ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

7月26日、481回目の「火曜日行動」です。

2022-07-26 20:32:00 | 火曜日
雨の予報だったのに、真夏のような暑さです。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

 今日はとても暑いですね。481回目の火曜日行動です。

府庁にお勤めの皆さんこんにちは。大阪始め日本国中、コロナが急速に拡大しています。

ここにお集まりの皆さんも、それぞれ健康に留意して、集まってきています。

朝鮮学校に通う子どもたちの夢と希望を大人が奪わない、その思いを訴えに毎週火曜日、ここに来ています。

全国に先駆けて朝鮮学校への補助金を支給した大阪が、その補助金を打ち切ってもう10年を越えました。ここで補助金支給復活を訴えて、10年を越えました。その10年を振り返ると、日本の民主主義、人権の大阪が歪んできているのがわかります。
私たちがここに立ち続けるのは、あったことをなかったことにはできないからです。

高校生がここに来て訴えていました。日本の高校生と同じ高校生です。私たちの存在を見てくださいと。高校生の時ここに来ていた方が、今日も来てくださっています。

府庁の職員の皆さん、公務員としての自覚を持ってください。人権の大阪と言われたことを、思い起こしてください。

私は障がい者支援の仕事をしていました。生野に多くの障がい者の方が住んでいました。地域で共に生きていこうと、グループホームや自立して生活していました。それは大阪が全国に先駆けて、障がい者が暮らしていける支援金を出してきたからです。大阪でコミュニテイ―ができ、バリアフリーの取り組みがなされてきたのです。この流れが断ち切られてしまいました。

朝鮮学校に通う子どもたちは言います。なぜ朝鮮学校は学校として認められないの。お父さんもお母さんもちゃんと税金納めているのにと。

アウシュビッツへの道を思い出します。ガス室に送り込んだのは、粛々と上からの命令に従って残酷なことをしたのは公務員なのです。家に帰るとよき父、・母なんですね。家に帰れば、普通はよき父・母、隣人です。朝鮮学校に対してやっていることは公然と差別していることです。

一人ひとり公務員としてよく考えて、公務員としての誇りを取り戻してください。
リレーしていきます。




火曜日バンドは不滅です‼️



「南大阪の1%の底力」の伊関さんがマイクを持たれました。

伊関さん

 1%の底力で朝鮮学校を支える会の伊関です。
日本の未来のために言います。

大阪は在日が多いですが、みんなちゃんと税金きっちり納めています。納税に対してちゃんと行政サービスをするのが本当です。朝鮮高校だけ、高校無償化から排除すること、朝鮮学校への補助金カットは、行政による差別行政です。これでは活力ある大阪にはなりません。国際社会、時代は動いています。アジアの時代になっています。これまでの米・欧優位はかげってきています。

G7は前は65%GDPでしたが、2019年はG7で45%GDPになっています。米の新冷戦体制に、岸田は呼ばれたと喜んでいるが、アジアの中の日本の立ち位置が問題です。北朝鮮を一方的に敵視し、南北統一に水を差し、米について新冷戦を推し進めたら未来への道を閉ざすことになります。


沖縄南西諸島の軍事基地要塞化は、朝鮮・中国に向けたものだが、中国は太平洋島嶼国との運命共同体と言っています。今、日本に求められているのは融和・和平の外交精神です。

一人の愛国者として、日本の将来を求めて、国交正常化と日中友好、アジアの将来を展望して。成長するアジアへの第一歩は、朝鮮学校への差別を無くし、高校無償化適用、補助金復活を行うことです。

大阪は商都、アジアの玄関口、ここ大阪から平和の展望を示そう。

1%の底力では、能勢の田んぼでコメつくりしています。9月18日、稲刈りの予定です。友好の実り、平和の糧、26年目です。注目、参加お願いします。



西大阪支部の金さんがマイクを持たれました。

金さん

7月16日、ウトロの記念館に行ってきました。放火事件のあったウトロの倉庫も見てきました。

いま裁判中ですが、犯人は、ヘイトクライム、民族排外の気持ちをもってやったと言っています。隣には小学生が2人いて、親も外出中で、人命にかかわるところだったそうです。

