ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

迷いだしたサフラン、合歓木(ねむのき)、そして「ルーツ」、小麦香る

2015-09-24 13:33:37 | 喰う、呑む
世に云う「シルバーウィーク」。
催事3日、店営業2日(1日は催事と重複)、完全休養1日。
そして普段の住処、盛岡東黒石野の倉庫兼事務所兼仮眠室を五日も離れ、店に一泊、自宅になんと四連泊もしてしまった。

休暇日の事はワタシのFaceBookに書いたので省略する。

3日3ヶ所の催事、「材木町よ市」(栄沢稲荷神社例大祭もあり盛況)、「ベアレンオクトーバーフェスト」(手さぐり状態の不安な初参加であったが、意外にも当店来店者の方も多くほっとする。工場二階で行われた「反省会」には家族で参加しベアレン三昧。これが一番のご褒美。)、「グルージャ盛岡」公式戦(店の商売はともかく、戦いは破れた。勝つことが一番の薬であると皆そう思い、歯ぎしりする、もはやリーグ戦も終盤)は無事終わり、月曜祝日の営業も「石垣ミュージックフェス」のおかげで繁盛であった。
寂しかった9月の、思いがけなく収穫の多い「シルバーウィーク」であった。

さて、商売の詰まらぬ話はこれくらいにして、またまた「自宅の庭、または雑草畑」のお話。

日曜の朝、その花巻星が丘の自宅雑草畑に白い花数輪。



「サフラン」である。

あ~、もうそんな時期かと思いながらいると、数日たち昨日はもうたいへん、庭のあちこち、ざっそうばたけのあちこちに「サフラン」の小軍団が花をつけた。
実家の裏庭の山草畑から一株いただいて十数年、春と比べすっかり元気の無い秋の雑草畑の紅一点がこのサフラン。
毎年、短い命に心を奪われる。
花弁が染料になるといい、重宝したものよという母の言葉を想いだす。







しかし、しかしである。
一つの疑念がこの記事を書く参考として開いたGoogleさんにより浮かび上がった。

かの画像を見る限り自宅のそれは、西南アジア原産・アヤメ科の多年草・そのめしべが香辛料となる「サフラン」ではなく、似て非なるサフランとは別物の、ユリ課・薬の原料ともなる毒草、園芸改良種はコルチカムと呼ばれる「犬サフラン」ではないのか。

犬、、、、、、、、、
愕然としながら、はたまた疑念を晴らすのではなく片隅に寄せて消そうとするが、さてさて。

居間にいる母に問いただそうとしても、もうなかなか想いだす事もできぬ齢(よわい)であるし。

気を取り直して、大きな合歓木(ねむのき)になっている、まだ緑の実を見る。



柿の実も少しずつ色づいてきた、そんな自宅の秋。



そして、黄昏(たそがれ)。


明けて今朝、花巻自宅から盛岡の営業拠点&ねぐらに向かう途中、そうだ今日は木曜日だと気づいて、宿願の石鳥谷のパン屋に向かう。

旧国道を石鳥谷中学校から曲がり、川の前で左折してすぐ。
ホームページの地図通り、その店はあった。

「ルーツ」。
地元の小麦粉と自家製酵母のパン屋さん。
まだまだ若い女主人のアドバイスに従い、「白いちじくと胡桃の主張」半カットと「自家製酵母の気まぐれスコーン」を買い求める。





さっそく倉庫兼事務所兼ねぐらで昼食に喰う。
所感はワタシのFaceBookに書いたので省略するが、期待通りあるいは予感通り、この種のパン屋としては大好きな店の何本指かにあたる発見であったと記したい。

オススメである。
問題は営業が木曜日から日曜日である事と、ワタシはこちらの方面に勤めた事がありすぐに見当がついたが随分と奥まった場所にある事、そして様々なネットのお話では人気があり早めに売り切れるとの事。

気になる方はどうぞ開店の10時過ぎにお伺いください。


それでは、、

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