長いタイトルだけど、そのまんまです
古い資料より
「白山瀧 段嶺村にありて、勸野路山を水源とす、
高四十丈幅二間流末豊川に入る。」
かつて段嶺村は、現設楽町の南西部にあった村だが
勸野路山という山が判らない
しかし三都橋の折立地区の西側に観野路という地名があり
そのあたりの山だろうと推測
そこで折立の集落で白山滝について聞き込みをしてみた
しかし、まったく「知ってる」って人に出会えず
地形図を良く見て考え
R420内貝津橋の袂「民宿食事処・きく屋」さんのすぐ西の沢が怪しいと当たりをつけ
探索をしてみたよ
それにこのあたりには設楽森林鉄道の田峰鰻沢線が走ってたようなので
その遺構もあるだろうと期待だね
R420足助方面より沢入り口
道路左手のガードレール部分が橋になってて沢の入り口となる
画像の奥あたりに「きく屋」さんがある
ガードレールに付いてたプレートでは「泙沢BOX橋」
余談だがBOX橋とはボックスカルバート橋の事で
コンクリートの四角の筒状の箱を横に置いたような物で
上を道路、筒の中を水路として利用しているそうだ
泙沢入り口
水量は少なめだね
入り口にあった砂防指定地の看板
ここでは「なぎ沢」となってた
泙沢と書いて「なぎさわ」と読むのかな?
入ってすぐに砂防ダム
左岸をまく
砂防ダム堰堤上より
沼地みたいになってるが、奥に滝の気配~
仮に泙沢F1とする
中間のナメを挟んで、下5m上6mぐらいかな
蔦やら潅木やらで少しゴチャゴチャしてるね
左岸をまく
!!!橋だ!
F1から少し登ったあたり
F2とその上に架かる橋を見つけた
F2と泙沢橋梁(仮)
F2は6mぐらい
なかなか形の良い滝だと・・思う
それより橋の方だ
ここから見てもコンクリート橋と判る
この近辺の森林鉄道なら、通常この程度の川幅なら木橋を架けるハズだ
川幅があれば橋脚で木橋か鉄橋になる
コンクリートで橋が架けられてたとは聞いたことがなかったので
ホントにビックリした
橋の上から下流を見る
なんか生えてる~
使われなくなって結構な時間が経ってるのだろう
この形状じゃ車道や歩道じゃ無いし
橋の前後には平場が続いてるし
2本のコンクリートの間隔も林鉄っぽいよねー
あんまりにも驚いたので
後日、設楽森林鉄道に詳しいサイトにメールで問い合わせてみたところ
そちらの方も驚かれたようで
「関係者と共に現地調査をしてみたいので
ぜひ詳しい場所を教えてほしい」という返事を頂いた
追記
その後、調査されて返事をいただいた
この橋の名前は「白山滝橋」とのこと
F2は小滝で白山滝とは思えないので
この記事の後に紹介したF7が白山滝だと思われる
コンクリート製の橋についてだが
増水時、木橋だと流木等が引っかかると簡単に流されてしまうので
谷が浅いこのような場所には、頑丈なコンクリート橋が架けられたのだろうとのこと
ありがとうございました
「田口線(田口鉄道)、今甦る」
http://www.tokai-mg.co.jp/taguchisentop.htm
古い資料より
「白山瀧 段嶺村にありて、勸野路山を水源とす、
高四十丈幅二間流末豊川に入る。」
かつて段嶺村は、現設楽町の南西部にあった村だが
勸野路山という山が判らない
しかし三都橋の折立地区の西側に観野路という地名があり
そのあたりの山だろうと推測
そこで折立の集落で白山滝について聞き込みをしてみた
しかし、まったく「知ってる」って人に出会えず
地形図を良く見て考え
R420内貝津橋の袂「民宿食事処・きく屋」さんのすぐ西の沢が怪しいと当たりをつけ
探索をしてみたよ
それにこのあたりには設楽森林鉄道の田峰鰻沢線が走ってたようなので
その遺構もあるだろうと期待だね
R420足助方面より沢入り口
道路左手のガードレール部分が橋になってて沢の入り口となる
画像の奥あたりに「きく屋」さんがある
ガードレールに付いてたプレートでは「泙沢BOX橋」
余談だがBOX橋とはボックスカルバート橋の事で
コンクリートの四角の筒状の箱を横に置いたような物で
上を道路、筒の中を水路として利用しているそうだ
泙沢入り口
水量は少なめだね
入り口にあった砂防指定地の看板
ここでは「なぎ沢」となってた
泙沢と書いて「なぎさわ」と読むのかな?
入ってすぐに砂防ダム
左岸をまく
砂防ダム堰堤上より
沼地みたいになってるが、奥に滝の気配~
仮に泙沢F1とする
中間のナメを挟んで、下5m上6mぐらいかな
蔦やら潅木やらで少しゴチャゴチャしてるね
左岸をまく
!!!橋だ!
F1から少し登ったあたり
F2とその上に架かる橋を見つけた
F2と泙沢橋梁(仮)
F2は6mぐらい
なかなか形の良い滝だと・・思う
それより橋の方だ
ここから見てもコンクリート橋と判る
この近辺の森林鉄道なら、通常この程度の川幅なら木橋を架けるハズだ
川幅があれば橋脚で木橋か鉄橋になる
コンクリートで橋が架けられてたとは聞いたことがなかったので
ホントにビックリした
橋の上から下流を見る
なんか生えてる~
使われなくなって結構な時間が経ってるのだろう
この形状じゃ車道や歩道じゃ無いし
橋の前後には平場が続いてるし
2本のコンクリートの間隔も林鉄っぽいよねー
あんまりにも驚いたので
後日、設楽森林鉄道に詳しいサイトにメールで問い合わせてみたところ
そちらの方も驚かれたようで
「関係者と共に現地調査をしてみたいので
ぜひ詳しい場所を教えてほしい」という返事を頂いた
追記
その後、調査されて返事をいただいた
この橋の名前は「白山滝橋」とのこと
F2は小滝で白山滝とは思えないので
この記事の後に紹介したF7が白山滝だと思われる
コンクリート製の橋についてだが
増水時、木橋だと流木等が引っかかると簡単に流されてしまうので
谷が浅いこのような場所には、頑丈なコンクリート橋が架けられたのだろうとのこと
ありがとうございました
「田口線(田口鉄道)、今甦る」
http://www.tokai-mg.co.jp/taguchisentop.htm
私も把握していました。
四十丈=120m?・・・オーバースケールではないでしょうか?地形図を見てもそんな場所があるように思えません。
でも、F1もF2もなかなか良い感じですね。
森林鉄道跡も意外な発見ですね。
観野路という地名は、昔に観音堂があったことから
観音様のある地、または観音様へ行く路から付いたと思われます
現在のmapionでの表示は旧作手村との境に近いあたりですが
きくやさんのすぐ上に観音堂があったようです(未確認)
観音堂は古くなって痛んだので放棄され
現在観音様は栗島公会堂にあるようですね
この記事にはもちろん続きがありますが
見つけた滝は、さすがに120mも無いですねー(笑
それでもなかなかの滝を発見をしたと自負しておりますので
ご期待下さい