ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月26日、336回目の「火曜日行動」です。

2019-03-26 09:42:11 | 火曜日
小春日和です。もう完全に春だと言っても良いでしょう。

今日は生野地域からの参加者が多い日です。











今日のレポーターはハルモニ会の横道昭子さんです。





写真撮影は松尾和子さんです、今日もよろしくお願いいたします。


今日は長崎さんは出張、大村さんは電車のトラブルでやむなく遅くなると連絡があり、ニョニョが火曜行動の始まりを告げ、陶山さんからアピールをお願いしました。

☆ニョニョ

今日は336回目の火曜行動です。
2012年4月から始めた火曜行動はもう336回にもなりました。
こんなに続けなければならないとは、なんと情けないことでしょう。

私には6人の孫がいます。高級、中級、初級そして幼稚園、みんな朝鮮学校に通っています。孫たちの母親は朝から頑張って働き、家でも仕事を持ち帰り頑張っている時もよくあります。そんな様子を見る度に心が痛みます。

当然受けられるべき高校無償化から除外されて10年目になり、大阪府・大阪市の補助金が停止されて7年目に入っています。

今日は生野地域のオモニのみなさんが参加しておられます。
みんなで力を合わせて、アピールしていきましょう。







陶山さんのアピールです。

☆陶山さん

府庁で働くみなさん! 私たちは毎週火曜日訴え続けています。
私達の訴えに心が痛んでいる方も、おられるのではないでしょうか。

先日、映画「ウリハッキョ」の上映会がありました。
韓国の監督さんが、日本にこんな学校があるのを知らなかった。ぜひ映画を撮りたいと3年間取材され2005年に完成した映画です。

北海道には朝鮮学校が一校しかありません。初級、中級、高級と皆寄宿舎生活をしています。子ども達の絆が強くなっていき、民族の誇りを育んでいく様子がよくわかりました。
先生方の苦労もよくわかりました。
広い北海道ですから、先生方は夏休みにやっと、車を走らせて両親の元へ家庭訪問できるのです。

その時のオモニの言葉が胸に迫りました。
小さな子どもさんが夏休みで帰って来た時、学校でトイレに行きたかったけど、うまく言えず漏らしてしまったと話すのを聞いて、悲しくて行かせるのを止めようか、と思った時もありました。でも、民族性を育てるために、私も頑張って子どもと一緒に成長していきたい。とそのオモニは語っておられました。

どこの国で生まれても、どこにいても、幸せになる権利があります。
そのことを子ども達に保障していくのが、行政の仕事ではないでしょうか。
子ども達が安心して学べる環境をつくるのが行政の役割ではないでしょうか。













火曜バンド元気いっぱいです❣️












生野地域のオモニたち❣️





平田さん久々のアピールです。

☆平田さん

府庁で働いておられる皆さん こんにちは。

私はここに立って7年目になります。
先週の火曜行動には北大阪朝鮮学校の子どもたちが、雨の中参加してくれました。

そして、次々アピールしてくれました。
日本社会の中で投げかけられる心ない言葉。
でも、ちょっとした優しい言葉を受け止める優しい感受性を持った子どもたち。
子ども達の本当の声、心の叫びを聞いた思いになりました。

これは大人の問題として、日本社会の問題としてとらえ、私たち大人が責任を果たさなければならないと思います。
子ども達の声が訴えていることを重く受け止め、私たち大人が変えていきましょう。















イケメン三銃士けんざいです。マドンナは田中直子さん。









先週来てくれた北大阪の生徒たちのトークリーレを紹介してくださいました。





オモニたちどんどん増えています。












今日は若者がいつもより多いので元気が出ますねぇ^_^





歌舞団の秦さんも笑顔です。






生野の朴委員長アピールです。


☆朴ヨンチさん

今日は大阪城公園の中を通ってきましたが、そろそろ桜の季節ですね。
そして入学式の季節です。
「高校無償化」から排除されて10年、補助金が不支給になって7年目に入ります。
子ども達の入学式の姿を思いうかべます。その時の高校生はもう社会人になり、色んな分野で頑張っています。

大阪には朝鮮学校が10校あります。入学式を迎える度、子ども達は、親はちゃんと税金を納めているのに、なんでこんな冷たい仕打ちをされるのか、と思っています。

今日のビラには朝鮮学校差別に対し、国連から5度目の是正勧告が出されたことを書いております。
日本の文科省は「高校無償化」の法令を恣意的に変更して、朝鮮学校を申請すら出来ない状態に追い込んでいます。
今年2月、国連子どもの権利委員会は、この恣意的に変更した適用基準を見直す様、勧告しています。ほかの外国人学校と同じようにしなさいと勧告しています。

2010年からこれまで5回国連勧告がなされていますが、日本政府は国連の勧告に拘束力はない。従う必要はない。と軽く扱ってきました。

「私立学校法」では私立学校が独自の教育をすることを認めています。しかし裁判では「私立学校法」についての言及がありません。そこに言及すると朝鮮学校を認めなければならない。朝鮮総連との関係をいいますが、キリスト教系の学校、仏教系の学校などそれぞれ独自の教育を行っており、それぞれ関係する団体がありますが、そこに介入するのは教育への不当介入になります。

大阪府・大阪市は20年続いてきた補助金を2012年突然止めてしまいました。
始めに言いましたように、子ども達は夢をもって入学して来ます。
教育に政治を持ち込まず、どの国の何びととか関係なく、同じ大阪府・大阪市に暮らす子どもとして子ども達の幸せを考えたらどうでしょうか。
それこそが共生社会を生み出すことだと思います。









子どもたちが春休みだからとオンマたちと来てくれました。保護者の許可を受けてアップしています^_^





火曜バンド勢ぞろいです。











笑顔良しの田中ひろみさん❣️






お花より綺麗よ,申リョンスルさん❣️




















朝鮮大学を卒業したばかりの梁さん❣️頑張ってね。













大村さん到着です❣️


☆大村さん

火曜行動に今着きました。
人身事故があり、乗っていた電車が遅れました。
人身事故で推して知るべきですが、日本は生き辛い社会です。
政治家は景気が良くなったと言っていますが、生き辛さを抱えている人が多いです。

3月24日の「モア フェスタ」には、子ども達の未来に向かって頑張ろう!と400人が会場いっぱいに集まりました。
和歌山朝鮮学校のオモニたちが16人も駆け付けて下さって、力強いチャンゴを聴かせてくれました。

先に報告がありました「ウリハッキョ」という映画の中に、修学旅行で祖国を訪問する場面がありました。
同じ民族の子ども達として暖かく迎えられ、自分の祖国で朝鮮人としてアイデンティティーを確認した就学旅行でした。

