ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

中性脂肪値が基準より低いそうなのだが、、

2017-10-30 22:19:58 | 自然、読書、仕事、そして生きている
だいたい三月毎に調べている検診の結果が今日出て、なにやら「中性脂肪」値が基準よりわずかに「低い」そうな。





ワタシ自身がいぶかるのだから、たぶん廻りのどなたもそうであろう。
なにせ友人の歯医者K君まで、前回の同様のときに「〇〇先生(共通のかかりつけ内科医)の間違いだべと吐き捨てるように言った。

しかし前回に引き続き今回も、ホンのわずかだが基準「以下」なのです。
あの、どんなときも「大丈夫ですよSさん。これくらいの数値はな~んてことはありません。まだまだぜんぜん大丈夫ですよ」と優しいというか、大人(たいじん)というか、大雑把というか、そのY先生ではなく、キチンとした検査機関が調べた数値だ。

で、気になって少しネットでググってみた。

なるほど「中性脂肪」ってのは必要不可欠なものであり、いろいろ説明はあるが大儀では「皮下脂肪」と同等だろうとワタシなりに解釈した。
そうならば、そうだろう!

ワタシの廻りの大概のお方は、ワタシは脂肪の塊であると日頃から確信されておろうが、知っている人は知っている。
ワタシの腹はつまめないのだ。
ぶよちゃんではありません。

そなら、どうしてそうなのと疑うのだろうよ、大概のワタシの廻りのお方、たとえばヨメさんやムスメや友人の医者や従業員や仕入れ先や常連さんや、そういうもろもろのお方はぶよと信じているだろう。

いや、自分自身、腹をつまんで首をかしげるのだ。
その自分なりの解釈は、薄い皮下脂肪の下に「固い」脂肪が取り巻いている。
 ⇒この説は友人の歯医者Kに却下された。「科学というものはそういうものではない」
それでは、この腹の内容物は、、、、
自分なりの答えは、大部分が肝臓で、大部分が胃で、大部分が肥大した心臓で、大部分が小腸・大腸・十二指腸!

友人Kはしょうがなく、わずかに肯いたが、果たして正解は・・・


それにしても食欲の秋。



お肉やホルモンはもちろん



世の中で一部の方に毛嫌いされているという炭水化物や糖質も



ほぼ毎日食べているカレーも

だから

おいしいのよね~

(と、薄くてつまめない皮下脂肪をさわりながら首を傾げる。  なんとしたものかな。)

サフラン、つゆくさ、ねむの木、生きる そんな秋の庭 9月25日

2017-09-26 08:13:44 | 自然、読書、仕事、そして生きている
一週間ぶりの花巻・自宅のもはやジャングルになりかけの雑草園の中にピンクの色を見てはっとした。

そうか、この花、秋だったっけか?

ちょっとワタシの季節感が鈍っていて、過去の記事を見ると確かにこの前後に咲くのがサフラン。



庭に数ヶ所に背の高い雑草群に隠れるようにキレイな淡いピンクの花を咲かせている。

(それだけなら華やかで気持ちも和らぐのだが、ここ数年、この花を見てワタシのココロの一隅に暗雲が垂れ込めるのは、実はコレ、本物のサフランではなく、全く違う科の「犬サフラン」という別物ではないかという疑念を持っているからである。物事はあまり詳しく調べない方がいい場合もあるというのはこういう事で、ほとんどそれは確信なのだが、いやな事なので疑念という言葉にとどめておきたいのだ。それにしても、前置きが「犬」とはネーミングにもほどがある。)

僅かな命で、あっと言う間に色がくすみ、若き乙女のように慎ましやかに閉じた花びらも、秋の陽光にだまされほけていく姿は少し情けない。
今週が最初で最後か、そんな見頃の(犬!)サフラン。

(このサフランは生家から移植したのだが、母はサフランの花はむかし高く売れたのよと言っていた記憶がある。ならば、コレは本家本元のサフランなのか? まぁいい方に解釈しようとワタシの気性が言う。)



長い事、天使のような花をたくさんつけていた合歓木。
この間までは、花も残り、そこに小さい実も育ってきて、花も実もという珍しい木だなと感じていた。
その合歓木の実がいよいよ本番であり、風が吹くと庭のあちこちに散らばる。
見るからに「マメ科」の実で、果たして食べれるのかしらん。