館長さんの言葉で、ウトロの1世は、劣悪な環境の中でも、行政の水道、ガス交渉中も、日本の方と仲良くするようにと言っていたそうです。

戦後、土地明け渡しの問題の時も、ハラボジ、ハルモニは、劣悪な環境でも、ウトロを離れようとしなかったそうです。今、市営住宅が1棟建って、次棟目が建築中です。土地は韓国が買ってくれて、住宅は行政がたてている。

ウトロの人は決してあきらめない。最高裁の判決が出ても、ここで生きていくんやと言って住んでいる。府庁前も、裁判で負けても、訴え続けていきましょう。







大阪第4初級の先生方がアピールされました。

第4初級学校のソンセンニム

・学生の頃、火曜日行動に来ていました。今も続いているのですね。学校現場に入って、学校の財政難を実感しています。諦めることなく、かわいい子どもたちのために、頑張ります。

・今年1年目です。幼稚園の先生として現実を目の当たりにして思うことは、財政的に難しいということです。幼・保無償化は消費税が財源なのに、適用に差があるのは納得がいきません。小さい子どもたちのために頑張ります。

・夏休みくらいしか来れないので順番に来ます。新任の方も教え子です。財政難のためアボジ会の方々は何度も会合を開き、どうしたら利益をあげられるか、一生懸命頑張っています。この行動が一日も早く終わることができますように。頑張りましょう。


みんなで一緒にシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」‼️

ソンセンニムたちの歌とシュプレコール

歌 「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな




大村さんもマイクをを持たれました。

大村さん

7月27日は何の日か知っていますか。朝鮮戦争休戦協定が結ばれた日です。

朝鮮分断を持ち込んだのは日本です。この分断に日本人は知らんぷりです。日本の侵略戦争が原因なのです。

たくさんの日本人も港湾労働に駆り立てられて行きました。日本は朝鮮特需で儲けていたのです。

朝鮮半島の植民地化がなければ、日本に朝鮮学校があることも問い直していきましょう。

休戦協定を平和協定に変えていきましょう。




歌舞団のカンさんの音頭で最後は「勝利のその日まで」‼️



終了後、駐輪所にて申し送りです。



来週も頑張ろうと誓いあって帰路につきました。

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7月19日、480回目の「火曜日行動」です。

2022-07-19 17:36:00 | 火曜日
雨がザァザァ降っています。でも火曜日行動を止めるわけにはいきません。



今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです。雨にも負けず今日も心一つに発信してまいりましょう。



長崎さんの第一声始まりました。

今日はあいにくの雨となりました。

しかし、私たちは朝鮮学校の子どもたちの笑顔を守るため、一日も早く補助金が復活されることを訴えます。

私たちがこの行動を始めたのは2012年4月17日。もう10年が経ちます。お母さんに抱っこされ、あるいは手をつないでいた赤ちゃんがもう小学生になり、幼稚園・小学校に通っていた子どもたちは、高校生、大学生、社会人になった10年でした。

先日参議院選挙が終わりました。日本がかつて植民地支配をしたこと、アジアに戦争をしかけ、多くの人たちに加害の責任を負ったこと、こうしたことと向き合おうという流れは滞り、過去の歴史へと戻る流れの方がずっと続いてきました。

しかし、この10年の中で、共に火曜日行動に集まった皆さん、子どもさんやお孫さんを朝鮮学校に通わせ民族の心、日本社会の中で誇りを持って生きていく心を守る方々、そして朝鮮学校が差別され、子どもたちが傷つけられることは日本社会の大きな課題であると考える方々、いろいろな人たちが手をつないで火曜日行動を続けてきました。