しかし、―今は日本の制裁で船は入ってきませんが、当時は船でした―。万景峰号で日本の港に着くと、上陸を阻止しようとする横断幕と帰れコールをあびせられるシーンがありました。神戸朝高の修学旅行でも税関でお土産が没収される事態もありました。


どうして日本はこうもヘイトスピーチやヘイトクライムが多いのか。
年金機構で働く国家公務員が平気でヘイトスピーチをツイートする。これらは上からの差別であり、それが拡散されて行きます。
在日の人が生き辛い社会は日本人にとっても生き辛い社会です。


























統國寺からも駆けつけてくれました。













黙々と聞き取りを続けてくださる横道さん❣️





おお!ここにも若者が❣️









第4初級の李オモニ会長、切々と訴えます。

☆第四初級ハッキョのオモニ

私の娘は初級を卒業し、東大阪中級学校に行くことになりました。
裁判に負けて、不安にかられる毎日でしたが、3月24日モア・フェスタで大勢の父母のみなさん、同胞のみなさん、日本人のみなさんに会うことが出来て、フェスタのサブタイトル
「子どもたちの学ぶ権利を求めて新たなステージへ!」を実感し、勇気が出ました。
私たちは諦めることはできません。

今日も子ども達が来ていますが、子ども達の明るい顔を見てください。
自分達の周りには守ってくれる大人がいると信じています。
子ども達は日朝友好の架け橋になると信じています。
子ども達の期待を裏切らないでください。






生野地域のオモニたち、集合です。






高久美さんのご両親、今日も来られました。









子どもたちも一緒に❣️








みんなで「声よ集まれ 歌となれ」を合唱します。





シュプレヒコールもみんな一緒です。

☆オモニの歌とシュプレヒコール

歌「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に授業料無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ




☆大村さん

2010年に城北朝鮮学校を支える会の通信に投稿して下さった、あるオモニの文の一部を紹介したいと思います。

『私達家族は、枚方に住んでいます。子供達が通う城北朝鮮初級学校は遠く離れた森小路にあります。息子3人中2人は電車通学。末っ子はバスで通っています。毎朝6時50分に家を出るため、冬場は太陽より早く起き、日の出より早く家を出ます』

『そんなある日、次男が(当時1年生)「近所の日本学校に行きたい!!」と、宿題をしながら泣いていました。「遅く帰ってきて、宿題するのはしんどい!みんなは、もう終わってテレビ見てる!」と・・・
さすがに心が痛みました。泣いている息子をギュッとだっこして、明るく「がんばろう!」・・・いつもそれしか言えませんでした』

そんな息子さん達もやがて、なんでわざわざ遠い朝鮮学校に通わせていると思う?と聞くと、「チョソンサラムやからやん」と当たり前のように言ってくれたそうです。

今は上の息子さんは高校を卒業し、次男さんは専門学校に行っておられます。
「あまり喋らない息子が、おれウリハッキョに行ってて良かったわ。通わせてくれてありがとう。と言ってくれました」とオモニが話してくださいました。
私はオモニの話に感動しましたし、朝鮮学校の素晴らしさを改めて感じました。














若者代表今日もアピールします。

☆申さん

人生で初めて韓国に行き、日本大使館前の水曜行動に参加してきました。
私は韓国籍ではないので、これまでパスポートが下りませんでした。
文大統領になって、やっと私の先祖の国に行くことができました。

私が何故韓国籍に変えないか。
それは生き難い日本社会と闘っていく、小さな闘争心があるからです。

韓国の水曜デモでは、慰安婦のことばかりかと思っていましたが、朝鮮学校のこともたくさん話してくださいました。テレビでも朝鮮学校のことが紹介されていました。
韓国に朝鮮学校のことを知って、応援してくださる方々がたくさんおられるに、泣きました。

韓国では「平和ナビ」や「希望ナビ」など若い人がたくさん活躍しています。
水曜行動に参加できない地方の若者は大学の中で闘っています。
韓国の若者の活動を引きついで、日本で闘っていきたいと思います。

私は専門学校で教える立場にいますが、ある学生が「先生、私は高山と言っていますが、本名は〇〇で、在日コリアンなんです」と言ってきました。
本名で生きることが出来ない。これは民族性を「殺し」にかかっていることなんだと思いました。

闘うということは多くの人に広めていくことだと思います。
ここを歩いていく人、役所で働いているみなさんにアピールして、広めていく闘いができます。頑張ります。







秦さんも間に合いました。















最後の歌は「勝利なその日まで」❣️

☆大村さん
私達は最後まで諦めません。心を込めて元気にうたいましょう!



















子どもたちも頑張りました。強い風のなか❣️









いつものように駐輪場で集合し申し送りです。





















今週の土曜日30日、午後7時より東成区民センター6階小ホールにて「春のウリノレ音楽会ー共にコンサート」です。

このコンサートはハルモニ会、高麗長寿会、文芸同大阪支部が後援しています。収益の一部はホンギルトン基金になります^_^


皆さん是非お越しください。当日券、少しですが準備いたしました。


来週も力を合わせて頑張ります。




春ですよ❣️

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3月19日、335回目の「火曜日行動」です。

2019-03-19 13:43:34 | 火曜日
雨が降っています。
早い時間から皆さん三々五々集まってくださっています。




今日は北大阪の中級生と初級部の生徒たちがこんな素敵なプレゼントを持って府庁前に来てくれました。








今日の写真は松尾さん、





レポーターはハルモニ会の平田さんです。今日もよろしくお願いいたします。







今日のリーダーは無償化連絡会の大村和子さんです。大村さんの第一声が始まりました。

⁂大村さん

今日は335回目になります。

2010年、朝鮮学校だけが高校無償化から除外されました。その時に大阪にある交戦学校10校に対し、大阪府・市は今までにない条件をつけ不支給を決定しました。本当に理不尽なことだと思います。

3月の終わりなので年度の終りになります。年度中、色々なことがありました。

9月には大型台風の被害を受けました。朝鮮学校はどこも大きな被害を受けました。ガラスは日本の学校のように割れにくいものでないため、ほとんどの学校でガラス窓が破損しました。中でも酷かったのは城北朝鮮学校でした。2階の屋根が吹っ飛びました。床は水で溢れ、1階の床まで水浸しになりました。日本の学校ならばすぐに自治体が修理に取り掛かります。朝鮮学校は自分達の力で、保護者や地域同胞の力、カンパでやっとその部分の修理をした状態です。

私達は城北朝鮮学校を支える会を作っていて、200人ほどが参加しています。

3月13日には給食作りを行いました。朝鮮学校には給食がありません。私達は数年前から学期に1回、給食を作り始めました。13日には18人が参加してくれました。初めて訪れた人も2人いました。2人は子ども達の姿を見て、次も参加したいと言っていました。養護教員をしていたと言う人は、子ども達の安全にかかわる保健室がないなど設備を気にして、何とかしなければという感想を持って帰りました。

