花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

新城市七郷一色・ほうき滝と下流の滝

2014-01-30 21:08:24 | 
ほうき滝は、大島ダム・朝霧湖の奥にあり、道からも見える

ほうき滝は昔、「二ツ川滝」と呼ばれていた
名前の由来は、川の中央に小島があって木々が茂る程で
その小島で川が分かれ、また一つになり滝として落ちている
その姿をもって二ツ川滝と呼ばれていたそうだ
何かその証がないかなーとは思ってた


道から
天気が良かったので逆光気味になってスッキリしない画像となった
もちろん下へ降りてみる
この場所の東側にある橋から下へ降りられる


ふと橋の銘板を見たら、しっかり「二川滝」となっていた
滑りやすい斜面を下る


ほうき滝
下に降りると、グッと印象が良くなる
深い緑の淵が印象的だね

ここから下流に、幾つかの滝がある
左岸の踏み跡を辿るのだが
細く滑りやすく、なかなか危険な道だ


小さな滝を挟んで、その下にある滝
「ほうき滝下の滝F2(140)」である
落差は5.5mだそう

まん丸で、ここも深い緑の淵がある


滝のアップ
チャートっぽい岩肌だが、詳しいことは専門外・・


すぐ下流にF1の落ち口がある
ここから先は踏み跡が消えて
F1を見るためには、左岸の岩肌にへばりつくように進むしかない


「ほうき滝下の滝F1(139)」である
落差は6mとなっているが
水が落ちている先は、淵ではなくて湖面である
渇水時に湖の水位が下がれば、落差はもっと大きくなると思われる


滝のアップ

木々が邪魔だが、これ以上先は進めず良いアングルが得られなかった
右岸側を進めば良かったのかもしれない

来た道を戻り
ほうき滝の横、左岸を高巻く


ほうき滝落ち口


ほうき滝の上流
上に見える道は百間滝へ向かう林道だと思われる

川は、正面林道下の岩壁で左手へUターンするように曲がっており
川岸を歩いて上流に向かって進むと
最初の二川橋に戻ることが出来た

七郷一色にはまだ藤ヶ谷滝七間半と大久保滝十二間半が判明していない
もしかしたら、今回のほうき滝下の滝や黒沢川の支流の滝がそれらにあたるのかもしれない
いづれ聞き込みをして探してみたいと思う







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5 コメント

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Unknown (瀑好)
2014-01-30 22:00:14
なかなか魅力的な沢下りですね。
あの本だとモノクロなので、岩の感じや
淵の色とかわからないですが、カラーの画像で拝見すると雰囲気が良くわかって良いですね。
所在のわからない2つの滝が判ると良いですね。
返信する
久し振りです (ジージ)
2014-01-31 06:20:24
okaty さん こんばんは
このような滝を探し当てた時の感覚があれば、滝探しは止められないですね。
でも様々な文献、あるいは言い伝えを基にして滝を探す、
すばらしいことだと思います。
今日もすばらしい写真をありがとうございました。
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Unknown (瀑好)
2014-02-01 10:04:31
八名郡史の其他の瀑布の項目に
高岡村には藤ケ谷瀧(高七間三尺幅一間)、第一大久保瀧(高十二間三尺、幅一間)、第二大久保瀧(高十二間、幅一間)、第一ヒヨ澤瀧(高十四間、幅五尺)、第二ヒヨ澤瀧(高七間、幅一間)、萬古瀧(高三間、幅四尺)、第一、二川瀧(高五間三尺、幅四尺)、第二、二川瀧(高四間、、幅二尺)、第三、二川瀧(高七間、幅三間)の十瀑あり。
とあり、第一~第三、二川瀧の記述と今回の3つの滝が一致していると思います。下流から第一→第二→第三=箒滝となっていると思います。(滝の規模についてはオーバースケールですが・・・)
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Unknown (okaty)
2014-02-01 21:07:16
瀑好さん、こんばんはー

八名郡誌は自分も見ましたが、そこまで載ってませんでした
版違いなんでしょうか?
多くの滝が載っているようで、ビックリです

最近得た情報ですが
設楽町三都橋のなぎ沢にあった、森林鉄道のコンクリート橋は
名称が「白山滝橋」だと判明しました
橋直下が白山滝とは思えないので
やはりなぎ沢上流のF7が白山滝だと思われます~
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Unknown (okaty)
2014-02-01 21:10:14
ジージさん、こんばんはー

滝探しも、どの規模までを拾っていくのかが問題ですねー
自分は基本、名前のある滝を探していますが
名無しの良い滝もありますので
そのような滝が紹介されている本を得たのは大きいですね

今日の新聞に、節分草の花が咲いたと紹介されていました
以前は良く見に行っていました
小さく可憐な花です
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