今日は雨ですが、いつも火曜日バンドは楽しい音楽で私たちを元気づけています。

保護者の方々、そして日本全国から応援してくださる方々、きれいな言葉、流ちょうな言葉で語らなくてもいい、それぞれが自分の言葉で話しています。

この場は、大人が子どもの夢と希望を奪わない、朝鮮学校の子どもたちへの差別を許さないという一点で集まっています。こうした場をお互いに大切にしていきましょう。




☆平石さん

私は全港湾労働組合で活動していました。京都朝鮮学校とはお付き合いをさせていただいています。

先日、阿部野でチャリティ・コンサートがありました。私は朝鮮語がわからないので、歌詞はわからなかったのですが、自分たちの国を大切にしよう、同胞が助け合おうというものが多かったようです。私は、この人たちが苦難の道を歩んできたことを感じさせられました。私たちは人として支え合い助け合うことが必要なのだと。

こういう時にできる連帯は何だろうか、と考えました。

20歳の時からずっとやってきたこと、特に、差別に反対する活動、それを続けていくことしか無いと思っています。共にがんばっていきましょう。




大村さんが山形から来られた方を紹介してくださいました。

☆大村さん

今日は480回目になりました。

今日は山形県から来られた方を紹介します。長年、朝鮮学校を支援してこられた方です。これまで火曜日行動のことを様々なところで知り、火曜日行動に参加したくて、大阪に初めて来られました。今朝は城北朝鮮初級学校にも来ていただきました。子どもたちに会いたい、そういう思いで来られました。


☆山形からの支援者―北敦史さんのアピールです。

山形から来ました。

日本の人口が減っています。1億人いるのが、2100年には5,000万人を下回ると言われています。そんな中で、日本で生きている子どもたちは、子どもたちは、何人であれ、大事な宝物です。これから大きくなって働いて、税金も納めてくれます。日本人であれ、何人であれ、関係ありません。同じ空気を吸って生きている未来に生きる若者あっての日本です。

差別をする人は「差別に当たらない」とか言われますが、差別以外の何ものでもありません。

水戸黄門とか遠山の金さんを好きな人が大勢いらっしゃると思います。なぜ人気があるかと言えば、入れ墨や印籠ではなく、おそらく筋の通らないことが解消されるからだと思います。

今の朝鮮学校の子どもたちに対する対応は理不尽そのものです。

かつてラフカディオ・ハーンという人が日本が好きで、日本に来て日本国籍を取りました。

でも、今日本に暮らす朝鮮の方々は、朝鮮にいられなくなって日本に渡ってきた、そして日本人にさせられた方々の子孫です。

今日私は朝鮮学校に行って、かわいい子どもたちを見てきました。日本人と変わりはありません。こんなかわいい子どもたちを苦しめる差別はあってはならないことだと思います。日本人であれ、在日であれ、この日本で生きていく子どもたちを苦しめるような行政は許されません。

本当に愛国心があれば、こういうことはできないと思います。私は日本が好きです。周りから信頼される日本が好きです。周りから信用されるような日本になってもらいたいと思っています。

☆大村さん

もっとたくさん話したいことがあったと思いますが、時間の関係で短くされました。

山形には朝鮮学校はありませんが、全国の朝鮮学校を応援したいと、これまでも図書券を送ったりといろんな支援をしてこられた方です。この場に来て私たちを勇気づけてくださったことで、私たち自身も、この火曜日行動をもっともっと頑張れるという思いを強めました。

山形から


モンダンヨンピルの会員であるイさんのアピールです。

☆モンダンヨンピルの方(日本語でアピールするのは初めて)

はじめまして。私は韓国の「モンダンヨンピル」(「ちびた鉛筆」の意)という団体で活動しています。
今、物理的に離れたところに居て、コロナで会えない状況でも、韓国では朝鮮学校への関心が高まっています。会員数は毎年増えて、今は3000人を超えています。

モンダンヨンピルは、朝鮮学校や在日同朋の方々ともっと多くの人が共にするように努めています。

私ができることは何か、について考えました。朝鮮学校や在日同胞、日本の支援者が共に、朝鮮学校が置かれた状況の問題を解決するために、お互いに力になることを願っています。