合歓木と言えば(何度も言うが)、ワタシにとっては吉行由来で(宮城まり子さんの学園)、花屋で苗木を買って育てたのだが、この亜熱帯性植物はもはや大木となって、台風の日などはたおれやしまいかとヒヤヒヤさせられる。しかし、もう自分達の手ではどうにもできないおおきさなのだ。



そしてここ数週間、門のあたりを占領しているのはツユクサである。
二弁の他に無い種の青色の花びら。
にゅっと伸びた黄色の雌蕊。
元気な緑の葉。
個々は原色系であるのに、まとめるとやけに和調なのがいい。

この花は子供の頃から大好きなので、やはり見るたびにワタシをその時代に招き寄せる。
そう、科学好きな少年は、じっと身を屈み込み、息を止めて花を観察していた。



そして、生きる。

そのささやかな青い花たちをめがけてくる小虫をとらえようと、これも相当はでな原色系のクモ。

秋の雑草園は、やはり一つの小さな生態系なのである。

そして、そうこうするうちに、冬はやってくる。

合歓木(ねむのき)の咲くころ そして 明後日の日曜は「昼酒宵酒の日」

2017-07-14 19:01:42 | 自然、読書、仕事、そして生きている
暑い。暑い。盛岡は今日ももう少しで35℃、猛暑日寸前。
梅雨も明けてない7月初旬なのに、30度を超える真夏日が一週間以上も続くとは何事なのだろう。

ただ、ワタクシ的に言えば、今年は以外に過ごしやすいのだ。
いい兆候ではない。
心臓のせいか血の巡りが悪いらしく、冬はずいぶんと寒さが応え、ことあろうかつい最近まで朝晩はストーブを焚いていた。
そして、汗っかきのはずの自分が、この天候でもそう汗をかかないのである。
催事ともなれば、気温、お天道様、鉄板焼きのガス火と屋台の中は三重苦で汗だくになるはずが、それほどでもないのである。
かかりつけの医者が言うには「大丈夫ですよ、汗はかいていませんが手が熱いですから蒸気が出ているのでしょう。」と。まぁ、どんな数値を示しても「大丈夫ですよ」と元気づけてくれるかかりつけ医の事なんで半信半疑であったが、先程のテレビニュースではその通り、見えない蒸気が成人の体からは一日900cc位は出ているらしい。

さて、ワタシの体は不順だが、植物達はキチンと季節を数えていて、今年も我が家の雑草園には紫陽花が咲き、ホタルブクロがはにかみ、知らぬ間に合歓木(ねむのき)のピンクの花が枝を染めている。











さて、お仕事の話。

21日(金)まで「夏の感謝祭」実施中。
暑い日が続きますから、「盛岡冷麺半額!」の店内はランチ時はなかなか混雑しています。



そんなわけで、いつもは日曜日が定休日なんですが、明後日の16日は臨時営業することにしました。
「夏の感謝祭」なんだけど日曜日しか行けないっていう方はどうぞ。
また、例によって昼休憩無しで17時までは「昼酒宵酒の日」として、「5時までランチ」「アルコールほぼ全品399円」「豚ホルモン(シロ)食べ放題777円」企画を実施します。
お店は夜21時までやっていますので、お時間のいいときにいらして下さい。



暑さが続きます。
ホルモン食べて、元気はつらつ!

とうとうジャングル化した雑草園 そして 鶴の恩返し

2017-06-26 21:59:16 | 自然、読書、仕事、そして生きている
昨夜20時過ぎ、一週間ぶりの帰宅。
駐車場から玄関ドアまでの暗い道のりは、なにやらブッシュの中をかき分けているようであった。

12時間後の今朝8時の出勤。
確かに花巻の我が家の雑草園は、ほぼジャングル化していたのだ。
この家に移り住んでしばらくは毎朝庭の手入れが楽しみで、土も替えたし肥料も相当まいていて良質な土壌であることは間違いなかろう。
花も育つが、それ以上に草どもの異常な成長ぶりよ。

