花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

設楽町三都橋折立・百間滝

2013-04-22 21:02:56 | 
前回の続き

森林鉄道の観野路沢橋梁(仮)から上流を見ると


落差は無いが、鋭いV字谷

奥の方は日当たりが良く、潅木が茂っているが
なんか滝のようなものが見える


アップ

なんかビンゴっぽいよねー
きく屋さんの情報では
滝前は崩落してて進めないような話だったが
右岸は切り立っててダメだが
左岸は行けそうなんで茂みをくぐって奥へ進んでみる


なんか、あっさり発見・百間滝

滝手前の木々に日が当たって、奥の滝が良く見えないが
赤い岩肌といい、周りにある笹といい
間違いなく赤沢弁財天に飾ってあった写真の百間滝

ちなみに撮影場所は斜面の途中で
足場は30cm四方ぐらいの感じ
若干足元が緩いが
話にあった、上からロープで降下~は大げさかな?


プラス露出で

まぁ、予想道理なんだが
落差は8mぐらい
下に積もった落石を入れても10mは無いぐらいだね
これで百間滝とは名前負けなんだが
奥にさらに滝が見える

もちろん行ってみたいね
すぐ先に滝があるんだけど
この場所から直には滝上へ行けないので
少し戻って、上に登って、トラバース気味に横へ進むルートを考えた

3mほど戻り、2mほど潅木や草につかまって登り
横へ5mほど動いたあたり
ちょうど滝上まで半分くらい進んだあたり
掴んだ草がズルリと剥がれた
慌てたら足元も滑った

よくよく考えたら
今、岩の斜面にいるんだけど
この岩、丸みを帯びた凸凹がある一枚岩って感じで
そこに生えてる草や潅木は
その凸凹にひっかかった土に生えてるんだ

普通は岩の亀裂の中に根が伸びてて
簡単には抜けないもんなんだけど
ここは載ってる土に生えてるだけなんで
掴むとズルリと剥けてしまう

これじゃ危なくて前へは進めない・・
かと言って戻るのが安全かと言えば・・
ここまで通ってきた所も、心もとない場所があったからだ

行くか戻るか・・ドチラも危なそう
だったら!
前に!!
行くしか無いだろ!!!  by河原崎辰也

と、年に1回あるかないかの危ない場面だったが
なんとか滝上に行く事が出来た





そこにはゴツゴツした岩肌を流れ落ちる滝があった
落差は14mぐらいかな?

恐ろしいことに、さらに上に滝の気配
でもそこに滝があるなら
行くしか無いだろ!!!  by河原崎辰也

滝の左手は、また丸みを帯びた凸凹の斜面で
一見登れそうなんだが、ムリだった
滝の右手に涸れ沢みたいなのがあるんで
一旦そっちを登って、横に動いて滝上へ


中段の滝、落ち口

で、振り返れば


上段の滝~

感じ20m弱ぐらいかな?
ここは日当たりの感じが良くて、うまく写ってくれたね
ここも赤っぽい岩肌と
滝の中程に引っかかった2個の岩が印象的

水量は少ないけど、結構良い感じだったんで暫く堪能した後
ちょっとこの上まで探索する気になれなかったんで
(今日は十分危険を冒した感じだったんで)帰ることにした

来た道を戻るのはあまりにも危険なんで
滝から左方向へトラバース気味に進んで
尾根筋に出たところで直下
そしたら案外簡単に森林鉄道の軌道跡に出た
(逆に登るのは大変そうなルートだ)

で、また観野路沢橋梁(仮)に戻って
沢を下って国道(R420)へ
国道をテクテク歩いて、スタート地点のバイクまで戻る

結果
きく屋さんから森林鉄道の軌道跡まで登って軌道跡を歩けば
きく屋さんから1時間弱で滝前まで行ける
国道から直接アクセスすればもっと早いけど
入り口はまぁ、今までの記事から推測してくれ
訓練された滝好きなら簡単だろう

滝前の崩落は無かったが
足場は良くないので十分注意してくれ
中段の滝へ行くには、だいぶ高巻いた方が良いね
中段から上段の滝へは
こういった場所に慣れてる人なら難しくは無いよ
コメント (5)
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