けっして朝鮮学校の学生達が「かわいそうだから助けてあげよう」とは思っていません。今、コロナで、単にお金を渡すことだけが主な活動になってしまっていますが、これは単にお金の問題ではないと思っています。人間として許されないことだから自分の問題だと思っています。民主主義、平和、幸せを思ったら、これは日本の問題であるのではないかと思っています。

日本では政府は耳を傾けてくれず、耳を傾けない人が多いとも感じていますが、これからも、日本の関心のない人も含め、多くの人たちが私たちと共になるよう、一生懸命訴えていきたいと思います。




オモニたちのアピールとシュプレヒコールと合唱ー「声よ集まれ 歌となれ」❣️

☆オモニ

私たちは城北朝鮮初級学校に子どもを通わせるオンマ(おかあさん)たちです。ここに来られている皆さんは経済的に厳しい中、時間も割いて、雨の中でも活動を続けています。それは、朝鮮学校を守りたいからだし、大事な子どもたちの未来を守っていきたいという気持ちひとつで、全てやってこれてると思います。

皆の思いが届いて、火曜日にこの前にに集まらなくてもいい日が一日も早く来てほしいと心から願っています。

一度朝鮮学校に遊びに来て、子どもたちの明るい笑顔や先生達の熱い思いを見ていただいたらうれしいと思います。
7月30日には、城北朝鮮学校としての最後の納涼祭があります。ぜひ遊びに来てください!

歌とシュプレヒコール
『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・行政が差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!




最後の歌は歌舞団の舞踊手の音頭で「勝利のその日まで」❗️❗️

駐輪場での申し送りです。


今日も雨の中、参加者の皆さんお疲れ様でした。来週も頑張りましょうね❣️
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7月12日、479回目の「火曜日行動」です。

2022-07-12 16:32:00 | 火曜日












朝から警報が発せられ初級部は休校になりました。でも「火曜日行動」を休むことはできません。



今日は479回目の「火曜日行動」です。



レポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんです。天候は良くありませんが、心一つに発信してまいります。応援よろしくお願いします。








長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ。今日はあいにくの雨ですけれど、本当にこの火曜行動、雨にも負けず、風にも負けず、どんな暑さや寒さにも負けずということで続けてきました。
大阪府のかっての誇りを取り戻し、子ども達の笑顔の為に一日も早い補助金の復活を求めて今日も火曜行動を進めていきます。

雨の中、火曜バンドの皆さんありがとうございます。いつも私達を元気づけてくれています。

参議院選挙が7月10日の投開票で終わりました。私達が戦後歩んできたみち、大切にしてきたもの、それをもう一度私達が、どう生かして次の世代に渡していくのか、ほんとにそれが問われた選挙だったと私は思っています。

今回は様々な政党が出てきました。選挙活動が合法化、選挙の時は思想信条の自由という中で、公然と外国の人達を排除など、本来出来ないことを選挙の中で訴えるなどが行われてきました。改めてですが、今回の選挙の中で安倍元総理が凶弾に倒れるという事件が起こりました。民主主義の破壊が言われています。

民主主義をいうのであれば、まず憲法を守り、法を守りそしてお互いの思想信条の違いを尊重し、そして憲法にうたわれた教育の平等を守るべきでそれが今、子ども達に、朝鮮学校の子ども達に、在日外国人の子ども達にされていません。これこそが民主主義の破壊だと思います。そしてお互いの言論を暴力で封じるということは許されない。

いつも火曜行動に来られている皆さんは思想信条、考えていること、日常的にやっている活動はそれぞれ違います。この子ども達の夢と希望を大人が奪わないという一点で、毎週火曜日にここに集まり10年を超えて声を上げています。