その中に何輪か記憶にある花たちが咲いている。
廻りの草に圧倒されながら。。



(繁殖力が強くこの時期、庭の一部を赤に染めていたが、今や一輪やっと顔をのぞかすだけになった)



ドクダミさんはもはや乱暴にあちこち繁殖している。
一輪ならかわいいのだが、こうも集団だと興ざめである。
これをまとめて珈琲にするなどという技を使えるほど器用ではない。



ホタルブクロもなんとか一輪だけ顔をのぞかしている。
来週にはもう少し仲間を見つけれると思うのだが。



そして妻の実家から株分けした紫陽花はまだもう少し早いみたい。

やっと先週末から心地よい風がふく季節になった。
しかし、週に12時間だけの滞在では、この雑草園はなんともならぬのだ。


そして昨日。
久しぶりの勝利。
今年南口から北口に移った「グルージャマルシェ」の我が軍が陣取る場所は商売的には最悪だが、試合の観戦にはスペシャルシートで、おかげさまで全5得点を見ることができた。
谷村覚醒、喜ばしい。
林くんと谷村くんには地元のえこひいきもあるが、ぜひ活躍してほしい。





鶴の恩返しは何度でも見たいものだよ。


そんな週末、そして週はじめ。

初夏?? 生い茂る雑草園 そして 膀胱

2017-05-31 13:57:57 | 自然、読書、仕事、そして生きている
生い茂る我が家の庭、否、雑草園。
いやいや、ついこのあいだ嫁が慣れぬ草刈り機でトラ刈りにしたかと思いきや、一週間の単身生活から帰った深夜、我が家の玄関に通じる細道は、もはやジャングルのありさまだ。















業を煮やした嫁が、またもや文明の利器(草刈り機)を振り回し、しかも雑草園の中の花園のほうをやけに丁寧に刈りやがって、毎年のことだが上の写真の花たちは息絶え、いつもの寂しい、花の無い日々が続くだろう。
もちろん、綿毛をいっぱい飛ばしに飛ばしたタンポポや、健気なシロツメクサはトラガリなので生き残りそうだが。


さて、本題のその2は、昨晩、Facebookでちらりと画像を公開した「岩泉龍竜泉黒豚」の膀胱。

週に一度、火曜日の午後の定期便で「岩泉龍竜泉黒豚」の「内臓セット」がやってくる。
ここのところ雄豚が続いたが、今回は少し年季の入った雌豚であった。
オスかメスかは黒豚に限り(いわちくの場合)、コブクロが入ってるかどうかで判別できる。
メスになればこちらはしめしめと喜ぶ。
なぜならメスは子宮廻りの部品点数が多く、通好みの「黒豚ホルモンセット」(一皿2000円+消費税)の皿が賑やかになるからだ。



しかも、今週はいつもはついてこない膀胱らしき丸い玉が一個ぶらさがってきたのだ。

こうなるとホルモン屋は喜ぶ。
居合わせた少し酔っているカウンター客(酔っている証左に、今朝、携帯忘れていませんかと問い合わせが来た)に、どうだ見てご覧、これが膀胱だよとつい興奮して「ご紹介」すると、なるほどなるほどと相討ちを打つ。
愛想のいい酔っぱらい客であった。



(直腸から切り離したところ)



肛門に向け、直腸と女性器と膀胱から出る尿道が走る。



解体、その1



解体 その2
写真上が膀胱を開いたところ。
その下が、ボクたち(ワタシと常連のセンセイ)が「衛星と流れ星」と呼ぶ、卵巣と卵管。
さらにその下が女性器で一番下がお好みの方も多い「コブクロ」、いわゆる子宮。

メスでも個体差は大きく、子供のコブクロは開かず管のまま提供する(よくスーパーに並んでいる状態)が、ワタシが単体で仕入れる場合は「L」という成長したメスの分厚いコブクロを割いて提供する。
この方が食感が良いと思う。
いまは提供する店は少ないが「コブクロ刺し」なんかは子供の豚がいいのだろう。
ちなみに牛の子宮はあまりにも分厚く、当店ではメニューに入れていない。