そういうことを聞くと、“それなら日本の学校に行けばいい”と言う人もいます。

朝鮮人としてのアイデンティティをもって学び・育つことが出来ない状況が日本の学校にはあるのです。その為に民族教育があり続いているのだと思います。

3月17日には、各朝鮮学校で卒業式が行われたようです。私は城北の卒業式に出席させてもらいました。校長先生や子ども達の様子をみていて、朝鮮学校をなくしてはいけないと、そんな思いを強くしました。

参加していたハルモニに“お孫さん、立派に育たれましたね”というと、“ハッキョが育てたんですよ、この子を”と言われました。この一言に、ハッキョが語られていると思います。


朝鮮学校の問題を通して、日本と朝鮮の問題、歴史を見ることができます。

3月24日、チラシの裏面にある「モアフェスタ2019」を行います。この機会にぜひ訪れてみてください。歌、舞踊など色々とあります。楽しいですよ。























北大阪の生徒たち、カッパも着て流石です。







アコーディオンが故障したそうですが、タンバリンで頑張る古賀さんたち。




オンマと一緒に❣️







歌舞団はいつも同胞とともに❣️







李先生❣️













不動のポーズです、長崎さん❣️

















どこのイケメンかと思ったら 高さん❣️





カンヒョンさんのアピールです。


⁂カンヒョンさん。

今日はあいにくの雨ですが、私達は火曜行動を行っています。振り返れば、暑い日も、寒い日も、雨の日も、雪の日もこのように訴えてきました。

雨でチラシを取りにくいですが、ぜひ手に取ってみてください。大村さんも言われていたように、何と国連がこの度5回目の勧告を出しています。

オリンピック、万博、ラグビーワールドカップなど国際的催しが行われる予定になっています。世界から多くの人が来られるでしょう。私も大阪生まれです。府民として市民として、大阪の良いところを知って欲しいと思っています。


色々な国からお客さんがやってくる。大きなイベントに参加し日本・大阪がかかえている問題を知らずに帰ってしまうのではないか、これをきっかけにそのことも知って考えてほしい。


日本で、この大阪で生まれ育っている子ども達を差別し続けて今日に至っている、このような人間の本質に関わる問題を抱えていることです。


5回も是正勧告を受けているにもかかわらず、法的拘束力がないからと無視する。心がないのではないか、良心がないのではないか、本質を捉えようとする目がないのではと思えてしまいます。


ここには子を持つ親御さんも居られるとおもいます。子ども達がすくすく育ってほしいと言う気持ちは、朝鮮人も日本人も変わりない同じものです。そのような立場で、なぜ朝鮮学校の子ども達が、今日、雨の降る中ここに立っているのか見届けて頂きたい。それを訴え、よろしくお願いします。







雨の中頑張る火曜バンドの皆さん❣️





大村さん
北大阪初中級学校の生徒さんが来られ、お話をしてくれます。



生徒たちのリレートーク始まりました。


⁂生徒さん

今、同胞達や日本の方々が、権利獲得のためたたかってくださっています。その姿を見て、私達もたたかわないといけないと思いました。
今、電車の中で教科書、そして朝鮮の名前が書かれたカバンを開けるのもこわいです。電車の中で、どうどうと開き、朝鮮人だと胸を張って生きれる社会になってほしいです。
補助金は、私達朝鮮人が朝鮮学校に通うためには必要だと思います。どうか補助金を出してください、お願いします。

⁂生徒さん

私たちは今、1時間半をかけて住之江から北大阪の朝鮮学校に通っています。

学校の最寄駅である<瑞光四丁目>駅から、学校まで10分ぐらいなのですが、その間に、近くの小学校の見守り隊の方に会います。日本学校の見守り隊なので、私たちには あいさつをしてくださらないと思っていたのですが、初めて会った時でも大きな声で あいさつをしてくださる方がいらっしゃいました。私は あいさつをかわしてくださったのが、ほんとうにうれしく思いました。


ところが、ある日、日本学校の生徒が私達に<朝鮮人やー>と、笑いながらこっちを見て、私達を ばかにしてきたことが何度かありました。


私は、ほんとうに腹が立ち、怒りと悔しさがこみあげてきました。その時から、日本の方を見ると、嫌な気持になり、会うのがこわくなっていました。


それを見ていた見守り隊のおじさんが 声をかけてくださいました。

<大丈夫だよ。気にしなくていいんだよ>と。この一言がどんなに ありがたかったことでしょうか。その時から、気持ちが楽になり 日本人にたいする見方が変わっていきました。それと朝鮮学校に通う私たちを 温かく見守ってくださり、また支えてくださる人たちが たくさんいるんだということもわかってきました。おじさんが あの一言をかけてくださらなかったら、私は今頃心の戸を閉ざしたままだったと思います。

だから みなさんも私たちにたいする見方を、一度でいいから 変えてみてください。どうかお願いです。私たちにたいする差別をなくしてください。私たちに学ぶ権利をあたえてください。

⁂生徒2名

どうか お願いです。私たちに対する差別をなくしてください。私たちに学ぶ権利をあたえてください。

*生徒


私たちは 北大阪朝鮮初級学校に通う学生です。

私たちは 小学1年生から朝鮮学校に通っています。私たちが住んでいるのは、大阪市より北にある箕面市というところです。学校に行くのは、往復 約2時間以上かかります。家の近くには 数分で行ける学校が多くあります。ですが

私たちは 毎日 電車で朝鮮学校に通っています。じゃあ なぜ、近くに日本学校があるのにもかかわらず、遠くの朝鮮学校に通うのかと、たくさんの方が言います。それは 朝鮮人として あたりまえに 知らなくてはいけない朝鮮語や朝鮮の歴史、朝鮮の地理など習うためです。

日本人が、日本語や日本の歴史、日本の地理などを学ぶのと同じです。朝鮮人が朝鮮語を習うのは、あたりまえのことです。ですが、そんな あたりまえのことが許されていないのです。

朝鮮学校の近くに住んでいても、学校のお金が高くて、通えない学生も大勢います。そういった学生たちは、じぶんの民族の言葉を学べないのでしょうか。

それはおかしいとおもいます。

*生徒


ぼくたちの両親は どちらも朝鮮人ですが、どちらも日本の学校に通っていました。アッパ、オンマは、キン、チョンという朝鮮名で生きてきました。そうすると、私たち在日のことを よく知らない人たちが 知らないのにもかかわらず、<朝鮮人>ということだけで 差別したりするのです。

アッパ、オンマはどちらも、そうやって生きてきたからこそ 私たちを朝鮮学校にいれてくれたのです。ですが、朝鮮学校に通っていて、日々の差別はありませんが、補助金がでていなかったり、高校無償化がてきようされていない といった差別をうけています。