選挙中も火曜行動は続いていました。次の世代の子ども達に、大阪に生まれて良かった、日本に生まれて良かった、色々な人と交わって良かった、そんな思いを繋いでいきたい。

今回の選挙の中で、様々な場で貧困、格差の問題に出会い、街頭でも色々な方に出会いました。シングルマザーで子育てをしているお母さん、高校生の子どもさんが学校を続けていいかどうか悩んでいる、奨学金を受けて、この奨学金を返していけるんだろうか迷っている、そんな声がありました。又、物価が値上がりしている中、日常買っているパンや野菜などが値上がりし量が少なくなっている、お弁当や夕ご飯の量を減らしたりしながらやりくりしているという声も。

この社会の中で、子ども達が本当に大切にされなければならない時期に、食事や色々な不安を抱えながら生きている。朝鮮学校の子ども達がありのまま認められず、学校への補助金が打ち切られ、学校が統廃合になっていくなかでで頑張っている。こういうことをぜひ多くの人に考えていただきたいと訴えています。






















菅沼さんも元気なお姿を見せてくださいました。







火曜日バンドは雨にも風にも負けません。不滅です❣️







大村さんがマイクを持たれました。

大村さん

こんにちわ。479回目になります。

吉村知事、選挙の間あちこちまわられていたようですが、大阪の政治の方に頑張ってもらいたいと思います。カジノのことで住民投票を要求する署名があんなにも沢山集まったんですから、ぜひとも住民投票を実施してほしいと思います。

この前街頭演説で、麻生副総裁が安全保障に関わって、「弱い子がいじめられる、強い子はいじめられない、国も同じなんだ」と発言したことに対し、吉村知事は「いじめられる方に問題があるのではなく、いじめる方が悪い」という発言。本当にまっとうだと思います。

ならば、今、政府、大阪府、市が在日朝鮮人や朝鮮学校に対する差別を絶対に止めるべきだと思います。

公的な差別がどのようなことを招いているか。この前の安倍元総理が亡くなったことに関しても、ネットでは犯人が朝鮮人だというようなことが出回っていました。

これまでのことで言えば、1921年11月4日、原敬首相が暗殺されました。その犯人を、犯人は日本人だったんですが、新聞報道でさえ、当時の差別用語で”「鮮人」が犯人”と堂々と報じました。その2年後に関東大震災が起きました。デマで朝鮮人はじめ多くの人が殺されました。

ですから事件が起きると、在日朝鮮人、韓国人の方がどんな思いをされているか。

先日、ウトロで放火事件があり、コリア国際学院でも放火事件がありました。命が狙われているのです。そういったことをなくすためには、政府、自治体が公的な差別を止めるべきだと思います。

朝鮮学校への補助金復活、高校無償化適用などそういったことをしっかりと国と自治体がやるべきだと思います。















































オモニたちのアピールが始まりました。














高さんもアピールです。

高さん

久しぶりに参加することができました。

先程から何回かお話が出ているんですが、7月8日、元総理が銃撃事件で亡くなるという本当に衝撃的事件が起こりました。何とも言えない気持ちです。

総理になって、一番初めにしたことが、朝鮮学校の無償化からの排除でした。ですから正直それに対していろんな思いがあります。
長崎先生がおっしゃたみたいに、暴力はけっして許されないことだと思っています。言論には言論で。

そしてどんな日にも、火曜行動に立ち続けるのは、暴力でなくわたしたちの主張が正当だということを認めてもらうまで訴え続けることだと思っています。

事件の後、安倍さんが無事であることが何よりだったんですが、一番最初に、この犯人、もし朝鮮、韓国人だったらどうしょう、というのが頭の中をよぎりました。普通に考えたらありえないことなんですけど。これまでのことから、学校に行く子ども達に被害が及んだらどうしょうとか。

今回も、愛知朝鮮学校に電話がかかてきたそうです。愛知の女子生徒、女の子を誘拐するという電話がかかって来たそうです。

私達はいつもそういう恐怖と背中合わせで子ども達を学校に送っています。考えすぎといわれることがありますが、考えすぎということはないと思います。

大村先生もおっしゃていたみたいに、SNSを開くと「犯人は朝鮮人だ」というデマが飛び交っていました。日本社会では沢山の外国人の子ども達が学んでいます。一緒に生活しています。しかし、排外主義も広がっています。

