あれは,あれで良いのかなPART2

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短観このやろー

2009年04月02日 02時11分56秒 | 経済全般
ビートたけしさんのモノマネをする芸人のネタが分からない方には「なんのこっちゃ?」みたいなタイトルになってしまいましたが,日銀短観が過去最悪のマイナス58ポイントまで落ち込み,企業の大半は不景気を実感しているということが伺えます。
とはいえ,一方で,3か月後には上昇するのではないかという楽観論もささやき始められています。

景況感、過去最悪のマイナス58 3月の日銀短観(朝日新聞) - goo ニュース

もっと落ち込むか,それとも楽観視できるか

不景気のことを今さら強調する必要はないとは思いますが,やはり数字で出てくると,少なからず衝撃を覚えるものです。
とはいえ,一部企業は「ここが底」と考えているようです。確かに,そう考えなければやってられないっていう精神論的なものも多いでしょう。しかし,精神論だけでは,当然景気は回復しないわけで,実際は「もっと不景気」っていうことになりかねません。

一方で,景気回復の可能性もないわけではありません。実際,景気回復のチャンスとして,次のことが考えられます。

1 円高の解消へ(年内には1ドル110円前後まで回復するかも?)
2 物価安へ(今日からいろんな価格が下がり始めたことから,消費が回復するかも?ただし,デフレスパイラルに注意!)
3 定額給付金で2兆円のキャッシュフローが発生(予想以上に貯蓄ではなく消費に使われているらしい?)
4 各種政策の効用(エコカー減税や住宅減税などで大きな買い物をしてくれるかも?)
5 総選挙(政権交代すればご祝儀相場が起こるかも?また,そもそも選挙で企業がなけなしの金を市場にばらまいてくれるかも?)
6 アメリカのビッグ3やAIG等への公的資金注入(これらの企業が再編なども含めて持ちこたえてくれるかも?)
7 若者に不景気感がない人が実は多数(実は数年前の好景気同様,「実感なき不景気」だったというオチなのかも?)
8 東京オリンピック決定やサッカーワールドカップが南アフリカから代替開催決定(いずれもかなり確率が低い話ですが,うまくいったら上げ潮になるかも?)

とまあ,こんなことを書いている自体,相当な楽観論状態ではありますが,「病は気から」というように,「景気は気から」という部分も一面ではありますので,多少はポジティブに考えることも大切かもしれません。
もちろん,冒頭にも書きましたが,「ただ考える」だけではだめですから,やはり「政治力」でフォローをしてもらいたいものです。
数ヶ月後に短観がプラスポイントになることを期待したいところですが・・。

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