また、ソーセージなんかを詰めるケーシングは、よく羊の腸が使われるが、太いフランクフルトには豚の腸が、もっと太いものに牛の腸を使ったり、豚の膀胱も使われるという。
また都会で流行りの生ハム「クラテッロ・ディ・ジベッロ」は豚の膀胱に入っているそうな。

そんな話。
今日のランチでも「黒豚ランチ」が出たが、この黒豚のシロやレバーはちょいとホルモンにうるさい人でもうなるようで、当店にも黒豚目当てのホルモンフリークは多い。
週に一頭なので、セット皿はせいぜい2セット分しか取れないが、シロ、レバーは量もあるのでお試しいただきたい。
そしてこの黒豚。なぜかハツ(心臓)は小さいが直腸はご立派で600gくらいもある。良質な脂もまとっているのでうまいこと限りなし。週に一本ですので、ぜひこれもお試しいただきたい。

そんな、黒豚の膀胱話で、今日は、オシマイ!

5月14日(日) 花巻・豊沢ダム そして 高村光太郎山荘に向かう

2017-05-15 22:38:03 | 自然、読書、仕事、そして生きている
5月14日(日)、一家は前夜遅くの恒例「一週間のお疲れ晩餐会」で朝はゆっくり、9時過ぎのワタシは一等賞だったが炬燵の猫ごとく起きようとしない妻の有り様を見て、二度寝。
皆で朝素麺を啜り、妻は伸び放題の雑草畑を、美しいバラ畑のある隣家の境を重点に草刈り機をかけ、勢いで(動き始めるまでは時間がかかるが、いったん動くと止まらないバネのような彼女である)ムスメのタイヤを夏用に替える。
だから、ボクは三度寝。

なお、虎刈りにされた春の雑草畑は、大好きなオダマキが駐車場に一論咲き、





フェンスの内側のタラの木には少し大きくなりすぎたタラ棒が。
これはワタシに摘まれてその夜の酒のお供となった。
一年ぶりの自宅のタラ棒は、あの苦みが舌に春を招き入れたのです。

さて、約一ヶ月ぶりの休日。これを逃すと今のところ7月の祝日まで予定が入り込んでいるから、なんとか休日らしくすごしたく、午後、嫁と予定の行動に出る。

一昨日だったか朝日デジタルニュースの岩手県版に出ていた「高村光太郎の風呂おけを初公開 花巻市の記念館」を読んで、久しぶりに山荘に行こうという魂胆。
そして今年も少し早く開通した沢内へ抜ける県道12号線花巻大曲線で豊沢の奥に春を見つけに行こうと思ったのだ。

余談だが、私たちを良く知る方は、あのいつもけんかしている二人が休日を共に過ごしているなんてとお思いでしょうが、いやはや、全くその通りなんですが、よる歳と最近の熊情報を考えるとちょっと前みたいに独りで山に入りくつろぐという行為自体が非常に危険に思われ、しぶしぶ(!?)助手席に同行させたのです。そして心底憎み合っているかどうかはともかく、激しくバトルを飛ばすが数秒後には平穏に戻るのが二人の口にしない約束事みたいなのです。ねっ、大丈夫!

で、説明は短く、写真を中心に。





豊沢湖は田植え時期で水を豊富に抱え、勢い良く放水しています。
この日の道すがら、田植えの農家が多く、半分くらい終わっている感じで、ここ一帯の水管理のためにダムが作られました。









ワタシの母はこの豊沢の出身で、京都から戦に敗れ日本海をつたい秋田から辺りを山に囲われ隠れ住むのに適したこの地にワタシの先祖は安住の地を構えたということです。
いやはや安住過ぎたのか、すっかり地に染まったのか、母の実家を長とする一族は時節を経てすっかりのんびりした性格を身にまとったようで、酒好きアレ好きの血統でもあります。因みにその血を半分、母からいただいているワタシは酒好きですがアレは苦手の部類です。

さて、今日の目的は「水芭蕉」。
そして例年通りであれば、まだカタクリも咲いているかと期待したのですが、いやいや、水芭蕉はすでに花を落とし、カタクリは見えませんでした。

では、写真で。











(あちこちに滝が。この滝上がワタシの従兄弟たちの狩場で、子供の頃は夏になるとここにテントを張り、魚を獲ったりしたものです。年長の従兄弟たちはダムができる前に住んでいて、あっちの沢、こっちの山と詳しいものでした。)






そして、次の目的地、光太郎山荘へ。







この光太郎記念館は二年前に以前の場所から移りました。
だから、毎年来ているつもりが二年ぶりの訪問となり、昔の民族博物館と様相が違い、立派になった展示室に新鮮さを覚えました。

では、写真で。

















光太郎は戦時下の昭和20年5月に親交のあった宮沢賢治の弟・清六を頼り花巻に疎開し、ここ太田山口で7年間の独居自炊の生活を送ります。
これは戦争中に多くの戦争協力詩を作ったことへの自省の念から出た行動であったとされますが、光太郎は地元民に愛され慎ましい生活を楽しんだようでもあります。

(ついこのあいだ、ひどい評論にあいました。光太郎のこの疎開生活を無駄なものと、これがなければもっといい作品を「たくさん」出せたろうという一方的な評論です。さて、芸術は作品の「数」で決まるのでしょうか。体(てい)の悪い画商とか出版社なら「作品の数と札束の厚み」を乗じて考えるのでしょうが、それは大きな間違いでしょう。ワタシはこの7年の花巻山口での生活が、彼が必要としていたものであろうし、その生き方が無ければ自分自身を説得できなかったろうと思います。そしてなによりどんな環境下であれ、その生き方やまわりのもの全てがが自身の芸術性を支え・豊かにし・育んだものと思います。)

さて、いつも見入ってしまう山荘を(たぶん撮影はOKだったと思います)。





















ワタシの母は万屋を営んでいましたが、ちょうど目の前のバス停が光太郎山荘に歩いて向かう人達が降りる場所で、よくリュックを背負った若者が4~5㎞ある道筋を訊ねていました。そのころは奥の温泉にユースホステルもあり、今と違った旅の楽しみ方であったようです。
そして、その道を光太郎はたびたび降りてきて、酒や食料品・日常品を買ったり、電車(マッチ箱電車が花巻から西鉛温泉まで走っていました)に乗ったりしたと、近所の酒屋さんから聞きました。気さくな方だったようです。



帰り道の沿道はリンゴの花がほころんでいました。

花巻はすっかりと、春です。

咲き頃か、咲き始めか 5月1日の雑草園

2017-05-02 01:08:12 | 自然、読書、仕事、そして生きている
2017年5月1日(月)、花巻自宅の雑草園。



白いチューリップの二本目が今にも咲きそう。
朝8時半前だから、きっと昼には花びらを少し恥ずかしそうに開けているのだろう。



そして赤いチューリップ。
先輩と後輩。



これはなんの実か?
検索して似た画像を見ると、どうやら「アオキ」みたいで葉っぱはそのものなのだが、その検索した花辞典によれば咲くのは冬だという。
はて?


で、今日の「テーマ」は画像の二枚目。
先程の赤いチューリップの奥の方のすっかり陽気になっている先輩と、まだ恥ずかしそうに花びらを閉じている手前の後輩。

さて、アナタはどちらの花が好きですか?


ワタシは、後輩の方、固く花びらを閉じているほうなのだ。

はは~、お前、アレか?
って、言われると、アレなのだが、要するに幼児性が抜けきれていないのかな。
あるいは自分に自信がないとか?
いやいや、お巡りさん、この人「変態」ですとまで言われる筋合いでも無いが、まぁロリータ好きであって、決して「熟女バー」なんて行こうと思わないクチなことは確かだ。

とんだ花占いだが、こうにも人により好みは違う。
好みが違うから種は継続する。

そんな、ちょいと疲れた頭の、長袖シャツを脱いだ春、5月の始まり。

チューリップ咲いたよ  ・・・春の自宅雑草園シリーズもそろそろネタ切れか

2017-04-30 14:13:20 | 自然、読書、仕事、そして生きている
4月30日(日)。
本来、日曜日は定休日なのだが「お花見営業」と称して、月末のどん詰まり、「こんなに頑張っているんだよ」「精一杯努力しているのにな~」といつも不義理を重ねているお取引先・大家・銀行各位に懸命さを強くアピールをするために体を酷使して「臨時営業」の看板を出している。

そんなことで昨夜25時半に一週間ぶりに帰宅した花巻の自宅を朝9時に出る。
その出掛けの雑草園のありさま。

一週間開けると主役は大きく変わっていた。



そう、真っ赤な、安い携帯のカメラではその艶やかさの全てを伝えることができないほどの真っ赤なチューリップが咲いていた。



こちらは慎ましやかな白のチューリップ。
なるほど「紅白」でめでたいのかな?



こちらも、本日のニューフェースで、我が家の廻り、星が丘・琵琶沢川沿いの一般庶民のお宅にはこれを咲かせている家がやたら多い。



そして一見枯れたようにみえていた庭植えのタラの木にも一本、芽が出てきた。
明日あたりが食べごろか、来週では遅いのだろう。
この一週間の単身赴任による不在が、なんとも春のじれったさ、切なさというものを切実に感じる春。毎年そう思う。



あぁ、こちらもニューフェース。まだ花の数が少ないから見頃はこのあと。



ムスカリはまだまだ勢力を拡大中で、雑草園の主になった。



クリスマスローズも、



木瓜の花も、まわりにはムスカリが謁見している。

朝晩ずいぶんと寒かった4月も、最終日に来てようやく春の陽気ってやつを醸しだしてきた。
風が、柔らかい日差しが、春だよ、上着を一枚脱いでワタシを感じてとささやくのだが、おっとどっこいここ数年、心臓による血行障害からか手や足が冷たくて、まだ長袖をはおる情けなきワタクシという生きもの。

最後に一昨日の「IBCラジオカー」ご来店の時のメニュー写真を少し披露します。



ご存じ、ランチ一番人気の「ホルモン定食クラシック」(780円、水曜日は680円)。



若者・大食らい・ホルモニストに大人気の「ごちゃ混ぜホルモン」。
ランチは定食で980円、夜は90分食べ放題で1296円(学生は大ライスサービス!)。

そして、大通店にはない「催事専用メニュー」から二品。





根強い人気の「ホルモン焼きそば」(並盛り400円)。意外にもあっさり上品な和風の味付けで、焼いているときに麺にまぶすスープはなんと盛岡冷麺の牛スープなのです。当店では定番のソース焼きそばよりホルモン焼きそばの方がよく出ます。



そしてJ3「グルージャ盛岡」公式戦専用メニュー「ピリ辛ホルモン丼」。催事では店のように網で焼けないので鉄板で焼きます。同じホルモン、同じ辛味噌なのにちょっと味の趣が違うのはオーブンで焼くタマネギの甘さが辛味と混じあうそのハーモニー。アウエーのサポーターも「これを食べに年に一回の楽しみで盛岡に来たよ」と言っていただける自信作です♡



そして、684レポーターの富樫さん、伊達さん、新人の赤坂さん、お嬢様がたご三名さまで以上の品々をペロリと平らげていかれました(ご飯もね!)。新人の赤坂さん、なかなか存在感あふれる明るいキャラクターで今後が楽しみですね。




さて、ゴールデンウィーク期間の営業については前回(昨日)のブログに掲載しております。
 (制作者のムスメのPCが現在たいへん不機嫌でして、ホームページには未掲載です)



昨日一昨日は例年に無く賑わった大通ですが、今日からの陽気で皆さん郊外にお出かけと思います。
3日~5日は春の出産ラッシュに沸く「盛岡動物公園」、6日は「材木町よ市」、7日はJ3「グルージャ盛岡」公式戦へ出店しますのでどうぞお立ちよりの際はお声を掛けてください。
大通店は1日・2日・6日は通常営業。3日・4日は夜の部営業。5日・7日は催事のみで店は定休日となります。

「花よりホルモン!!」
ぜひご来店ください。

桜ヶ丘 鳥谷ケ崎公園 星ケ丘雑草園

2017-04-24 20:54:08 | 自然、読書、仕事、そして生きている
昨日、2017年4月23日(日)朝の星ケ丘プライベート雑草園の春。





一週間でムスカリは雑草園の主になった。
いやはや、毎年増殖、ご苦労さま。





黄色のラッパ軍団だらけでちょいと心配だったが、この一週間で白い妖精も花咲いた。



木瓜(ぼけ)もすっかり花開き、



先週まではちょっと不機嫌な色していたマンサクもまっ黄っ黄の黄色で誇っている。







嫁の運転で仕事場に向かう道を少し遠回りして、我が母校(今は小学校)の桜雲台を廻り、ボクの心象よりだいぶ浅い白の桜の花を助手席から撮影する。

♫ああパラダイス花高に
 思い出深きああ三年
 桜ヶ丘は永遠に咲け
 緑ヶ丘の常緑樹よ
 ああ懐かしの学び舎に♫

【花高賛歌 三番】





そして花巻市民の憩いの場所、「鳥谷ケ崎公園」では早くもバーベキューの団体が陣取りしていた。


昨年よりは少し遅いが、開花からしばらく寒かったせいもあって今年は例年並みの見頃を迎えたのだろう。

何年か、いや何十年か前、桜満開の志戸平温泉で今日24日、私たちは式をあげたのでした。

まる、、

15℃の風を感じウインドーから右腕をだらしなく出しながら盛岡へ走る

2017-04-18 01:38:49 | 自然、読書、仕事、そして生きている


「今日は勝った事が良かったです。」というコメントにウンと肯く。
先週よりはよほどと良かった気がするが、2週続きのこの言葉に慣れちゃいかんと思いながらも、まだ春。
まずは月曜夜6時過ぎの民放各社のローカルニュースを店のブラウン管テレビで確認しながら、わがグルージャの勝利を祝う。

さて一週間ぶりの我が家の庭。





クリスマスローズはいよいよすくっと立ちはじめ、春の庭の女王となす。





水仙部隊も庭のあちこちに展開し、たぶん黄組は今週が盛り。
白の水仙は今年は咲くのだろうか?



黄組のもう一つはタンポポで、お好きな方もいらっしゃると思うがワタクシ的にはちょいとやっかいな雑草待遇で、なによりあの綿毛がやっかいだとそっちの方に向いてしまう。



黄組の最後の一つは春を迎えるという意味で玄関先に植えているマンサク(本当はサンシュユかもしれない)。手入れが悪く、ここ数年は花の色も数もぱっとしないが、先ずは春の使者の一人。



そして、いよいよムスカリが庭のあちこちに出始めた。
まだ小さいが、その健気なさがまた良い。
今は近所のあちこちで見ることができるが、自分が最初にこの小人軍団の妖精たちを意識したのは陸前高田の小高い丘に建つ気仙大工の家の庭先だった。
とても気に入り、近所の花屋で買い求め庭に植えて増殖中。







庭のあちこちに小さな青の花たちが咲いているが、大好きな「青」にもいろいろとあるのだ。
ちなみに「青」は「わたくし色」である。
数字は「3」、カラーは「青」、魚は「カジキ」で、麺は全てを愛すがやっぱり「素麺」的なワタシです。



最後は木瓜(ぼけ)の花。

黄、青ときて、そろそろチューリップも咲けば、庭は赤が映えるのだ。

そんな自宅の雑草園をあとに、僅か10時間の滞在を終えて仕事場・単身赴任先の盛岡へ向かう。
歳のことはあまり云いたくないが、仕事以外で長袖のアンダーシャツを着たのは今シーズンが初めて。
それもつい昨日まで離さずにいたのだ。
だから云いたくもない歳の話に戻ると、そういう変化が明らかにやってくるのを受け止めなければいけないのが、大げさに言えば宿命であり、それは体のあちこち、肩や腰や耳や眼や汗や体温やそういうものに現れてくる。

でも、今日は春の陽気が衣を一つ剥ぎ、半袖シャツに長袖のポロシャツ一枚で、車のウインドウから右腕を出しっぱなしで運転した。
これがワタシのハイシーズン(春から秋)の運転スタイルで、腕に当たる風、窓から入り込みほほをなでていく風を感じながらトコトコと走るのである。
盛岡へ向かった10時ころの気温は15℃。

その15℃の風を感じて、春を知るのである。
盛岡、本日、開花宣言。