吉村知事、今日は私達や子ども達が安心して、安全に暮らせるようにお願いに来ました。よろしくお願いします。


















康さんがマイクを持ちました。

オモニ

大阪府庁で働く皆さん、ご通行中の皆さん、東大阪からオモニ達がこうして闘いに来ました。雨の中です。本当に昼夜を問わず働いているアボジ、オモニなのにいつまでこの闘いを続けなければならないのでしょう。でも私達は負けません。大きな声で闘いを続けたいと思います。それでは大きな声で歌いましょう。

「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

*子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!





シュプレヒコールが続きます。














































合唱「声よ集まれ 歌となれ」が続きます。
















最後の歌は「勝利のその日まで」!




















駐輪場での申し送りです。









雨の中、皆さんお疲れ様でした。来週も頑張りましょう❣️



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7月5日、478回目の「火曜日行動」です。

2022-07-05 18:27:00 | 火曜日




















478回目の「火曜日行動」です。今日のレポーター井上さんと横道さんです。写真撮影は松尾さん、今日も心一つに発信してまいります。










火曜日バンドは不滅です❣️










秦さんの教え子たちがお二人も来ておられました。







大村さんの第一声始まりました。

☆大村さん

府庁でお勤めのみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。
今日で478回目になりました。

私は、先週の土曜日、城北朝鮮初級学校の体験保育というものに行きました。幼児たちが11人、保護者と一緒に参加していました。一人の子はアボジに背負われて来ていました。あとの子たちは、幼稚班の子たちと一緒にお遊戯をしたり、幼稚班の先生は、子どもたちに朝鮮語で話しかけたり、ウリマルで歌ったり、子どもたちは乗ってやっていました。その後にはお店屋さんごっこと言って、オモニたちが用意して、高学年の子たちが幼稚班の子たちを面倒見ながら、半日ほど遊んでいました。
幼稚班の子たちを見ると、ついこの前入ったばかりの子たちが、自分の名前をウリマルで書いてある名札を指さして、「これが僕の名前」と言っている、まだ朝鮮語を勉強しているわけではないんだけれど、小さいうちから朝鮮の文化や名前などに触れながら体験していく教育が行われている朝鮮学校の幼稚園を本当にすごいなあと思いながら見ていました。

政府は2019年10月から、消費税引き上げ分を財源として幼保無償化を実施しましたが、朝鮮学校の幼稚班や外国人学校の幼稚園はそこから除外されました。その後、オモニ会を中心にして国会への要請行動や署名活動、など様々な運動を行いました。その結果、文科省は、対象に含まれない所に対する調査事業を行い、それをもって政府が新たな支援策というものを立ち上げました。その新たな支援策にここ大阪では大阪市と東大阪市が手をあげ、朝鮮学校の幼稚園も新たな支援策を受けることになりました。しかし、政府の政策として行われていますがすべて自治体任せです。金額も幼保無償化本体の額よりも少ないです。また、調査事業の中では、設備の基準を満たさなければいけないとかいろいろ難しい問題もあります。
けれども、高校無償化から除外されたり、補助金を打ち切られたりする中で、政府が行った事業としてそれは小さな風穴だけれど、在日の人たち、支援する者たちの運動が実った結果として大きなことだと思います。

