ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

楽しかった「ホルモンとベアレンの会」 そしてちょっぴり寂しいこと

2012-08-27 10:17:15 | 第1紀 をかしら屋


既報のとおり、昨夜、大通店にて「ワインとチーズの店 よしだ屋」さん主催の「ホルモンとベアレンの会」が実施されました。

18時半開始で、ワタシは松園店から13時発のバスで通勤。
もちろん「呑む」ためのバス通勤であります。
17時半過ぎには当店の常連組も集まり始め、定刻、大宴会の開始。



当店が準備したのは「豚ホルモン9点盛り」「テッポー一本焼き」「豚内蔵珍味(大動脈、食道、気管、ドーナツ、チチカブ」「九戸短角牛のサガリ」。
うん、贅沢。



もちろん大食らいの常連さんのために、おかわりも準備。



会場は老若男女、外人さんも含め、盛り上がる。
ベアレンクラシック、シュバルツ、ワインは瞬く間に胃袋に流し込まれたようです。

さて、次回は・・・・

次回は10月の創業祭に、なにか考えましょう。


楽しかった「会」の前に少し寂しいことがありました。

バスを「映画館通」で降りて、朝飯も抜きだしなにか食べようと、うん、あそこへ。
映画館通の出口付近「一幸庵」へ向う。

・・貼り紙が。
店主、一身上の都合で・・・・・・・

ぬぬっ、
言葉にならんな。
  残念なのか、寂しいのか、

あの手打ちのぶこつとした温かい蕎麦の麺、
繊細で美しさを感じる冷たい蕎麦の麺、
するっとした絹のようなうどん、
腹一杯のシアワセの小皿尽くしのランチ、
まだかまだかと待った季節の「牡蛎蕎麦」。
そして、夜、大将の作る肴で一杯呑んだあとの打ちたての蕎麦のオイシイコトよ。

昼行くとウチの夫婦みたいにしじゅう口喧嘩しているが、夜、暖簾越しに常連さんに囲まれて楽しそうに微笑んでいる大将とおかみさんを見ると、あああの輪の中に入りたいな、いや打ち立て蕎麦の一杯だけでもと思っていた。

うん、そういうこと。

お隣の深夜呑んだあとしか行かない中華料理屋にも貼り紙があり、当面の間、昼の営業はしないとのこと。
夜に専念。
まぁ懸命だよね。

そして北銀裏の長沢系「魚や(ととや)」に行けば、「盛岡はらぺこ日記」にあったように、暫くのあいだ休業しますとのこと。
改装でもするのか、人気店だからね。

横の「名店会館」の「札幌ラーメン」にはじめて入り、「グルージャ盛岡」の天皇杯県予選の生中継にはらはらしながら、久しぶりの太い麺にくらいつく。
おばちゃんが作った「サッポロみそラーメン」はおいしかった。
600円なり。
たぶん100円ましの「野菜ラーメン」になると、想い出のサッポロラーメンのようにもやしやキャベツ炒めが山となるのだろうと勝手に想像。
そう、ワタシは麺は好きだが、このラーメンの上の野菜達は苦手なので、この日の野菜抜き極太サッポロラーメンは嬉しかったのだ。

そんな、はじめての出会いの喜び、そして、もう会えないあの味の、あの店の想いへの寂しさ。

夏、まだ続く。



(今夜も大通店に居ます)

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