そのため 親のふたんも すごく大きいのです。親のふたんを軽減するためにも、私たちに学ぶ権利をください。

*生徒

私たち在日朝鮮学生は日本学生と何が違うのでしょうか。日本人と同じく、日本で暮らし、税金を払い、学校でも日本語も日本歴史も学んでいる学生です。

国籍が朝鮮、韓国というだけで、民族が朝鮮民族で、自分の民族の言葉、自分の民族の歴史を学んでいるというだけで、何故そんなに差別を受けなければならないのでしょうか。何故 自分の民族を学ぶ行為を否定されなければならないのでしょうか。

私は朝鮮人として生まれたことを誇りに思っているし、自分が通っている朝鮮学校が大好きです。ですが、中には朝鮮人というだけでイジメを受け、心に傷を負っている人もいますし、一歩 学校の外に出ると、自分が朝鮮人であると堂々と言えないのが現実です。

そんな 自分の民族を恥じなければならない社会を、差別のある社会をつくっているのは日本政府、日本の政治にたずさわっている人なのではないでしょうか。そんな差別がある日本社会を差別のない日本社会に変えてください。

私たちは朝鮮学校の差別をなくすことが、差別のない日本社会をつくる第一歩だと思います。なので、高校無償化、補助金を朝鮮学校だけを差別せず、適用してください。




















大村さんが子どもたちのアピールに胸を痛め涙されます。それを見ている生徒たちもどんな気持ちだったでしょう。











香代さんもマイクを持ちます。

*オモニ

コマスミダ・・・・・。
これからも諦めず勝つまで頑張りましょう。











韓国から来られた神父さんがアピールされます。

*韓国の方  通訳はオモニ

涙が出て、何を話せばいいかわからないまま、涙がでます。私は中国で朝鮮の民族教育にたずさわっていましたが追放されました。
日本で住む在日の方にも、こんなひどい圧迫があるということに心が痛みます。


みなさん、日本は文明国です。皆さんがこのような闘いを続けて行くと必ず勝利があると思います。韓国では、日本にある朝鮮学校がちゃんと運営されていると聞いていました。ですが、このような涙ぐましい光景を見てとても胸が痛みます。百折不屈、最後まで負けずに闘ってくれることを信じています。






李さんが通訳してくださっています。









辻さん❣️















*オモニたちの歌とシュプレヒコールです。

諦めないと言う思いを込めて、歌 


歌はもちろん「声よ集まれ 歌となれ」金曜行動の歌です。











最後の歌はカンヒョンさんの音頭で「勝利のその日まで」❣️


















駐輪場での申し送りです。韓国から来られた神父さんについて紹介してくださるのはKCC会館の方





北大阪ブロックの皆さん❣️













北大阪の生徒たちが心を込めたプレゼントを持ってきてくれました。コマッスムニダ❣️







帰り道、大阪城公園入り口に着いてみると早咲きの花が満開でした。桜ではないのですよ、ベニバスモモと言います。

今朝個人的に悲しいことがあり力が入りませんでした。来週は頑張ります。





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2019年3月12日、334回目の「火曜日行動」です。

2019-03-12 20:12:44 | 火曜日
朝から小雨がぱらついたり不安定な天候が続いています。

今日は城北ハッキョをささえる会の代表だった大村淳さんの一周忌です。









最後の最後までウリハッキョの子どもたちを案じて下さった淳さんの姿が目に浮かびます。







追悼詩
   忘れない あなたの眼差しを


               ニョニョ


知りませんでした 淳さん
あなたがどこで生まれどこで育ったのか

知りませんでした 本当に
あなたの好きな食べ物、趣味が何なのかさえ

でも 淳さん これだけは知っています

あなたがどんなに温かい眼差しで
ウリハッキョの子どもたちを見ていたのかを

あなたがどんなにつらい想いで
自分の国の負の歴史を見つめていたのかを

なぜ朝鮮学校を支援するのですか?
聞かれるたび あなたはこう答えましたね
日本が良い国になることを願っているからと

知らないから差別をするのです
朝鮮学校に来てありのままを見て下さいと
いつも力強くアピールされていた 淳さん

この暗闇のような社会で
キラキラ輝くウリハッキョの子どもたちは
日本社会の宝物だと仰っていた 淳さん

ウリハッキョの子どもたちにも給食をと
メニューを考え買い出しまでされましたね
美味しそうに食べている子どもたちを
孫を見るように嬉しそうに見ていましたね

息を引き取るその時でさえ
自分の痛みより先に子どもたちを気遣い
何があっても給食を中止しないでと
最後の力を振り絞りお願いされた 淳さん

予定通り行われた11回目の給食の日
子どもたちは涙をこらえ言いました
美味しい給食をコマッスムニダ!
城北ハッキョのハラボジ 大村先生!と

コマッスムニダ 淳さん 
貴方が給食に込められたのは泉のような愛
国を超え民族を超え隣人を愛する尊さを
身をもって教えて下さった 淳さん

あなたの温かい眼差しは
子どもたちの胸に 私たちみんなの胸に
いつまでも輝き続けることでしょう 
子どもたちの笑顔を守りつづける事でしょう

  「大村淳さんを偲ぶ会」にて

















淳さんの分まで頑張ろうと駆けてきた1年でした。









今日のレポーターはハルモニ会の木村さんです。




写真撮影は松尾さんです、今日もよろしくお願いいたします。











長崎由美子さんの第一声が始まりました。


☆長崎さん


2011年4月からこの場に立ち始め、もう334回目を迎えました。

3月は卒業式のシーズンです。3日は朝高で、9日には中級学校で、そして17日には初級学校でおこなわれます。

私は毎年卒業式を迎えるたびに複雑な思いに駆られます。生徒さんたちは民族教育を支えてきた人びとへの感謝と愛に満ち、人間力を身につけていきます。それをすばらしいと感銘を受ける一方で、また悲しい思いをさせてしまったという悔しさがあります。自分の後輩には悲しい思いをさせまいと街頭行動をし、それでも今年も適用されずに卒業していきました。今年中学を卒業する子どもたちは、幼稚園の時に始まった差別が今もなお続いているままに卒業していくのです。


大阪府知事と大阪市長は、都構想についての意見が通らないからと「投げ出し選挙」に出ました。強いものは自分の好き勝手にやり、弱い立場の人びとはさらに差別される。これのどこが民主主義国なのでしょうか。


国連では今回5回目の勧告が日本に対して出されました。これまでの4回より踏み込んだ内容です。

これまで国連は「日本政府が朝鮮学校を「無償化」から排除したのは差別である」との勧告を出してきました。
これに対して日本政府は「基準に合わないから」という言い訳をしてきました。安倍政権になった時にまっさきにその基準を変更したにもかかわらず。