補助金支給に向けても私たちは風穴をあけたい、その思いで今日もここに来ています。
それでは、久しぶりに来られた沖縄に行っておられた方、アピールをお願いします。























柴田さん、おかえりなさい、









柴田さんがマイクを持たれました。

☆柴田さん

アンニョンハセヨ
沖縄から来たんですが、今でも松井一郎が、尊敬する作家の目取真俊に向かって大阪府警が2016年10月、今からもう6年前になりますが、“土人”と言った、そのことに対して松井一郎が“よくやった”とツイッターを平気で流したことを今でも思い出します。沖縄に対する眼差しと在日朝鮮人に対する差別的な眼差しとは同じだと思います。歴史的な構造的な日本人の民族差別が、植民地主義と言ってもいい、そういう差別意識が流れている。もちろん、ヤマトンチュ全部がそういう訳じゃなくて、ここにはたくさんの日本人が、僕もイルボンなんですが、残念ながら今の政治を見ていても、候補者ポスターを見ていても、差別しない右翼みたいならいいんですけど右翼とは言えないような極右政党ばかり、排外主義者、レイシストだらけで、どうなってしまってるんだろうと、今日久しぶりに大阪に戻ってきて感じているところです。
沖縄では、伊波洋一さんというどちらかというと社民系の、宜野湾市長を2期つとめ、県議もつとめ、参議院議員も2期つとめた伊波洋一さんという方がオール沖縄から立候補しています。それに対抗して自民党の38歳の総務省のエリートコースを歩んでる人が東京から戻って立候補しています。結構接戦になっているそうです。

沖縄を戦場にしないためにも、日本社会の右傾化を許さないというためにも大事な選挙だと思います。政見放送でも平気で支那人とか言い放つ政党が出てきて本当にびっくりしました。こういう時代を許してはいけない。公務員は、国会議員を含めて、中立の立場、差別してはいけないのは当たり前のことです。日本人だけじゃなく、日本社会に住むすべての外国人に対して公務員は、公明で差別的な取り扱いをしてはいけないというのは憲法で決められた、憲法だけじゃなく世界的なスタンダードな人権基準だと思います。この人権基準から日本は外れすぎて間違った方向に行ってしまっていると感じるばかりです。沖縄から伊波洋一さんを当選させて大阪も。そのことが結果的には朝鮮人の参政権であったり朝鮮学校の無償化につながっていくものと思っています。
投票してください。在日朝鮮人の人は、朝鮮籍、韓国籍の人は投票できないのですから、日本人は無駄にせず、右傾化を止めるための選択をしてください。


☆大村さん

ありがとうございました。沖縄からこちらを見るといろんなことが見えてくるんだと思います。選挙も間近ですが、どこの政党も教育の無償化を謳っていますが、その中で朝鮮学校のことをきちんと明記されてる政党がありました。それを見るとほっとしました。私もいい1票を入れたいと思います。
それでは、この間ずっと慰安婦問題に取り組まれている方清子さんにお話ししていただきたいと思います。
















































方さんがアピールをされました。

☆ パン チョンジャさん

みなさんこんにちは。ごくろうさまです。
朝は台風の影響で雨が降っていて心配したのですが、晴れてよかったです。

今、慰安婦問題関西ネットと紹介していただきましたが、火曜日行動のこの場所に金福童ハルモニも来られたことがあります。
朝鮮学校のこども達の笑顔を奪ってはいけないと、誰よりもこども達のことを心配されていました。わたし達大人が学ぶ権利を守ってあげなければいけないと強い信念を持っておられました。
亡くなられて今年で3年目に入りましたが、尹美香さん達が少し寂しくなるくらい(^^)、慰安婦の問題より朝鮮学校のこども達のことを思っておられました。

台風の時もハルモニは癌の手術の後だったのですが、駆けつけてくださいました。
そんなハルモニが亡くなる前に、自分の全財産をハッキョのために使ってほしい、と殆ど遺言のように言葉を残されました。
そこで、尹美香さんが中心になって「金福童基金」をたちあげました。わたしは日本側の運営委員としてお手伝いをしています。

朝鮮高級学校が「無償化」から排除されていることがわかって、2016年から5年間、大阪朝高の学生に奨学金を届けてこられました。
その間にハルモニは亡くなられたのですが、亡くなられてからは「金福童の希望」という名称で活動が続いています。
今年の5回目までの間に25名の奨学生が選ばれました。
今年は大阪、神戸、京都、広島の高級学校の5名が授与されました。
授与式はコロナ禍に配慮してオンラインで行い交流しました。

