ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

羽山神社

2007-04-16 11:48:17 | 第1紀 生きる
たんんだいま~。
あ~すっきり。さっぱり。

月曜日は「をかしら屋」定休日。
となれば、私は温泉へ。肌はあいかわらず良くないが(温泉の力には勝てそうもなく、この時期は自宅湯が無難)、疲れをとりたい方が勝ち、温泉へ。
疲れには「あっつい」湯。いつもの「精華の湯」だ。
熱い。最近は特に熱かったが、今日はほんの気持ちだけ入りやすい。しかし、熱い。二槽ある湯の熱い方には、今日のお客さんの中では私だけ。後の人は、手をつからせただけで少しぬるい湯のほうへ。
このあっつい湯へ入ったり出たりしながら、疲れがどこへやら流されていく。

花巻はイイナ。こんな湯へ、つっかけひっかけて、コンビニ行くみたいに気軽に入れるのだから。

朝、9時ごろいったのだが、雨のせいか珍しく羽山神社の湧き水汲みがいない。しめしめと、行きも帰りも名水をいただく。
羽山神社は坂之上の田村麻呂が建立したと伝えられ、ちなんだお祭りも有名です。花巻温泉に泊まると部屋に「羽山まんじゅう」がおいてありますよ。
腰に効くというので、いつも温泉帰りにお参りしています。時々は車中から拝むのですが。
この神社の前にある湧き水が結構有名で、通りかかると大体は湧き水くみの人が何人かポリタンクを持っています。
こうなると、シャイな私は水を飲みにいけません。
いや、気が弱くなくても、「ここは俺の水だ」とばかりに場所を占有し、ポリタンクを何個も持込み、ちょろちょろしか出ない勢いの弱い水口へホースなんぞ取り出して必死に汲んでいる人たちに、分け入れて「一杯頂戴」とはいいにくい。
ここらへんが、最近はやりの「なんとか名水」に共通の現象。
正直言って「なんだかな~」という気持ち。
何事にも群がる人ってのは、はたから見ると気持ち悪いもんで。
「名水を楽しむ」なんて気分は失せてしまいますね。

よく、喫茶店なんかに、「当店はなんたら名水を汲んで使っています」って。
たしかにうまいんだろうけど、この有り様をあちこちの名水でみている人からすれば、どうなんだろうな。おいしい水は、そのロケーションではじめておいしさが実感できるんではないんでしょうか。

PS:といいながら、私もかつては「水」を商売していたんだけど。
いや、水商売じゃなくて・・。

スイセン

2007-04-16 11:30:19 | 第1紀 生きる
一週間ぶりに花巻の自宅へ帰ると、庭はスイセンが咲き誇っている。
帰るのは深夜だから、朝起きて庭の変わりようにびくりするのが、春。
一週間ごとに(本当は「日々」なのだろうが)庭が色づいてくる。
クリスマスローズも立派に起立している。
枯れはてた庭、枯れた草木、と思ってもいつのまにか華やかになってくる。
ブラックベリーの朽ちたような枝も、今日見たら息を吹き返している。

春は不思議な魔法使いである。

PS:スイセンの花言葉が「自己愛」とは。なんで?