花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

新城市池場・井戸入滝

2013-07-13 21:45:12 | 
三輪村史を読むと、2つの滝の記載があった
その一つ、井戸入滝を紹介するよ

R151を新城市川合から東栄町方面へ登って行ってピークのあたり
ちょうど池場の集落の最初の家があるところ
反対側からだと、R151の東栄駅あたりから新城方面へ向かって登っていって
池場の集落の最後の家のあたり


東栄町側からの方が安全に入れそうなので
そちらからで説明すると
画面中央の黄色の「すべりやすい」の標識のあるところを左折
やや細い山道を登っていく


500m程で右手に水道施設を過ぎて
その上、道が右岸から左岸に切り替わるあたりにバイクを停めた
バイクが違うのは、前回とは別の日に訪問してるから・・


バイクを停めた橋?の上から、井戸入川上流の左手
小さな沢になってて
よくよく見ると、木々の枝の間から落水が見えた!

適当に登って行くのだが
どうもこの沢、ワサビ田のようで
現在も栽培してるのかどうか判らないが
下流に水道施設もあることだし
なるべく荒らさないように登りたいね


井戸入滝

滝下は落石が積もっているのか、岩がゴロゴロ
昔は取水してたのか、滝上からちぎれたパイブがぶら下がってる
鉄製の階段の上にも何かあったのかもしれない

それより右手に見える白い太いパイプのようなもの
どうも木の根のようなんだが
その存在感にちょっとビックリ
滝下に積もった岩は、実はこの根が割ったものかもしれないね


別角度から

水量は少なめなんだが
地元の人に聞いた話では
三輪村史に載ってるもう一つの滝よりは、常時水量があるんだそうだ
もう一つの滝は、落水は期待できないかもしれない・・そう思った

三輪村史によると
落差は85尺・約25.5m
その記載は「本村の南に位し老杉鬱蒼たる井戸入山の山腹より流下す、
瀑の上下皆一帯の岩石を布く、故に水沫遠きに送り四境常に潤滑なり」

林道が通って、切り開かれて
周りの環境は随分と違うようだが
滝前だけは昔からの雰囲気を残してるのだろうね

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4 コメント

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Unknown (はやと93)
2013-07-13 22:26:25
こんばんは(^^)

岩肌を這う太い根がとてつもなく印象的ですね!
奇しくも鉄製の階段のおかげで滝のスケールが伝わります。水量はすくなめですが、行ってみたくなる滝ですね♪
にしても知られていない滝いっぱいあるんですね~(>Σ<)
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Unknown (okaty)
2013-07-13 23:33:39
はやと93さん、こんばんはー

落差は25.5mと記載されてましたが
そんなにあるとは思えず
鉄製階段から上は16~18mぐらいかなーと見てます
この滝も水量が多い時を狙ってみてください

>知られていない滝
瀑好さんに倣って、図書館で古書や郷土誌を探して見つけました
この日は現地で山仕事をしてる人に話しを聞けたので
三輪村史記載の2滝以外にも滝を教えてもらえました
ありがたかったです
返信する
ありがとうございます (瀑好)
2013-07-13 23:54:36
私も、5月にこちら方面に訪れた時に、この滝を探そうと考えていましたが、東栄駅近くの旧長岡地区にあるぐらいしか
わからず、皆目検討が付かなかったので、次回にしようと判断し、三ツ瀬不動滝を探しに行った次第で、本当にあることがわかり、感謝です。
次回この方面の訪問時に、必ず行きたいと思います。

地元の方に教えて頂いた別の滝も興味深々です。
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Unknown (okaty)
2013-07-14 19:41:18
瀑好さん、こんばんはー

この滝を知ってるとは、さすがですね!
地元の人は、3分で行けるとか言ってました(笑
三輪村史に載ってたもう一つの滝
上貝津滝は、ちょっと道がややこしいので
地元の人に場所を教えてもらえてラッキーでした

地元の人に教えてもらったもう一つの滝は、オチ担当です・・
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