この日本政府の“言い訳”を国連は許さず、「朝鮮学校に適用できるように基準を変更すべき」という勧告を出したのです。
しかし、日本のマスコミはこうしたことをほとんど報じようとはしません。
国連の勧告の中では、日本は過去の歴史に基づき外国人学校の中ではとりわけ在日朝鮮人の学校に対する配慮が必要であると述べています。

国連は、福島についても「チェルノブイリよりも高い線量下に住まわせている」と勧告していますが、日本政府もマスコミも沈黙を守っています。
日本政府が国連を無視するのは世界からすれば奇妙なことです。


朝鮮学校のありのままの姿を見てください。その上で、補助金停止が正しいのかどうかを皆さんが一緒に考えてほしい。今困難がある中で朝鮮学校に子どもを通わせている保護者の思いを知ってほしい。

先日、大学生が第4初級学校にフィールドワークとして訪問し、授業参観と先生方との話し合いをしました。うれしいことに去年来た大学生のうち今年は4人がスタッフを務めてくれました。
大学生たちは子どもたちの姿を見て、先生と話をして自分の偏見を改め、周りの人たちに伝えていこうという気持ちになったと述べていました。

その大学生の中から、日本の学校で学ぶのと朝鮮学校で学ぶのとどういう違いがあるかという質問が出ました。

これに対して校長先生が自分の体験を語りました。校長先生は小学生の時は日本の学校で学んでいました。普段は仲良くしていましたが、けんかになると、「朝鮮へ帰れ」などと罵声を浴びせられました。学校は相手の子どもをしかることなく、自分だけが放課後遅くまで立たされ、放置されたのでした。そんなことがあって、親が朝鮮学校への転校を考えました。しかし、見学に行ったとき、モデル校でもあったこれまで通っていた学校と比べるとあまりにも貧弱な設備に、最初はためらいを感じたのですが、休み時間に生徒たちが10円ずつ小遣いを出し合ってジュースを買い、それをお金を持っていなかった見知らぬ生徒にも分けてくれたのです。そこが自分の居場所だと感じて、朝鮮学校に通うことにした、と校長先生は語ったのでした。

マスコミの報道に接していると、朝鮮・韓国人であることにマイナスイメージしか抱かされません。ヘイトスピーチに対して、自分は朝鮮人に生まれないほうがよかったと思いか、それともヘイトスピーチの方が間違っていると思うかは自分のアイデンティティが大切にされる教育を受けてきたかどうかに関わってきます。

日本の学校も本来そうあるべきですが、今大阪では全中学生が「チャレンジテスト」を受けることになっており、それが現場の教員の中で大きな問題になっています。


これまでであれば、学力テストの成績のふるわない子どもでも、真面目に授業に出席し、課題もきちんとやっている場合にはそれが評価されてきました。しかし、大阪府は「チャレンジテスト」の結果で成績を決めるようにというのです。
これはテストを作る業者が利益を得ることになり、学校間格差を拡大し、統廃合を進めようとするものです。


前川喜平さんは公務員が仕えるのは権力者ではなく、市民であると、それが公僕というものであると述べました。大阪府庁で働いているみなさん、どうか身内のことと考えて、良心の声を上げてください。










イケメン三銃士健在です。























火曜バンド勢揃いです!







どなたかと思えば大林さんではありませんか、タクシーの修理の途中だそうです^_^




















歌舞団の金さんです。











KCC会館の李さんも皆勤です^_^






























陶山さんのアピールです。


☆陶山さん


あいかわらず私たちは毎週火曜日に訴え続けています。国連で何度も勧告されているように、どこの国で生まれようと子どもたちには幸せになる権利があります。


先日、「南北コリアと日本のともだち展」という絵画展に行ってきました。今回のテーマは「わたしのまち、あなたのまち」で、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国、そして日本に住む子どもたちが思い思いに自分のまちを描き、「わたしたちのまちにおいでよ」というメッセージを発していました。

この絵画展で大学生たちがシンポジウムを開催していました。そこである一人が自分の体験から、疑問を発していました。「自分はKpopから韓国のことに興味を持つようになりましたが、始め父はKpopに興味を持つことに反対しました。しかし、父と一緒に韓国に行ったら、父もKpopのファンになりました。韓国のことはこうして話せるけれど、朝鮮民主主義人民共和国のことはなぜ話題にできないのでしょうか。」

私は発言したかったけれど、時間がなかったので、アンケートに、朝鮮学校の排除という一番身近な問題を話題にできないことは大きな問題であると指摘し、ぜひこのことを話題にしてくださいと書いておきました。


これとは別に大阪朝高の美術部展「者(もの)がたり」を見に行ってきました。部員のひとりひとりの作品に、このテーマの通り、“ものがたり”がありました。
この子どもたちが笑顔で卒業できるよう、行政の皆さん、よろしく!






申さん、きてくださいましたね。














大村さんがマイクをもたれました。

☆大村さん


昨日は3月11日。今から8年前に大地震・津波・原発事故が起こった日でした。
私はあの頃何をしていたのかを思い出します。

2010年に「無償化」が始まったにもかかわらず、朝鮮学校は排除され、これを世論に訴えるべく集会を計画する会議に3月11日は参加していました。翌日は京都で、20日には大阪で集会を開く予定でしたが、やむなく中止しました。そして3月22日には大阪の10校の補助金が打ち切られたのです。

あれから8年。政府は「復興した」と言っていますが嘘です。非難している人は変えることもできず、汚染物質は積まれてゆきます。
そして補助金の不支給もこの8年変わらず続いています。


今日は1年前に夫が亡くなった日です。夫は常々「朝鮮学校の問題は日本人の問題だ。日本社会のあり方を映す鏡だ」と言っていました。そんな夫の思いを受け継ぎ、歪んでしまった日本社会を変えたいと思って、ここに立ち続けています。
















森本さんもマイクをもたれました。

☆森本さん


今朝大和高田から出てきた時は寒かったのですが、大阪に着くと意外に暖かですね。

今日は334回目。ぼくが始めて来たのは63回目でした。(ぼくが数えたのではなく、記録してくれた方がいるのです。)そのころからほぼ毎回ずっと通っています。

もしもここに来なかったら、どんな日本人になっていたのだろうかとつくづく思います。多くの日本人が朝鮮に対する大きな過ちから逃れられていません。

3月1日は三一独立運動の百年を記念する日です。それを自分の問題として考えようとはしていません。いったいどこからの独立なのでしょうか。日本です。それは日本の歴史でもあります。

では、差別・歪曲・偏見まみれの日本人とぼくは違うのか。そうではありません。ぼくはそういう日本人の一人です。なぜなら、朝鮮学校「無償化」除外を許している日本人の一人だからです。

