アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

濃厚鶏がらスープで鶏飯

2007年02月24日 | Cooking


昨夜軽快に飲んでしまったせいか、ちょっと胃がもたれ気味です。鶏骨のスープを取ったばかりだったので、鶏飯を作りました。普段は少し薄めてスープにするのですが、濃厚なままのスープを味見してみるとものすごくコクがあって美味し~いではないですか!秋に日本に帰った時、友達に連れて行ってもらった焼き鳥屋さんで出てきた鶏飯に極似な味だったので、むふふ 真似してみました。あの濃厚スープはやはり、しっかり鶏がらから取った味だったのですね。

いつも飲んだ後に食べる鶏飯。美味しかったことは覚えているのですが、形状は実はあまり記憶にありません。。。 



鶏肉の旨みがぎっしり詰まったスープを飲むように食べる感じにしたかったのですが、ちょっとご飯が多かったかな。一口大に切ったモモ肉と卵も入れて、栄養価も少し高めてみました。ご飯をさっと洗ってからスープに入れたので、さらさらな感じも有り、濃厚スープとねぎの香りとが上手く調和し、どんどん入る入る。二日酔い感もあっという間にどこかに行ってしまいました。



私はラーメンでもおじやでも卵は半熟派です。卵割らずに3口くらい食べ、おもむろに卵を割って、その部分をわーっと一気に食べるのが好きです。全体的に黄身を散らしてしまうのはダメ。濃厚な黄身の味を楽しみたいんですよね~ ちなみに彼はこういうの全然ダメです。この写真を見て、ちょっと「うぅぅっ」ってなっていました。

レシピ

鶏がらスープ・・・200cc
ご飯・・・半膳分
鶏モモ肉・・・100g
卵・・・1個
ねぎ・・・みじん切り適量

1.鶏がらからゆっくりと時間をかけてスープを取る。この時、灰汁を取りながら弱火でことことと取ってください。
2.分量を取り分けたスープに鶏肉を入れ、さっと火を通す。
3.さっと水で洗ったご飯を入れ、ご飯粒がつぶれない程度に煮る。
4.卵を落としいれ、好みの固さになったら器に盛る。
5.ねぎのみじん切りを散らす。

皮付き骨無し鶏モモ処理の際に出るこのスープ、我が家では常備品です。

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日本では普通にあるものがアメリカにはないことが多いですが、その都度めげてはいられません。ないものは代用するか、どうしても食べたければ自分で作る!結構その作る工程で思わぬ副産物にめぐり合えたり、見た事のないアジアな野菜も食卓にあがって新たな発見もあります。逆に日本では高い食材でも、こちらでは捨て値のような感じで売っていたりすることも多いので、プラスマイナスしたらプラスかな。こう思えるようになるまで時間はかかりました。

海外生活はこの10年間で3回目です。海外なんて余裕だわ~なんて思って来たのがいけなかったのか、今回最初の1年は今までの経験が逆に邪魔をして「なんでなのよー!キーっ!」と思うこと毎日。日本での生活を引きずらない・・・言うのは簡単ですが実際にやっていみると思うようには行かないのですよね。うじうじしていて、とってもブログなんてかけるような生活ではありませんでした。けれども何かがすーっと吹っ切れたみたいで、今では何かあっても「お、そうくるかっ。じゃぁこうしてやるっ!」という感じで結構楽しくやっています。パーフェクトな環境はありえないし、それなら今置かれている環境で最大限楽しんでみようかな・・・みたいな。ちょっとカッコいい? いい意味で環境に流されるのが上手く行くコツかなと思っています。


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