アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

アップルパイ

2007年02月08日 | Pastries


「なんか最近アップルパイ食べてないね」と彼がぽそっともらしました。基本的にリクエストはしない派なので、これは相当食べたいというサインだと理解し早速作ることに。

「何が食べたい?」と聞かれると相当ストレスがたまるようで、「どっちがいい?」も同じくらい苦手。その延長線でリクエストもしないみたいです。その代わり出されたものは終始誉めながら全部食べるし、終わったら「美味しかった。ありがとう。」私も単純なので、また何作っちゃおうかな~ みたいな感じです。 おっとわき道にそれました。アップルパイ、アップルパイ。



このパイ生地、バターとクリームチーズを半量ずつ使用しています。バターだけより軽い感じの仕上がりです。焼き立てを切ろうとするとパイ生地はつぶれるし、中のリンゴもどばっと出てしまうので、少し冷めてから切り分けます。



シナモンが効いたリンゴがたっぷり入っていて、一切れで大満足。サクサクのパイ生地と、まだ歯ごたえがしっかり残っているリンゴが口の中で同時になくなっていく感じ、ん~ん、やっぱり美味しいかも~ 彼も仕事から帰ってくるなり一切れ、そして夕飯後にもう一切れ食べてました。

というかこのパイ、実は二日でなくなってしまいました。私が食べたのは最初の一切れのみ。後は彼が全部食べてしまったのです。食べるために作ったのだからいいのですが、さすがに23センチのパイ、二日で消費はちょっと食べすぎじゃないでしょうか。。。

次食べるときは、トースターでちょっとあっためて、アイスクリームでも添えてみようかな なんて実は密かに楽しみにしていたんですよね。。。



今回のパイ生地、気持ち丁寧に作ったせいか層がとってもきれいに出ました。こういう部分、ついついにま~っと眺めてしまいます。そう、私パンでもお菓子でも焼けていく工程を眺めるのが大好きなのです。パイ生地の背がメリメリっと伸びる感じとか、パンがぐぐぐっと盛り上がっていく感じ、オーブンの窓から見てるとホントに幸せな気分になります。はぁ~ でもこんなことをしているから、いくら時間があっても足りないのしょうか。。。

いつもあまりキレイに敷けないパイシート、今回はスススっと敷けてとっても美しい出来でため息がもれました。リンゴをのせてしまうので見えなくなる部分なんですけどね。。。もう、自己満足度おもかじいっぱいです。



レシピ(23センチの型)

バター・・・160g
クリームチーズ・・・135g
粉・・・230g
塩・・・一つまみ
水・・・大さじ2
リンゴ・・・7個
コーンスターチ・・・大さじ2
卵・・・1/2

<A>
砂糖・・・40g
ブラウンシュガー・・・60g
レモン汁・・・大さじ2
シナモンパウダー・・・小さじ2
ナツメグパウダー・・・小さじ1/2

<B>
バター15g
アンズジャム・・・大さじ3

1.バターとクリームチーズは1.5センチ各に切り冷蔵庫で冷やしておく。
2.バター、クリームチーズ、粉、塩をフードプロセッサーにかけ、米粒の半分くらいの大きさになったら水を加え一つにまとめる。
3.ラップでしっかり包み、冷蔵庫で一晩寝かす。
4.リンゴを8等分し5ミリ程度ののいちょう切りにし鍋に入れ、Aとあわせておく。
5.Bを加え、木ベラで混ぜながら約7分程度強めの中火で煮る。
6.コーンスターチをあわせ混ぜ、バットに広げて冷ます。
7.寝かした生地を打ち粉をした台に取り出し、25センチくらいに伸ばしては2つに切り、重ねてまた伸ばすことを2回繰り返す。
8.半分に分け、型より少し大きく伸ばし型に敷き込む。
9.リンゴをパイ生地を敷いた型に入れ、生地の端に卵を塗る。
10.もう一枚のシートを上にかぶせ、ふちをしっかり合わせる。
11.余分な生地はめん棒を転がして落とし、全体的に卵を塗る。
12.表面に数箇所切り込みをいれ、200度のオーブンで15分、170度に落として40分焼く。




アメリカのアップルパイはほぼ全て格子模様です。私はシンプルにパイシートをかぶせて、切れ込みを入れるだけの方が好みかな。っていうか簡単なだけ・・・?


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