ぼくはこの行動で知り合った人に誘われて、三一独立運動百年のつどいに参加しました。それは、大きな感動でした。その時の気持ちを詩に表しましたので、それを朗読します。



「三・一独立運動百年と日本・日本人」

               森本忠紀


三・一独立運動百年と言われて
真っ先にとらえられたのは
不安や恐れにも似た感情だった
百年の間にどのようなことがあったのか
思い巡らせようとして
薄闇の中
なかなか何も親しく浮かびあがってこない
百年の歴史を知らないのだ
お隣の韓国では百年の歴史を
誰もが銘々の胸に刻み彫り付けることだろう
こちら日本では周りを見渡しても何もない
とうとう真っ暗闇になってしまった
百年の暗闇の
暗黒の死の宇宙にひとり投げ出されたような恐怖


歴史なんて知らなくてよい
歴史の専門家に任せておけばよい
おおかたの日本人はそう言うだろうか
だが、それは
落胆、恐れ、隷属の表現だということを決して知らない
三月一日は韓国は休日だ
光化門に集まった大群衆の熱気と興奮
舞台では歌が歌われ、楽器がかき鳴らされ
舞が舞われ
もちろんそこに集まった人々だけではない
韓国では誰もが知っている
独立運動百年の歴史は自分のものだということを
皆 百年の歴史を自分のものとして生きてきた
そこから新たな百年の歴史を生きるのだろう


日本には救いはないのだろうか
そんなことはない
闇の中から立ち現れた
眩しい光を放つ一つの星が
そんなことはないと告げている
独立運動の光る星々の中で
韓国のジャンヌダルクと呼ばれる
ひと際明るく輝く星
柳寛順
「永遠に祖国を守る天上の星」と称えられる
星のまたたきに照らされるとき
歴史を正しく学ぶ
真実に触れる歓びを知る
同じく明るく輝く星が次々現れ
安重根、尹東柱・・・
アジアの歴史をくっきりと輝かせる
日本人は近現代史に暗い 知らない
学ぼうとしないことを棚にあげ
教わらなかったとよく口にする


夜空を仰げばアジア近現代史を輝かす
星々が一つまた一つと立ち現れる
近くは金福童さん
日本でもなじみ深い星が
あたたかい光を放っている
ますます数増し
光る星がわれわれの
内面を照らすだろう
日本人われわれの内面に巣食う
落胆、恐れ、隷属を照らす
それは何と眩しい光だろう









秦さんまにあいましたね。















オモニたちのアピールと歌とシュプーレヒコールが始まりました。


☆エミさん


八尾市では、入学願書の中で本名よりも通名を使うようにとされています。これが大阪府の実態です。ヘイトスピーチ条例なるものがありますが、こんなことでヘイトスピーチ問題が解決するのでしょうか。「この子に学ぶ権利はあるのか」というオモニの問いに「ない」と答えた松井知事のもとで。


☆金曜行動の歌『声よ集まれ、歌となれ』


シュプーレヒコール

































長崎さんのまとめです。


☆長崎さん


「希望の種」という奨学金が韓国から毎年出されています。

米朝首脳会談が暗礁に乗り上げたことだけが取りざたされていますが、南北の和解は進んでいます。38度線では武装解除されました。

朝鮮学校は南北の架け橋となることでしょう。両国を祖国と教えてきたのですから。

また訪朝し、その報告を行います。







最後の歌はもちろん作曲された金和美さんが音頭を取りました。「勝利のその日まで」❣️❣️












今日は花粉症がひどくてマスク外せませんでした。涙















いつものように駐輪場に集まりました。





今日、府庁内でロピー活動をされたオモニ会長と金愛美さんから報告がありました。















長崎さんからハルモニ会、オモニ会の皆さんの尽力で30日のチケット完売されたことへの感謝のご挨拶がありました。







色々なイベントの紹介が続きました。





来週も頑張ります❣️













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3月5日、333回目の「火曜日行動」です。

2019-03-05 20:36:24 | 火曜日
先週とは大違いで、小春日和です^_^

足取りも軽く府庁前に向かいました。













今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。





写真撮影は松尾さん。今日もよろしくおねがいいたします。





先週、義兄様の葬儀のため敏和さんと共に千葉に行ってらした長崎さんが、今日はリーダーを務めて下さいます。本当にお疲れ様です。

長崎由美子さんの第一声が始まりました。

*長崎さん

子どもたちが夢と希望を持って学べるようにと訴え続けて333回目の火曜日行動です。ありのままの自分を認められる社会を作っていこうと。先日の3日、日曜日は朝鮮高校の卒業式でした。第2週は中級学校の第3週の日曜日は初級学校の卒業式です。


朝鮮高校の卒業式はいつも感動があります。火曜日行動は7年目、無償化ができて10年です。日本の高校生と同じ扱いを受けず、排除されたまま卒業式を迎えます。卒業式のたびに自分たちの悲しい思いを妹や弟に渡したくない、妹や弟には笑顔になれるようにと訴え続けてきました。

卒業式では自分たちをハッキョに送り出してくれた、アボジ・オモニへの感謝、生徒たちへの愛情で民族教育を進めてくれた先生方、日本社会の中で誇りを持って生きていく仲間、ともにより良い社会をつくっていこうと連帯する日本人への思いを語っています。


先日沖縄では県民投票が行われ、52%超えの投票で72%以上が反対の意思を示しました。圧勝の中でも安倍政権は、どんな結果が出ようと工事はやめないと宣言、3日後には600台のトラックが土砂を投入しました。


朝高オモニ会会長をはじめオモニ代表が国連へ行ってきました。国連から5回目の勧告が出ました。国は一貫して差別に当たらないと同じ回答を繰り返しています。

オモニ会会長は感想で、国連に行くと私たちは孤立していないことがよくわかると言っていました。世界の中で、民族差別、戦時女性への暴力、世界の中では普遍的に認められています。

世界各地から人権を守るためNGOの人たちが集まってきて、たくさんの人から共感を得ています。過去には発言時間を譲ってくれた時もありました。朝鮮学校は決して孤立していない。民族教育は認められた権利だ。でも日本の報道は小さい、肝心なことはまったく報道していません。

国連の勧告は法的拘束力がないといって是正しないが、これに対して日本はアカンな、人権をまもらない国だ、はずかしいと声をあげてこそ先進国と言えるのではないでしょうか、差別に対する無関心が大きな問題だと思います。


今日は若いオモニがたくさん参加されています。朝鮮学校の置かれている立場は厳しい、ダブルワークで頑張っています。火曜日行動に来たくても来られない人もいます。ビラを受け取ってなぜ訴えているのか、朝鮮学校の子どもたちを見てほしい。レッテルを張るのではなくありのままの子どもたちの姿を見てほしい。


大阪が全国に先駆けて補助金を出してきたのは、多くの朝鮮人が共に生きているから、国がしなければ地方からしていこうと生まれたものです。

地方自治体の行政が人間として共に生き、共に働き、税金を納め、親は地域で重要な役割を果たしている。国が差別しても地方自治体は差別しない、自分たちで決める。これを橋下知事の時に打ち切ってきたのです。地方自治体はそこに暮らす人々のための政治をするものです。










初めて参加されたミフィさんです。よろしくお願いします。





火曜バンドは不滅です!




