昨年の12月末
旧佐久間町と旧龍山町の境にある
鳴瀬沢の「鳴瀬の滝」を見に行ってきた
が、結論を先に言うと、たどり着けなかった
その話
ある日ネットを徘徊していると
鳴瀬の滝を訪問したレポが書かれたブログ発見
この滝の存在は地図で知っていた
いつか行ってみたいとも思っていた
が、道があるかどうかもわからず記憶の隅に片付けられていた
でも行った人の記事を読んでると
よし、オイラも行ってみよう!!
そんな気持ちが湧き上がって来たのだ
そして当日・・
マシンはAT
気温は低いが、山の中は風もなく山中徘徊にはちょうど良い感じ
アクセスは旧佐久間町戸口から
レポの進入口を探してて、思わぬものを発見
もう少し上の場所から、滝のある沢の方角へ向かう林道を見つけたのだ
う~ん、これで距離を稼げるなー
(レポどうりにせず、楽をしようとして最初のミス)
林道はチョイと進んで砂防ダムで止
ここでバイクを置いて、防寒服を脱いで身軽に
幸いにも滝のある沢の方へしっかりとした踏み跡がある
意気揚々と出発
数十メートル進むと道は二手に・・
一方は上の方に向かう道
もう一方はトラバース気味に進む道
ココは迷うことなくトラバース道へ
が、その道は数十メートルで消えた!
まぁいいや、とりあえずトラバース気味に適当に歩いてけば
目的の沢にたどり着くだろう
が、砕石に落ち葉が積もったような山の斜面は
崩れやすく歩きにくい
立ち木につかまるように、なんとか前進を続ける
30分ほどの格闘で沢に到着
ふぅ
(実は沢が違うのだが、ココだと思い込んでしまったミス)
さっそく、程々の滝がお出迎え
レポどうり沢沿いに上流を目指す
滝の形は大体覚えてるので、登ってけばたどり着くだろう・・
(曖昧な記憶・いい加減な判断・レポのコピー持ってくればよかったミス)
そこからはキツイ登りだった
崩れやすい急な斜面を立ち木に掴りながら登坂
大岩は高巻いていくか
通れそうなら横をへばりつくように辿る
かすかな足がかりと木の根を頼りにしながら・・
いくつも滝を越えて登るが
目的の滝が見つからない・・
ここまでヤバそうな場所を何箇所か乗り越えて来た
もう半分はクライミングだ
あぁ、この滝も違う
もう少し上に登ればあるのか?
何度かそれを繰り返すと
「もしかして沢が違うんではないかいな?」
冷たい不安が脳裏をかすめ
やがて不安が現実となって・・
この滝に到着した時点で
それ以上の探索をあきらめる
もう疲労で足の力が抜けかかってる
もう下ろう・・
余力が残ってるうちに引き返さないと
今通ってきた何箇所かのヤバイ場所で
シャレにならない結果を招いてしまう
この滝の上部から右手の尾根にかけて明るい
トラバース気味に様子を見に行くと
大規模な伐採跡だった
(後に遠くから確認すると、目的の沢の手前の沢だった)
やっとこさバイクまで辿りつくと
もう疲労困憊
クタクタになるまで山中を徘徊して、目的の滝にたどりつけなかった
遠くまで来て、何をやってるんだろう・・
暗い気持ちになって帰途につくが
全て自分が悪いのだ~
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