花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

設楽町三都橋折立・森林鉄道廃線ウォーク

2013-04-20 20:41:11 | Weblog
前回の続き
今回の写真は晴天の林の中ということで
見ずらいものが多いが、勘弁ね

三都橋折立の「きく屋」さんからR420を西へ進んで
新城市作手に入るまでの間には、いくつかの沢がある
「きく屋」さんのすぐ隣は泙沢で、比較的大きいが
残りは小さな沢ばかりで、大きな滝はなさそうだ
それでも一応探索をしてみようと
泙沢の隣の沢へ入ってみた
もちろん森林鉄道の軌道跡の探索も兼ねてる


泙沢の西隣の沢の入り口にある鉄スノコ

土石流対策かねぇ?
あんまり埋まってないのは良いことだね
このスノコの右手斜面を登る


ひと登りで軌道跡へ

幾分傾いてる気がするが
路面状況はいいね
木も生えてないし、軽自動車ぐらいの幅が残ってる


この沢は洗い流しで越えてたのか?

石垣が組んであるが
ホントに洗い流しなのか
石垣の下が暗渠になってるのか判らない


洗い流しの上流、水量極少

小さな滝っぽい所もあるけど
岩ゴロゴロでゴチャゴチャしてる感じ
少し上まで登ってみたけど、その印象は変わらず
小さな滝はあったが紹介する程のものは無かった

軌道跡を先へ進む


上からの崩落現場

土砂が路肩まで行ってるが
難なく乗り越えられた


また崩落現場

今度は路肩側も崩れてるが
ここも難なく突破
そして国道の上あたりを通るようになる
そうすると日当たりもグッと良くなるし車の音も聞こえて
沢の中とは印象がガラリと変わるね

しばらく歩くと次の沢へ


先ほどより深い沢なので
ここは木橋が架かってたようだ

もちろん既に木橋自体は跡形も無いが
石組みの立派な橋台が残ってた
一旦沢に降りて登り返す


橋西側より上流を見ると
鋭い谷間の先に細い小滝が見えた

右岸を奥へ進んでみる


水量は少ないが、幅広のナメ

更に少し奥へ進む


小さなナメ滝があるが
潅木やら流木やらで乱雑だね

あまり面白くなさそうなので奥へ進むのは諦め
軌道跡に戻る


また国道の上へ

ここらは歩き易かった
下へ降りられそうな踏み跡があったので
誰か人が出入りしてるのかも知れない


次の沢へ入ると、右手に白ぽい岩壁が続くようになる

軌道の下は石組みみたいだけど
たぶん岩壁は上から谷底まで続いてて
その中程に軌道を通すべく石を組んで路面を確保したんじゃないかなー
その手間を考えると、楽な話じゃないなーと思う

それに国道からしたら、たいした距離を進んでないのに
幾つもの小さな沢があって
一つ一つに石組みの橋台をつくって橋を架けてるんだから
比較的簡素な作りの森林鉄道といっても
鉄道を通すってのは大変な苦労だと思うよ


おっと!こんどの橋は橋脚があったようだ

いままでの沢にしたら幅があるようだからね
橋台にくらべて橋脚が低いのは
やはり架かってた橋が木製だったからだろう


沢に降りて


対岸に渡って

こんだけの橋なら名前があってもオカシク無いよね
仮に観野路沢橋梁と名づけておこうかな(笑



コメント (6)
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