ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

15℃の風を感じウインドーから右腕をだらしなく出しながら盛岡へ走る

2017-04-18 01:38:49 | 自然、読書、仕事、そして生きている


「今日は勝った事が良かったです。」というコメントにウンと肯く。
先週よりはよほどと良かった気がするが、2週続きのこの言葉に慣れちゃいかんと思いながらも、まだ春。
まずは月曜夜6時過ぎの民放各社のローカルニュースを店のブラウン管テレビで確認しながら、わがグルージャの勝利を祝う。

さて一週間ぶりの我が家の庭。





クリスマスローズはいよいよすくっと立ちはじめ、春の庭の女王となす。





水仙部隊も庭のあちこちに展開し、たぶん黄組は今週が盛り。
白の水仙は今年は咲くのだろうか?



黄組のもう一つはタンポポで、お好きな方もいらっしゃると思うがワタクシ的にはちょいとやっかいな雑草待遇で、なによりあの綿毛がやっかいだとそっちの方に向いてしまう。



黄組の最後の一つは春を迎えるという意味で玄関先に植えているマンサク(本当はサンシュユかもしれない)。手入れが悪く、ここ数年は花の色も数もぱっとしないが、先ずは春の使者の一人。



そして、いよいよムスカリが庭のあちこちに出始めた。
まだ小さいが、その健気なさがまた良い。
今は近所のあちこちで見ることができるが、自分が最初にこの小人軍団の妖精たちを意識したのは陸前高田の小高い丘に建つ気仙大工の家の庭先だった。
とても気に入り、近所の花屋で買い求め庭に植えて増殖中。







庭のあちこちに小さな青の花たちが咲いているが、大好きな「青」にもいろいろとあるのだ。
ちなみに「青」は「わたくし色」である。
数字は「3」、カラーは「青」、魚は「カジキ」で、麺は全てを愛すがやっぱり「素麺」的なワタシです。



最後は木瓜(ぼけ)の花。

黄、青ときて、そろそろチューリップも咲けば、庭は赤が映えるのだ。

そんな自宅の雑草園をあとに、僅か10時間の滞在を終えて仕事場・単身赴任先の盛岡へ向かう。
歳のことはあまり云いたくないが、仕事以外で長袖のアンダーシャツを着たのは今シーズンが初めて。
それもつい昨日まで離さずにいたのだ。
だから云いたくもない歳の話に戻ると、そういう変化が明らかにやってくるのを受け止めなければいけないのが、大げさに言えば宿命であり、それは体のあちこち、肩や腰や耳や眼や汗や体温やそういうものに現れてくる。

でも、今日は春の陽気が衣を一つ剥ぎ、半袖シャツに長袖のポロシャツ一枚で、車のウインドウから右腕を出しっぱなしで運転した。
これがワタシのハイシーズン(春から秋)の運転スタイルで、腕に当たる風、窓から入り込みほほをなでていく風を感じながらトコトコと走るのである。
盛岡へ向かった10時ころの気温は15℃。

その15℃の風を感じて、春を知るのである。
盛岡、本日、開花宣言。

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