あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ある仮説 相撲が八百長だとしたら日本的互助会システムだろう

2008年10月06日 19時16分32秒 | スポーツ全般
大相撲の八百長記事を巡る名誉毀損損害賠償訴訟において,東京地裁で証人尋問があり,朝青龍や元関脇板井氏らが証言しました。その中で,朝青龍関は八百長を完全に否定し,板井氏は八百長があった事実を証言するなど,真っ向から反する証言が飛び交いました。
この訴訟,まだしばらく続き,判決はもう少し先になる見込みです。

朝青龍が八百長否定 東京地裁で異例の証言(共同通信) - goo ニュース

真実はどっちだろう

真実は判決を待ちたいと思います。
ただ,ここでは,私個人が勝手に思うこと(つまり,深い根拠は全くありません)を「仮説」として,「もしも相撲で八百長が行われていたとしたらなぜか」ということを勝手に述べたいと思います。
いつもとは違って,客観的な根拠なく,勝手に述べますので,真実でも何でもなく,単なる妄想にすぎないこと,その点はご承知おきください。

さて,相撲においてなぜ八百長が起こるか,それは次の点が上げられます。
1 八百長で負ける人がお金が必要
2 八百長で勝つ人は勝ち星が必要
3 力士は一度幕内に上がれば,下に落ちたくないし,落ちたら給料が減るから生活も大変。
4 三役プラス横綱は,高給取りなので,多少手取りが減っても影響はない。
5 横綱が強い方が相撲人気が出て,興行的に有利。


以上の事情を踏まえると,こんなことが言えます。
1 下位力士どおしでは,お互いの身分保障をする必要がある(係長どおし仲良くやろうよ。)。
2 早く上に上がった力士は,できる限り同期と足並みがそろうようにする(係長どおしで足の引っ張り合いをするのではなく,一緒に課長になれるように足並みをそろえる。早く出生した同期は,ねたまれるだけなので,ちょっと出世を待ったりする。)。
3 力士全体の給料の安定が必要。そのためには高給取りの横綱らが給料の一部をプールする(新入社員や,同期でなかなか出世できない社員に対し,部長がいろいろおごってあげたりとか,給料の補填をしてあげたりする。)。

つまり,一言でいえば「相撲界全体が互助会システム」になっているということです。まさしく,「みんなで仲良く終身雇用」的な「護送船団システム」であるということです。
八百長はまさに,この互助会のシステムの究極なのです。ここで勝ち星のやりとりとお金のやりとりをすることで,「身分保障」と「給与保障」が図られるというものです。
だから,八百長を認めてこれをすべてなくすということは,「互助会の廃止」となり,終身雇用制度が崩壊し,今まで以上の格差社会が相撲界に生じてしまうということになり,結果,ますます力士を目指す人がいなくなり,日本の相撲は廃れてしまいかねないのです。

以上,相撲八百長疑惑に関する妄想でした。

さて,実際はどうでしょうか。相撲経験者(もちろん超アマチュアですが)の私としては,「すべてガチでかましている」と思いたいものですし,あの立ち会いの時のぶつかる音を聞く限り,「手を抜いている」とは全く思えません。

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今度はバナナダイエットですか

2008年10月06日 02時37分15秒 | テレビ・メディア
バナナダイエットが今大ブームなそうで,今,バナナが品薄となっているそうです。

ダイエットブーム、今度はバナナ テレビで特集、品薄に(朝日新聞) - goo ニュース

バナナ以外でもいいそうなのですが・・

新党デブとしては「ダイエット禁止法」を公約にしているところですが,しかし次から次へとダイエットのネタが出てくるものだなあ,って感心させられます。
ただ,もっと恐いのは,「それに一斉に飛びつく」ということです。
以前あった「発掘あるある大事典」の「納豆ダイエット」の際も,納豆が品切れになるというパニック状態が発生した挙げ句,番組自体が捏造だったというオチまで付いてしまいましたが(でも,納豆は健康食品ですから,毎日食べましょうね),今回のバナナダイエットについても,それが間違っているかどうかをほとんど検証しないまま,一斉ので飛びついているというのは,かなり恐いものです。結局「テレビがいったことは正しい」という思想がまだまだ抜けていないんだなあ,と感じるからです。
テレビの弊害として,ポピュリズムがあげられ,これを巧みに利用したのが,かの小泉元総理でした。メディアの力を上手に使い,見事なまでに衆議院議員選挙を「郵政賛否選挙」と印象づけてしまったのです。当然,これに国民は乗ってしまいました。
このバナナパニックに目を付けた政治家や官僚が,怪しいことにテレビを使用しないことをただただ願うばかりです。

今回のバナナダイエットについては,それを言い出した学者(?)の人も,「バナナに限らず,他の果物でも同じ効果がありますよ」と急遽アピールを始めましたが,ほとんど聞く耳持たない状態になってしまっています。
バナナダイエットの是非はあえて問いませんが,少なくとも過去の経験上,「食べるだけで痩せる」というのは,かなり無理があります。バナナをメニューに取り入れることはいいかもしれませんが,パニック的に買い占める必要まではありませんので,ちょっと冷静になりましょう。そして,その学者の方がいうことにももう少し耳を傾け,「いろいろな果物」でチャレンジしてみたらいかがでしょうか。
「バナナがうまいのは最初の20本だけ」というガッツ石松さんのギャグが,ギャグに聞こえなくなりつつある状況はかなり恐いものです。

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