大相撲の八百長記事を巡る名誉毀損損害賠償訴訟において,東京地裁で証人尋問があり,朝青龍や元関脇板井氏らが証言しました。その中で,朝青龍関は八百長を完全に否定し,板井氏は八百長があった事実を証言するなど,真っ向から反する証言が飛び交いました。
この訴訟,まだしばらく続き,判決はもう少し先になる見込みです。
朝青龍が八百長否定 東京地裁で異例の証言(共同通信) - goo ニュース
真実はどっちだろう
真実は判決を待ちたいと思います。
ただ,ここでは,私個人が勝手に思うこと(つまり,深い根拠は全くありません)を「仮説」として,「もしも相撲で八百長が行われていたとしたらなぜか」ということを勝手に述べたいと思います。
いつもとは違って,客観的な根拠なく,勝手に述べますので,真実でも何でもなく,単なる妄想にすぎないこと,その点はご承知おきください。
さて,相撲においてなぜ八百長が起こるか,それは次の点が上げられます。
1 八百長で負ける人がお金が必要
2 八百長で勝つ人は勝ち星が必要
3 力士は一度幕内に上がれば,下に落ちたくないし,落ちたら給料が減るから生活も大変。
4 三役プラス横綱は,高給取りなので,多少手取りが減っても影響はない。
5 横綱が強い方が相撲人気が出て,興行的に有利。
以上の事情を踏まえると,こんなことが言えます。
1 下位力士どおしでは,お互いの身分保障をする必要がある(係長どおし仲良くやろうよ。)。
2 早く上に上がった力士は,できる限り同期と足並みがそろうようにする(係長どおしで足の引っ張り合いをするのではなく,一緒に課長になれるように足並みをそろえる。早く出生した同期は,ねたまれるだけなので,ちょっと出世を待ったりする。)。
3 力士全体の給料の安定が必要。そのためには高給取りの横綱らが給料の一部をプールする(新入社員や,同期でなかなか出世できない社員に対し,部長がいろいろおごってあげたりとか,給料の補填をしてあげたりする。)。
つまり,一言でいえば「相撲界全体が互助会システム」になっているということです。まさしく,「みんなで仲良く終身雇用」的な「護送船団システム」であるということです。
八百長はまさに,この互助会のシステムの究極なのです。ここで勝ち星のやりとりとお金のやりとりをすることで,「身分保障」と「給与保障」が図られるというものです。
だから,八百長を認めてこれをすべてなくすということは,「互助会の廃止」となり,終身雇用制度が崩壊し,今まで以上の格差社会が相撲界に生じてしまうということになり,結果,ますます力士を目指す人がいなくなり,日本の相撲は廃れてしまいかねないのです。
以上,相撲八百長疑惑に関する妄想でした。
さて,実際はどうでしょうか。相撲経験者(もちろん超アマチュアですが)の私としては,「すべてガチでかましている」と思いたいものですし,あの立ち会いの時のぶつかる音を聞く限り,「手を抜いている」とは全く思えません。
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http://ameblo.jp/kokkeibon/entry-10164907094.html
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真実はどっちだろう
真実は判決を待ちたいと思います。
ただ,ここでは,私個人が勝手に思うこと(つまり,深い根拠は全くありません)を「仮説」として,「もしも相撲で八百長が行われていたとしたらなぜか」ということを勝手に述べたいと思います。
いつもとは違って,客観的な根拠なく,勝手に述べますので,真実でも何でもなく,単なる妄想にすぎないこと,その点はご承知おきください。
さて,相撲においてなぜ八百長が起こるか,それは次の点が上げられます。
1 八百長で負ける人がお金が必要
2 八百長で勝つ人は勝ち星が必要
3 力士は一度幕内に上がれば,下に落ちたくないし,落ちたら給料が減るから生活も大変。
4 三役プラス横綱は,高給取りなので,多少手取りが減っても影響はない。
5 横綱が強い方が相撲人気が出て,興行的に有利。
以上の事情を踏まえると,こんなことが言えます。
1 下位力士どおしでは,お互いの身分保障をする必要がある(係長どおし仲良くやろうよ。)。
2 早く上に上がった力士は,できる限り同期と足並みがそろうようにする(係長どおしで足の引っ張り合いをするのではなく,一緒に課長になれるように足並みをそろえる。早く出生した同期は,ねたまれるだけなので,ちょっと出世を待ったりする。)。
3 力士全体の給料の安定が必要。そのためには高給取りの横綱らが給料の一部をプールする(新入社員や,同期でなかなか出世できない社員に対し,部長がいろいろおごってあげたりとか,給料の補填をしてあげたりする。)。
つまり,一言でいえば「相撲界全体が互助会システム」になっているということです。まさしく,「みんなで仲良く終身雇用」的な「護送船団システム」であるということです。
八百長はまさに,この互助会のシステムの究極なのです。ここで勝ち星のやりとりとお金のやりとりをすることで,「身分保障」と「給与保障」が図られるというものです。
だから,八百長を認めてこれをすべてなくすということは,「互助会の廃止」となり,終身雇用制度が崩壊し,今まで以上の格差社会が相撲界に生じてしまうということになり,結果,ますます力士を目指す人がいなくなり,日本の相撲は廃れてしまいかねないのです。
以上,相撲八百長疑惑に関する妄想でした。
さて,実際はどうでしょうか。相撲経験者(もちろん超アマチュアですが)の私としては,「すべてガチでかましている」と思いたいものですし,あの立ち会いの時のぶつかる音を聞く限り,「手を抜いている」とは全く思えません。
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