加です。こんな日は涙が出るほどうれしいです。繋がれていることを感じます。







今日は少しだけだけど全したという実感がありました。来週も頑張ります。ね、あなたも共にね!

















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする