ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月30日、2年ぶりに箕面の滝に行って参りました。

2014-11-30 17:59:18 | お出かけ
11月30日、2年ぶりに箕面の滝に行って参りました。






  2年前の2012年12月9日に「箕面の滝」に行った時は紅葉がほとんど終わっていました。

  今日は11月30日なので、太陽の陽を浴びて紅葉がとても美しかったです。いろんな角度から写真を撮ってみました。

  時間のある方はご覧くださいね。























































































































































  滝の前で田さんご一家にお会いしました。







  滝に虹がかかっていました。







  田さんご一家


























































  野口英世の像象
















































  自分でもわかるほど一日中勝手に頬が緩んでいました。

  さぁ、来週も頑張るぞ!

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2014年11月29日、大阪朝高祝典2014-バトンー私たちが引き継ごう

2014-11-29 19:11:36 | イベント
2014年11月29日、大阪朝高祝典2014-バトンー私たちが引き継ごう




  雨が心配されましたが。どうにか止んでくれたようです。

  午前中から娘も出演する演奏会に行っていた私は、娘の出番が終わるとすぐに会場を抜け出し、高速を飛ばして貰って大阪朝高に向かいました。

  1時45分から演劇が始まることを聞いていたからです。

  到着したのは午後1時半、文化会館前は朝高生、中級生、保護者、同胞たちで大変賑わっておりました。

  あちこちから歓声が聞こえます。マイクを持って進行を担当していたのは奇しくも東中で最後に教えた朴君たちでした。(教員最後の年、この学年は一クラスだけ受け持ちました。)














生徒たちが準備した売店です。メニューも看板もお料理もすべて学生たちが準備します。何日も討論しながら準備しますが、その過程がきっと楽しいのでしょうね。主に3年生が売店を担当します。














 あちこちから聞こえる声はすべてウリマルでした。ギャグさえも!朝高でいかにウリマル運動に力を注いできたかを全身で感じました。

 他の演目すべて終わってからなので演劇の始まりが予定より少し遅くなりました。昨年、感動して涙が何回も出てしまったので期待してやってきました。



「演劇ー綴る そして 繋ぐー」


―パンフレットの中から―

つむぐ、つづく、つづる、つなぐ、つぐ、つくろう・・・
共通点は何だろう?
動詞・・・ 「つ」から始まる・・・

紡ぐ、続く、綴る、繋ぐ、継ぐ、繕う・・・
共通点は何だろう?
漢字の中にあるもの
それは「糸」

破れたものを縫うため
針に糸を通し
破れたものを縫うため
布に糸を通していく・・・

切れたものを繕うため
針に糸を通し
切れたものを繕うため
布に糸を通していく・・・

そして繋がっていく

破れるのは一瞬
切れるのは一瞬

その一瞬の
何倍もの時間をかけて
糸を通して 縫っていく
糸を通して 繕っていく

「糸通しい」ものが「いとおしい」ものへと変わる時
「糸通しい」ものが「愛おしい」ものへと変わる時

その一瞬は
破れないための一瞬
切れないための一瞬になるだろう




  脚本、演出は金奈美先生です。若い6人の先生方が力を合わせ創作された演劇です。

  
「場面Ⅰ-お爺さんの日記を踏んでしまった朝高生ー」















「場面2-電車の中 明日は試験ー」(糸川さんとの出会い)










「場面3-電車 帰る時間ー」








「場面4-おじいさんの日記 オバァさんとの出会い」












「場面5-駅のホームー糸川さんに会えるかなぁ?-」




「場面6-家 お爺さんの日記 知る怖さー」




「場面7-過去  回想シーン ハングルを習うー」











「場面8-日記 お爺さんの過去ー」  





「場面9-家 お爺さんの日記 知る喜びー」





「場面10-過去 ウリハッキョに送るー」




  回想シーン②アボジが幼かった頃、新潟のウリハッキョの寄宿舎に入れた日のこと















 涙を流しながら先生に幼い息子のことをお願いするアボジとオモニ。





  アボジ・オモニを探す幼いころのアボジの姿


 


「場面12ー電車 関心を持てばー」







「場面13-学校 破れてしまったお爺さんの日記帳ー」









 お爺さんが危篤だと知らせてくださる先生




「場面14-学校 繋がれた日記帳ー」

















「場面15-綴る そして 繋ぐ」





  :너무도 쉽게 여러 소리를 들을수 있는 세상입니다.(あまりにもたやすくいろんな声を聴くことができる世の中です。)

  :들어야 할 소리가 감추어지는 세상입니다.(聞かなければならない声が隠される世の中です。)

  :가위소리가 들립니까? (ハサミの音が聞こえますか?)

  :후대와 선대를 끊어놓자는 (後代と先代を切り裂こうとする

  :싹둑싹둑 가위소리가 들립니까? チョキンチョキン はさみの音が聞こえますか?)




  :너무도 쉽게 여러 모습을 볼수 있는 세상입니다.(あまりにもたやすくいろんな姿を見ることができる世の中です)

  :보아야 할 모습이 감추어지는 세상입니다.(見なければならない姿が隠される世の中です。)

  :칼날이 보입니까? (刃が見えますか?)

  :나와 민족을, 나와 조국을 끊어놓자는 (私と民族を、私と祖国を切り離させようとする

  :시퍼런 칼날이 보입니까? 真っ青な刃が見えますか?)




  :너무도 쉽게 여러것을 얻을수 있는 세상입니다.(あまりにもたやすくいろんなものを得ることができる世の中です。)

  :진짜 얻어야 할것이 감추어지는 세상입니다. (本当に得なければならないものが隠される世の中です。)

  :가슴에 씨앗은 묻혀있습니까? (胸に種は埋められていますか?)

  :굵은 뿌리 , 굵은 줄기가 될 씨앗이 (太い根っこ、太い幹になる種が

  :무럭무럭 자라고있습니까? (すくすく育っていますか?)




  :그러니 우리는 짓는다! (だから私たちは作る!)

  :선대들 똑같이 우리의 학교를! (先代たちと同じように私たちの学校を!)

  :우리는 짓는다!(私たちは作る!)

  :이기기 위해 단결의 무리를! (勝つために団結の群れを!)

  :우리는 짓는다!(私たちは作る!)

  :우리의 시를! 우리의 노래를! (私たちの詩を! 私たちの歌を!)

  

  :우리는 짓는다!(私たちは浮かべる!)

  :미래 그리며 (未来を描きながら

  :밝은 웃음을 짓는다! 明るい笑みを浮かべる!)





  :우리는 짓는다! 그리고 잇는다! (私たちは綴る! そして 繋ぐ!) 

  :선대들의 피눈물의 력사를! (先代たちの血と涙の歴史を!)

  :우리는 잇는다! (私たちは繋ぐ!)

  :가위로 끊기려 하는 대를! (ハサミで切られようとしている代を!)

  :우리는 잇는다! (私たちは繋ぐ!)

  :나와 너를, 너와 나를! 우리가 우리로 있을수 있게! (私と君を、君と私を!私たちが私たちらしくあるために!)



  :우리는 짓는다 그리고 잇는다!(私たちは綴る そして 繋ぐ!)

  :넋으로 짓는다! 넋을 잇는다! (魂で綴る! 魂を繋ぐ!)





大きな感動をくれた演劇が終わり出演者たちは一人、二人と去っていきました。拍手はいつまでも鳴り響いていました。

















  涙顔を見られないように外に出ました。丁度文化会館の入り口近くでオモニ会の方たちが後片付けをされていました。記念写真を撮ろうとすると、泣き過ぎた李さんが恥ずかしそうに逃げました。






  学校を背に地下鉄に乗るために一人吉田駅に向かいました。紅葉がとても美しい!

  朝高生たちが愛おしくて仕方がありません。

  生徒たちを立派なチョソンサラムに育てて下さっている先生方、オモニ・アボジ達に対する感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

  決して忘れてはならないもの、決して失ってはならないもの、それはいったいなんでしょうか?!

  あまりにも簡単に大事なものが捨てられ、記憶からも消されようとしています。


  綴らなければなりません。そして繋げなくてはなりません。心からそう思えた日でした。





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2学期からの孫弁当30~43

2014-11-27 22:30:11 | グルメ
 久々の孫弁当シリーズです。


11月4日(孫弁当30)





11月5日(孫弁当31)





11月6日(孫弁当32)





11月10日(孫弁当33)





11月11日(孫弁当34)





11月12日(孫弁当35)





11月13日(孫弁当36)





11月14日(孫弁当37)





11月17日(孫弁当38)





11月18日(孫弁当39)





11月19日(孫弁当40)






11月25日(孫弁当41)







11月26日(孫弁当42)





11月27日(孫弁当43)トータル164回目の孫弁当でした。







   11月はこれで終わりです。似たような弁当でごめんなさいね。又来月頑張ります。

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記念詩 「故郷―済州島を訪ねて」 もう3年が過ぎました。2014・11・27

2014-11-27 13:57:22 | 詩・コラム

  「朝鮮学校無償化除外反対のソウル朗読会」と故郷を訪ねて3年が経ちました。

  3年前の11月27日、朝鮮学校無償化除外反対アンソロジーの韓国版と、権海考さんのエッセーと朝鮮学校の子供たちの絵が収録された「私の心の中の朝鮮学校」が同時出版され、ソウルでの出版記念朗読会に詩人の河津聖恵さんと共に招待されました。







 私は「ふるさと」をウリマルで朗読し、河津さんは「ハッキョへの坂」を1連はウリマルでそのあとは日本語で朗読しました。





 権海考さんも挨拶に立たれ、この日初めてじかにお話をしました。





 そのあと二人でホ・ナムギ先生が1948年に書かれた「これが俺たちの学校だ」をバイリンガルで朗読しました。





 次の日11月28日の朝,河津さんは日本に帰り、私は故郷ー済州島を生まれて初めて訪ね、

 祖父が生まれ、父が生まれ、今は兄が一人住む故郷の家を初めて訪ねました。




 そして30年前に異国の地で亡くなり「死んでからでも故郷の地に埋めてくれ」と言い残された父の遺言を守り、

 長兄が埋葬してくれた小高い共同墓地を訪ね、初めて両親のお墓参りをいたしました。




 たった一日の故郷訪問でしたが感無量で、記念詩がすぐ出来上がりました。再掲いたします。


「記念詩」故郷―済州島を訪ねて


1.故郷の我が家

 
 
           
飛行機に身をまかせれば
2時間で辿り着く故郷の大地を
60数年の歳月をかけて
やっと 踏みしめた

この家で生まれた 祖父と父
長兄と甥たちが生まれ育った処
代々守ってくれた 西帰浦の
夢にも捜し求めた ふるさとの家

密柑畑に囲まれた故郷の我が家には 
門がなかった 鍵もなかった
いつでも帰っておいでと
両腕ひろげて待っていてくれた

庭先に足を踏み入れれば
たわわに 実った 密柑が
甘酢っぱい香りを漂わせ
うれしそうに 迎えてくれた

背中が曲がるほど はたらき続け
数知れず送り続けた 苗木や農機具
両親の深い思いやりと 長兄の汗と涙が
密柑畑に豊作をもたらしたのか

密柑をひと粒 噛みしめると
またたくまに広がる 蜜のような甘さ
生まれて初めて食べた我が家のみかん
なぜだか 胸がつまり 涙が溢れた

家族がいつも集い 笑い 泣き 助け合う
唯 それだけを夢見て生きた 父と母
その夢叶わず 異国の地で果てた悔しさ
ひとり佇む長兄はすでに70を越えたのに

張り裂けそうな痛みと 再会の喜びが交差し
涙でくしゃくしゃになった兄の手を取れば
真っ青な故郷の空は 暖かいまなざしで
私の胸を やさしく 溶かしてくれた


2.海の見える丘で

            
アボジ、オンニョが来ました 30年ぶりに
オモニ、あなたの娘ですよ 分かりますか?
愚かなこの娘の 参拝を受けてください

親不孝者と叱ってください
馬鹿者と罵ってください

でもこの娘は
あなた方の恥ずかしくない娘でいたくて
歯を食い縛り 今日やっと海を渡りました

アボジ、オモニ
西帰浦の海が見えます
水平線の彼方に漁船が浮かんでいます

必ず故郷の地に埋めてと願われた
あなた方の想い通りこの地に祭りました
海の見える 風致麗しき 共同墓地に

生前あれほど長兄に会いたがっていたのに
今は長兄を独り占めしているんですね
雑草取りやお酒も欠かさないそうですね

私、いつのまにか 孫が5人ですよ
定年のその日までがむしゃらに働きました
あなた方の前で 胸を張りたくて

友人たちが両親の墓参りに行くたび
なぜ私は行けないのかと嘆きもし
他人を羨んでばかりいました

でも やっと 安堵しました
子守唄のように聞いていた懐かしい故郷で
美しい海を見ていたら心が和みました

私たちの心配はもうしないで下さいね
やっとひとつに繋がりました 家族が
全ての憂いを忘れ安らかにお眠り下さい


3.鬼タンポポ
            

オモニのお墓で 雑草を刈っていたら
墓地のてっぺんに愛らしい花が咲いていた
黄色くて ちっちゃな 10cmほどの花

花の名前を尋ねてみたら
村の人が親切に教えてくれたっけ
外国から飛んできた鬼タンポポだそうな

風に運ばれてきたのか
雲に乗ってきたのか
あまにりにも愛らしくてじっと見つめた

ふるさと済州島は 何処を見ても絶景なのに
母のお墓がそんなに気に入り舞い降りたのか
鬼タンポポ 鬼タンポポ 愛しい花よ

椿に コスモス この地に花は多々咲けど
母と共に過ごしてくれた 優しい花
鬼タンポポ そおっと摘んで押し花にした

たとえ ふたたび この地を離れても
鬼タンポポと共に 故郷を胸に抱いて帰ろう
恋しい時 おまえを見つめ 母を思い出そう


4.古びた鍋ひとつ

           
故郷の家の いくつもの部屋を覗き
広々とした台所にも 入ってみたら
ガスコンロの上に ぽつんと鍋ひとつ

何十年使い続けた鍋だろうか
今はすっかり古くなってしまった鍋
蓋をそっと開けてみると
食べ残しの味噌汁が入っていた

この鍋で祖母は 兄のためおつゆを作り
畑仕事で荒れた手で兄嫁は 数十年の間
家族のため 食事の支度をした事だろう

長女は留学したアメリカで教授になり
教師になった息子はソウルに赴任し
記者になった末娘は釜山に行ってしまった
ひとり去りふたり去り 愛妻まで先立ち

また一人ぼっちになった長兄は
朝晩どんな気持ちで食事を作り
この鍋と共に月日を過ごしたのだろうか

広すぎる台所の ガスコンロの上に
寂しそうに置かれた 鍋ひとつ
食べ残しの味噌汁が入っていた


5.この冬に打ち勝てば
       

ふるさとの家の 屋上にあがり
周りを見渡せば
こじんまりとした村が眼下にひろがる

ゆったりと流れる静かなふるさとの時間
子供のように兄の腕にしがみつき
ただ座っているだけでもこみ上げる喜び

お酒が好きで 怒鳴ることが好きなのも
髪の薄いのまでアボジにあまりにも似て
ひそかに思った 血筋には逆らえないと

あの話この話に 花が咲き
何十年の空白が瞬時に埋め尽くされたとき
大きなかめを指差し兄が突然話してくれた

七歳の時 ハルモニと二人暮らしだった時
私が生まれた まさにその年の<4・3事件>
討伐隊が我が家にも襲ってきたそうだ

危機一髪の瞬間 大きなかめをスッポリかぶせ
兄を匿い助けた 機知に溢れたハルモニの話
初めて聞いたその話に 胸は どきどき

祖母の助けがなかったらこの世にいなかったと
豪快に笑う兄が なお 痛ましくて
おもわず涙をこぼしてしまった 馬鹿な私

どれほど 恐かっただろう 心細かっただろう
七歳で すでに 血の海を見てしまったなんて
長兄が歩んできた 波乱万丈な人生の1ページ

今日 去れば また いつ会えるだろうか
食事はどうするのだろう 洗濯はいつするの?
寒さは段々増すのに オンドルは誰が焚くの?

あの心配この心配で胸は痛むばかりなのに
何食わぬ顔で 兄は 妹を笑わせようと
笑い話を懸命にしつづける

木枯らし舞う この冬を打ち勝てば
私たち またきっと 会えるよね?
暖かい新春を一緒に迎えねばね 兄さん!

  2011年11月末日


「기념시」 고향-제주도를 찾아서

           

1.나의 고향집 

           

비행기에 몸을 맡기면 
두시간이면 가닿을 고향땅을
예순해를 넘겨서야
간신히 밟았구나 

여기서 태여나신 할아버지와 아버지
큰오빠와 조카들이 나서자란 곳
대대로 지켜온 서귀포의 
꿈결에도 찾던 나의 고향집

밀감밭에 둘러싸인 내 고향집엔 
대문이 없었어라 쇠도 없었어라
그 언제건 돌아오라고
량팔 벌려 기다려준 정다운 집

앞마당에 들어서니
무르익은 밀감이 나무마다 주렁주렁
달콤세큼한 향기 날리며
어서 오라 반기며 맞아주는듯

등뼈가 휘도록 일하여 번 돈으로
수십번을 보내신 모나무며 농기구들 
부모님의 정성과 큰오빠의 피땀이 
밀감풍년 이루어 우릴 맞아주었구나

한쪼각 입에 넣어 씹어보았더니
삽시에 입안에 퍼지는 달달한 맛
난생처음 먹어본 고향집의 감귤맛에
코허리가 찡하여 목이 메였네

이 집에서 식구가 오순도순 모여 살 
그날만을 꿈꾸다 운명하신 우리 아버지 
반백년이 지나도록 풀수 없던 그 소원 
어이하여 우린 갈라져 살아야만 했던가

터질듯한 아픔과 상봉의 기쁨으로
눈물 젖은 큰오빠의 손 덥석 잡으니
파아란 고향하늘은 푸근한 빛 뿌리며
내 가슴 후련히 녹여주는구나


2.바다가 보이는 언덕에서
               

아버지,옥녀가 왔어요 서른해만에
어머니,저예요 알아보시겠나요?
못난 이 딸의 큰절을 받아주세요

불효자식이라 욕해주세요
못된 딸이라 꾸짖어주세요

그래도 이 딸은 
부모님의 부끄럽지 않은 딸이고싶어
이를 악물고 오늘에야 왔습니다

아버지,어머니
서귀포 앞바다가 보이네요
수평선 저멀리 고기배가 서서히 가네요

죽어서도 고향땅에 묻어달라 당부하신
부모님의 소원대로 여기에 모셨대요
바다가 보이는 풍치좋은 공동묘지에

생전에 그토록 큰오빠를 찾으시더니
돌아간 후에야 큰오빠를 독점하셨네요
꼭꼭 벌초도 하고 술도 올린다지요

저는요 어느새 손자가 다섯이예요
정년의 그날까지 열심히 일했어요
부모님앞에 가슴펴고 서고싶어

남들이 부모님의 묘지 찾을 때면
내 신세가 왜 이 꼴이냐고 
한탄도 하고 남들 부러워만 했어요

하지만 이젠 마음이 푹 놓입니다
이야기로만 듣던 그리운 고장에서
고향바다 바라보니 속이 시원하네요

아버지,어머니 저희 걱정은 마세요
이제는 하나로 이어진 우리 식구
만시름 놓으시고 편히 잠드십시오


3.개민들레꽃
          

어머님 산소를 벌초하더니 
봉분우에 애기꽃 피여있었네
새노랗고 어여쁜 서너치 잡초

꽃이름이 뭐냐고 물어봤더니
마을사람 다정하게 말해주었지 
외국에서 들어온 개민들레꽃이래요

바람타고 날아왔나
구름타고 날아왔나
너무너무 이뻐서 뚫어지게 봤지요

내 고향 제주도 어딜 보나 절경인데 
엄마의 봉분이 그리 좋아 여기 왔나
개민들레 개민들레 고마운 꽃이여

동백이며 코스모스 피는 꽃도 많지만
울 엄마 섭섭찮게 함께 해준 개민들레
조심조심 따고서 책갈피에 끼웠네

내 비록 또다시 이 땅을 떠나지만
개민들레 너와 함께 고향땅 안고 가리
그리울 땐 널 보며 엄마모습 떠올리리
      

4.헐어진 남비 하나
       

고향집 여기저기 들여다보다 
널찍한 부엌에도 들어갔더니
가스콘로우에 남비 하나 놓여있었네

몇십년을 쓰고쓴 남비일가
이제는 다 헐어진 남비 하나
뚜껑을 살짝 열어보았더니
먹다남은 된장국이 들어있었지

이 남비로 할머니가 국을 끓이셨고
식구 위해 큰올캐는 거친 손으로 
몇십년을 국 끓이고 반찬 장만했겠지 

큰딸은 미국에서 교수가 되고
아들은 서울에서 교편 잡고
기자 된 막내는 부산으로 갔으니
하나 가고 둘 가고 올캐마저 영영 떠나 

홀로 된 큰오빠는 이 부엌에서
아침저녁 어떤 심정으로 밥을 짓고
이 남비와 함께 날과 달을 보내였을가

넓은 부엌의 가스콘로우에 
쓸쓸하게 놓인 헐어진 남비 하나
먹다 남은 된장국이 들어있었네


5.겨울을 이겨내면
          

고향집 옥상에 올라 
사방을 둘러다보니
오붓한 마을이 한눈에 안겨오네

천천히 흐르는 고요한 고향시간
어린애마냥 큰오빠의 팔에 매달려 
그저 앉아있기만 해도 기쁘기만 하네 

술 좋아하는것도 큰소리 좋아하는것도
머리숱 적은것마저 아버지를 하도 닮아
은근히 생각했네 피줄은 속일수 없다고 

이 이야기 저 이야기에 꽃이 피니
몇십년의 공백이 삽시에 매워지는데
큰 항아리 가리키며 돌연히 하는 말

오빠가 일곱살적 할머니와 둘이 살 때
내가 태여난 바로 그 해의 <4.3사건>
토벌대놈들 우리 집에도 쳐들어왔다는데

위기일발의 순간 큰 항아리로 푹 덮어
오빠를 숨겨 살리신 기지에 찬 할머님
그 이야기 처음 들으니 가슴이 섬찍했네

할머니가 아니였으면 이 세상에 없다고
호탕하게 웃는 오빠가 더 가엾어서
그만 눈물 떨구고만 이 못난 동생 

얼마나 겁이 났을가 얼마나 두려웠을가
일곱살 어린 나이에 피바다를 보았다니 
오빠가 걸어온 파란만장한 인생의 1페지

이제 떠나면 또 언제 만나게 될지
밥은 어떻게 해먹고 빨래는 언제 하려나
점점 추워질텐데 온돌은 누가 피우나

이 걱정 저 걱정에 가슴 쓰린데
태연한 큰오빠는 오히려 날 웃기려
우스개소리 찾으며 하고 또 하네 

칼바람 부는 이 겨울을 이겨내면 
우리 다시 꼭 만나게 될거죠?
화창한 새봄을 함께 맞아야지요 오빠!



        끝



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11月25日、126回目、雨の中の「火曜日行動」です。

2014-11-25 14:46:01 | 火曜日
11月25日、126回目、雨の中の「火曜日行動」です。



  天気予報の通り朝から雨が降っていました。今朝9時ごろ、保育園からの帰り道に豪雨のような雨が降ってきたので、今日の火曜行動はいったいどうなるだろうかと心配しましたが、お昼頃には小降りになってきたのでほっとしました。

  11時15分、今日も歩いて府庁前に向かいました。背中のリュックにはCDプレイヤーと大阪第4初級低学年の児童たちが録音してくれたCDが入っています。












  府庁正面玄関が見えました。




  雨が降っても「火曜バンド」の皆さんは楽器が濡れないように工夫しながら、全力を尽くしてくださいました。



















  今日のリーダーは大村さんです。大きくて力強い声で、大村さんは11月22日に東大阪市民会館で行われた「第10回大阪朝鮮学生芸術祭」がどんなに素晴らしかったか、どんなに元気をくれたかを語ってくださいました。













  横道さんの旦那様も雨の中駆けつけてくださいました。ご夫婦で、ご家族で参加される方々が、日に日に増えています。







  雨が降ろうが槍が降ろうが「火曜バンド」が奏でる歌が聞こえない日はありません。












  チュニャンさんのオンマも駆けつけてくれました。中級部と高級部にお子さんを送っていらっしゃいます。












  体調の良くない伊藤さんもカッパを着てまで参加してくださいました。





  大阪朝高の校長先生は今週も来られていました。




  力強いマイクアピールが続きました。北大阪の校長先生は当校の学生が最近作文コンクールで最優秀賞に選ばれたこと嬉しそうに話してくださいました。素晴らしい!このコンクールは法務省が主催している作文コンクールだそうですよ。本当に誇らしいですね。












   共同通信社からも取材に来られていました。













   キャンディおばさんことチョ・グッスンさんが、今日もみんなに元気になってもらおうと愛のキャンディを配達されていました。






















  私は今日、大阪第4初級低学年の皆さんが、火曜行動に参加されている皆様に対する感謝と、「頑張って下さい」というメッセージを込めて歌ってくれた3曲の歌を府庁前でCDで流させていただきました。


  1曲目は「君はきっとできるよと言ってくださいね」


  2曲目は日本の歌で「明日を見つめて」

  
  3曲目は「ウリハッキョは私たちの故郷だ」


  元気いっぱいで、汚れを知らない児童たちの歌声は行動参加者たちには希望の歌となり、府庁前の道行く人々の胸をきっと揺さぶってくれたと思います。


  先生にお聞きしたところ、歌を録音して「火曜行動」の皆さんに送ろうとて提案したのは児童たちだったようです。曲目も児童たちが決めたようですよ。3曲どの歌も今の「行動」参加者には勇気と希望を与えてくれた歌だったようです。

  参加者の皆さんからは「元気をもらった!」、「涙が出た!」等々いろんなお言葉を頂きました。


 第4の子供たち!私たちはこれからも頑張るよ!






  
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