日本の若者代表柴田さんと若いオモニ代表高さんのツーショットです❣️







和歌山出身の申さんが東京の留学同仲間を連れてやってきました。^_^












南大阪の田村さんが仕事を休んで来てくれました^_^








歌舞団の舞姫ー蔡さんです。








城北初級のオモニたちです。






オモニ❣️産まれて間もない赤ちゃんを連れてきてくださったのですね。頭が下がります。





赤ちゃんを抱っこしてまでビラを配るあなたの姿を府庁の方々はどのような思いで見ていらっしゃることでしょう。




イケメン三銃士健在です。李鉄さんが出張から帰ってこられました。7年間変わらぬ姿勢です。
























東成支部の梁さんのアピールです。


*梁さん

3日、朝高の第65回の卒業式に参加してきました。学生たちがりりしくたくましく、学校の教職員、アボジ・オモニに対する感謝にあふれた式でした。

民族心を学び、大阪で日本で国際人として活躍していくことを学びながら卒業しました。

最後の卒業公演で、ラグビー部の体の大きい生徒が涙いっぱいに演じる、民族教育を通して立派な人間として卒業するのをひしひしと感じました。

無償化から除外され、補助金を停止されている現実を変えなければならないと、胸が締め付けられる思いでした。

今後日本で世界で活躍してくれるだろうと思います。

卒業式が終わると4月には入学式です。子どもたちの笑顔が続くように、日本人の皆さんと共により良い社会を作っていきたいと思います。

府庁の皆さん、今のこの状況を覆すため共に戦ってください。














































申リョンスルさんのアピールです。

*若者、申さん

 
朝高を卒業して3年たちました。

いろんなことを思い闘ってきました。朝高を卒業して朝鮮大学、専門学校、就職する人、いろいろいます。

私も専門学校へ行ってショックなことがたくさんありました。在日を肯定していた環境が温かく当たり前だった自分に対して、朝鮮学校ってどんな学校?北朝鮮の学校?と聞かれました。

いろいろあってもちゃんと向き合って伝えてきました。するとちゃんと向き合った人は朝鮮学校って素晴らしい学校と言って、街頭で署名している時に通ると、たくさんしてくれました。

朝鮮学校知らないことを知っていますか?知らない日本の子どももたくさんいます。

在日って何?と知らない人も多いです。日本の歴史から見直していかなければなりません。歴史を知らない人がこれからの社会を作っていくと考えると不安になります。

皆さん、アピールしっかり聞いていますか?ビラをきちんと読んでいますか?皆さんちゃんと向き合ってください。


来週韓国に行って水曜行動に参加してきます。韓国の若者の闘いを聞いてきます。また報告します。















東京の友人も続きます^_^

*東京からの友人

日本の大学に通っています。東京で金曜日行動や東京の水曜行動など、無償化を求める行動に参加しています。


日本の大学で話していると、朝鮮学校のこと知られていないのがわかります。

一人ひとりに今の現状、なぜ排除されているのか説明するとわかってくれます。

日本政府・裁判所が認めていないのが現状です。大阪・東京・韓国でも訴えています。皆さん耳を傾けてください。

先日3月1日は1919年3・1人民蜂起から100周年の日でした。植民地の時と今は違うように見えるけど、昔も今も日本が朝鮮民族を抑圧しているのは同じです。

朝鮮半島の平和への動きを阻害しているのは日本です。この戦いはあきらめて終わるものではありません。


日本の方々とオモニたち多くの人と勝利の日まで闘います。









黙々と聞き取りを続ける陶山さん❣️








城北初級のオモニたちもアピールです。





切実なアピールです。

*城北のオモニたち
 
最近、残念なことに幼稚園も無償化から除外されることが決まりました。

正直、この決定はきついです。子どもを幼稚園に通わせているオモニたちは一生懸命、子どもたちに教育を受けさせたいと思っているのに、除外されるのは経済的に厳しいです。


子どもは一人ではありません。兄弟多くの子どもを育てているので、本当に厳しいです。


国連からも無償化制度を見直しなさいと5回も勧告されています。どうか私たちの子どもが安心して朝鮮学校へ通えるように、どうか私たちのこの行動を一人でも多くの方に見ていただき、ここにいない人にも伝えてほしいと思っています。この声が届いていればうれしいです。









みんなで気持ちを込めて歌います。

「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に授業料無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ


「声よ集まれ 歌となれ」を熱唱するオモニたち、参加者全員でうたいます。















アギさんもアピールです。

*オモニ


 私の子どもが小規模保育園ですけど3才を卒園して、4月から朝鮮学校の幼稚園に通います。

二男の幼稚園のママたちと、次どこの幼稚園に行くのという話になります。その時朝鮮学校の幼稚園に行くのだと話すと、私の友達は、ああそうなんだと当たり前のように受け止めてくれて、実は自分も朝鮮学校の卒業生なんだよとか、自分が小学校の時に朝鮮学校の友達と交流会をしていた記憶があるとか話をきかせてくれました。

在日コリアンと触れ合う機会があった人たちは当たり前に自然に朝鮮学校の存在や、在日コリアンの子どもたちの存在を受け止めてくれるんやなと思った反面、違う園に通っているママ友が、なんで朝鮮学校の幼稚園にいくの?と話されたときに、こういう思いがあってこういう歴史があって、自分の子どもは朝鮮学校に入れたいんだと話をしたときに、この情勢の話をしたとき、悪気はないのだと思いますが、一人のママ友が北朝鮮だからしょうがないよね、といわれたそうです。

この言葉が自然に出てくる環境だから自分は子どもを朝鮮学校に入れたいと思ったと、そういう話をしていました。とても悲しい場面だったと思います。

朝鮮学校の子どもたちは本当にすくすくと元気に育っています。他者を思いやる優しさをもって自分のことをしっかりと学んでいます。無償化からの排除は、子どもたちに対する差別だけでなく家族みんなの心も傷つけるのだということを解ってください。