『日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク』のホームページに「金福童の希望」というサイトを立ち上げました。ぜひご覧ください。
今日はありがとうございました。


☆ 大村さん

ここで、お話された凛とした金福童ハルモニの姿が目にうかび、思いだします。
ありがとうございました。









あ!京都から来られた藪本さん。かっこいいです^_^











最近毎週来ている金さんのアピールです。

☆金さん

「日韓近代史資料集」というブログがあって、2013年10月のコメントに朝鮮学校は犯罪者を育成している学校だ、とありました。

このブログは海外のブロバイザアーを使って活動している、韓国の竹島(独島)問題を扱っているブログなんですが、コメントを消すことができました。
わたしが問題にしてそのブログは閉鎖に追い込みました。
ネットでは出てきますが、“このブログは存在しません” と出てきます。

新しく、昨年10月あるヘイトブログが出てきました。このブログは閉鎖されても閉鎖されても、活動しているみたいで、2020年12月から活動しているみたいです。僕が見つけたのは去年の10月です。ブログの主催者他3名を大阪市ヘイトスピーチ条例にかけて、民事でも東京地裁へ提訴します。わたしのコメントに対し“朝鮮は人殺し”と反論してきたんです。
ヘイト被害救済弁護団といって無料で引き受けてくれる弁護団があり、その弁護団を頼って、8月に訴訟をおこします。





















シンさんがマイクを持たれました❣️

@シンさん

吉村知事お元気ですか?
吉村知事にお手紙を送り続けて3年が立ちます。
お手紙を送るたび、私は知事に自分たちのルーツを学んで守ることは誇りです!
それを妨げるものは差別の他なにもありません!!!とお伝えしてきました。

お手紙は知事の胸に届いていますでしょうか?
しっかりと受け止めて頂いていますでしょうか?

吉村知事、今、世の中がラグビーブームであることはご存じですか?
先日、トヨタスタジアムでフランス対全日本のラグビー試合がありました。
観客、2万4500人の前で大阪朝鮮高級学校出身のリ・スンシン選手が堂々とスタメンで試合に挑みました。
桜のジャージを着て日本の勝利のため全力で戦う彼の姿は日本国民にも感動を与えました。
コメントにカッコイイ!プレーする姿に感動しました!次の試合も必ず見に行きます等沢山の日本の方を感動させたのです。

テレビ中継するアナウンサーも朝日新聞社も毎日新聞社も朝鮮学校出身であるリ・スンシン選手を誇らしくアピールしてくれ日本代表としての彼のプレイスタイルを評価してくれました。

テレビも新聞社も認めてくれているのです!
トップリーグでも朝鮮大学校出身のクボタピアースキン・スリュン選手を高く評価し昨年度は新人王にも選ばれました。
国籍関係なく才能を評価し彼たちの持ち味を認め評価しているのです。

吉村知事!

何が引っ掛かり朝鮮学校の子供たちを敵対視するのでしょうか?
なぜ、そんなに朝鮮学校の子供たちを差別するのでしょうか?
吉村知事は古い時代を生きていると感じないのでしょうか?
大阪の未来とよくおっしゃいますが国際社会に向けて差別をうたう日本に未来はあるのでしょうか?
差別をうたう国に未来はありません!!!
あるのは孤立、孤独だけなのです!!!

これからは朝鮮学校出身の子供達がリ・スンシン、キン・スリュン選手のように日本社会に貢献できる人材が多数羽ばたいていくのは間違いありません!















オモニたちのシュプレヒコールと合唱が響き渡っています。

☆ 歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・行政が差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!


























































最後の歌は歌舞団の秦さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️

 






























駐輪場での申し送りです。




















今日は、まるでわたしたちを応援するかのように行動の間は雨が降らずに、終わってからザアザア降り始めました。




来週も頑張りましょう❣️
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