ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

一歳になりました

2016-03-04 11:46:39 | 自然、読書、仕事、そして生きている
Facebookも粋な計らいをするもんだ。
昨日のワタシのページには「一歳になりました」ってさ。
ふむ、還暦で一回りしたから、なるほどそうなのかもしれない。



この写真は一歳になる前だと思う。
母は体が弱く、父は仕事上、一山買うと伐採が終わるまで現地の山小屋住まいで年に数回しか帰って来なかったから、ワタシはほぼ母の実家に預けられていたらしい。
お蔭さまで、私がいつもあなたをあやしていたのよという陰のお母様たちがたくさんいる。

コドモの頃はもてたのだ(年上に)!



しかし、この日の誕生日は一般的に学期末の試験と重なるので、正直、なかなかゆったりお祝いしてもらったり、この先の人生をしかと考えるというシチュエーションはなかった様に思うし、だからその後も行き当たりばったりの人生を過ごすことになるのだと、自分に言いがかりの一つもつけたくなるのは、どうしようもないチャランポランな性格の故である。



さて、その一歳の誕生日は、これといって思うこともなく、また祝福して喜び合うという歳でも柄でもないのだから、いたって簡素というかいつもと同じ寂しい夜だった。

この大雪の中、店に手伝いに来た相方も、いつものように愛情あふれた感慨深い「あ~あぁ、おめでとう」という空気より軽そうな言葉一つで、やはりそれじゃ超倦怠夫婦といえどまずいだろうと自分のポケットから小銭を出し、只今セール中のミスドにCM露出たくさんの「のびのびボンデリング」を指定して買いに行ってもらった。



大きな箱に3種、各一個づつ。
これを1/3づつ味見レベルでいただき(1/3ワタシ、1/3相方、1/3持ち帰ってムスメに)、この穴空きが一歳の誕生ケーキとなった。
不充分ではない。
十分かつ分相応で、確実に満足した誕生日セレモニーであると、歳老いれば受け入れるのは容易だ。


・・・・と思いながらも、深夜帰った松園事務所兼倉庫兼仮住まい単身赴任所の独り寝の前に、こっそり買っておいた一歳の自分へのプレゼント、某スーパーの「フルーツ盛り合わせ」(税抜き198円)也をいただき、



いつものように



キンミヤロックに「お疲れさんならクエン酸」を数滴入れた「スッパ酎」で止めを刺して、電気敷毛布で温めた幸せの介護ベッドに倒れ込んだのだ。

PS:たくさんのお祝いのお言葉、ありがとうございました。まだまだ五里霧中を彷徨い歩く状況ですが、へこたれるという華奢な精神は持ち合わせておりませんので、相変わらぬ鈍感に磨きをかけて進みたいと思います。変わらぬご支援をお願いいたします。

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