おかしいこと間違ったことをしているのだと認識してください。世界は差別と認識しています。是正しなければいけないと人権委員会の方たちは言っていました。


社会的マイノリテイをちゃんと受け止められる社会が豊かでみんなが仲良く暮らせる社会だと思います。そんな社会を共に作っていきましょう。








間に合いましたね、秦さん❣️












長崎さんが繋ぎます。

*長崎さん

 大阪市は3歳児からの無償化を始めました。公立であれば授業料はタダ。保育園はそれと同額を保育料から差し引くというものです。

朝鮮学校の幼稚園には、各種学校であるからという理由をもって排除されたままになっています。

国も幼児教育の無償化を始めようとしていますが、朝鮮学校だけを外していく方向で動いているということです。

小さい子も排除することが本当に許されることでしょうか。もっともっと大きな声で訴えていきたいと思います。

思いあふれて涙でうったえられました。小さな赤ちゃんもつれて参加されています。コマッスムニダ。






最後のアピールと合唱の音頭は大村さんです。

*大村さん


 今日は333回目。1回目から参加していますが、こんなに長くなるとは思っていませんでした。

裁判では一応敗訴となっていますが、先日教育委員会の方々と話し合いを持ちました。その時大阪府の補助金不支給の回答が出されましたが、今まで話されてることと同じでした。

でも私たちは、決してこの4要件が最初からあったものではなく、朝鮮学校を始めから補助金を支給しないという前提のもとで作られたものであるということ、そういう話をしましたら、この話を聞かれている教育委員会の方々もきっとそのことはわかっていらっしゃるのでしょう、じっとメモをしながら聞かれていました。

火曜行動ここでやっているの知っているかというとほとんどの方が知っていました。むこうの別館の方だからこの前は通られません。中にはビラも受け取っている。そういう話もされました。きっと職員の方々はいろんな思いを持っていらっしゃると思います。

私たちは裁判では敗訴になっても決してあきらめることはありません。その思いを込めて歌を歌います。


「勝利のその日まで」



























いつものように駐輪場での申し送りです。









3月24日行われる集会にみんなで参加しょうと呼びかけます。






城北初級のオモニお二人が国際部の金さんと一緒に府庁内でロビー活動をしました。





報告されるオモニたち





来週も頑張ろうと決意を新たにしました。


帰り道、有志で梅園に行きました。





梅園に着く前に早咲きの桜をみました。
















梅園に着きました。






坂の上から写しました。







残念ながら今年は花数が少なくあまり元気がありませんでした。大きな台風が来たせいか知れませんね。











それでも花を探して写して見ました。




















少し奥の方に行けばましかな?


































ではまた来週おめにかかります。^_^




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あっと言う間に過ぎ去った1月、2月

2019-03-04 07:28:36 | 日記
朝からずっと雨が降っています。昨日朝高が卒業式だったので、こどもたちのアッパが代休です。車で通学班を学校まで送ってくれるというので、今ブログをあげています。いろんな行事が重なり大変に忙しかった1月2月を勝手に振り返ることにします笑




1月









お墓参り











初歩き、大阪城公園そばの32階燦で昼食、誰と?もちろんダーリンと笑笑







恒例のツアーは春日大社、おみくじは大吉❣️4日5日








カンフィソン先生の三回忌 統國寺にて、6日








今年度、初火曜日行動「325回目」8日





11日、八木の放課後等ディサービス事業所初出勤の帰りタルオルムの一人芝居鑑賞


12日、民族楽器演奏会、東成区民センター







13日、家族でルーブル美術館展鑑賞




同じ日、家族を連れて統國寺におまいり。










私の故郷の被害者の石も、、、

14日、天満教会にて講演会











15日、火曜行動終了後教え子のコウニと一緒に「アイたちの学校」鑑賞

19日大阪府口演大会審査







20日、女性同盟年初学習会









立派になられて、、、29年前は可愛かった

20日午後から大阪朝高声楽部発表会



og.obも多数参加








恩師金斗権先生の逝去の知らせが突然入る。葬儀も全て終わった後で、、、






27日、口演の指導と重なって行けなかったけどコリハモが盛況だったらしい











26日夜、岐阜の朋友と一年ぶりのデート




1月28日人権活動家 金福童オモニ逝去







30日に追悼詩を書きささげる。





火曜日行動で追悼詩を朗読させていただく。


訃報が続く

高1の担任であられた恩師チャリャンソプ先生逝去の知らせにすぐに追悼文を送らせていただく。








2月


突然の訃報、朋友池順姫先生の逝去の知らせ





彼女が還暦を迎えた日、プレデントしてくれた手作りのノート






最後の祖国訪問の日々に残した彼女の筆跡(FBの投稿から)



チングが彼女について、かかれた詩を出棺の時、そっと彼女の側に入れてあげました。6日、7日





8日西日本口演大会応援(昨年末から初級部の要請を受けて指導補助を開始し、今年に入っては15回練習補助を務めさせていただきました。自分自身にとっても学びの日々でした)








優秀作品発表会鑑賞


口演大会終了後、金へリョンさんのお父上の通夜に参列



9日ハートフル今里にて支部女性同盟の講演会拝聴 講師 長崎由美子先生




10日福島初級学校の学芸会鑑賞













ルンヒャンさんのチャリティライブ鑑賞


14日夜、30数年ぶりの教え子との再会











1月25日から2月14日まで行われた歌舞団の新人団員のための講習会の発表会に参加、基礎発音と口演の指導を7日間させていただきました。本当に楽しかったです。(2月15日)

2月17日

中大阪の学芸会鑑賞
















18日、30年来の朋友とデート。今は東京にいるけど、、、




旦那様へとお土産いただきました、私は何も準備できなかったのにごめんね、今度東京に行く時は必ず、、、


20日講演会拝聴




22日午前、素晴らしい尹東柱の詩を書いた書芸展を観に行きました。














23日、事業所の参観日





読みがたりを生徒たちと保護者の皆様の前でさせていただきました。^_^






その後5時から東成区民センター小ホールにて従軍慰安婦だったリさんを描いた映画を見させていただきました。涙が止まりませんでした。


24日は城北初級の学芸会を観ました。


















吉元玉オモニがいらっしゃり金福童基金や鉛筆などのお土産を届けてくださいました。







26日、東大阪中級の芸術発表会を観ました。










27日、統國寺において行われた厳粛な儀式で詩の朗読をさせていただきました。













45年前岡山から送られてきた75体のご遺骨のうち74体を故郷に奉還するための崇高な儀式でした。統國寺の崔ムエスニムは19年間一日もかかさず朝の法要を続けてこられたそうです。





















夜は演劇口演部の練習でした。









28日文学部の集まりと「朝鮮学校のある風景」54号の締切日でした。

脱稿

(朝鮮学校のある風景54号)





合評会後、「アイたちの学校」高監督を囲んでお疲れさま会を行いました。40年間共に文学部を続けてきた大切な朋友です。


3月1日、奈良幼稚班に行ってきました。














3月も楽しく過ごしますね。お付き合いありがとうございました。


























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