あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

子供の喧嘩のような代表質問

2008年10月01日 23時12分09秒 | 政治・選挙
衆議院本会議において,各党代表質問が行われました。その中で,民主党の小沢代表は,先の麻生総理からの逆質問に答える形で,「所信表明」として民主党の政策を展開しました。それに対し,自民党の細田幹事長が小沢氏の主張を批判するなど,国会は全面対決ムードとなりました。

麻生・小沢両党首が全面対決、代表質問は所信表明合戦に(トムソンロイター) - goo ニュース

でもよーく聞くと,全部選挙演説

久々に「おもしろ泥仕合」を見させてもらいました。ここの発言対しつっこみを入れると,「つっこみが遅ーい」って言われそうなので端折りますが,今日の代表質問を聞いて一番感じたことは,「議論がかみ合わず,みんなが言いたい放題言っていただけ」という感じでした。
小沢代表の所信表明は,形としては麻生総理から売られた喧嘩を買ったように見えますが,実際のところ,売られた喧嘩とは全く関係ない持論を展開するだけで,所信表明というより自慰表明のような,自己満足的内容でした。
一方,細田幹事長の演説も,急遽アドリブで5分程度小沢批判を繰り広げましたが,単に「昔の愚痴」を言っているだけにすぎず,単なる誹謗中傷に近いものでした。もっというと,「小沢代表に政権を任せられない」と断言していましたが,そこまで断言できるのならば,堂々と「解散総選挙でもやってやるぜ」くらいの啖呵を切っても良かったのではないでしょうか。その啖呵が切れないのが,今の自民党の弱さでしょう。

いずれにせよ,今日の代表演説は,「国のため」ではなく「選挙のため」のアピールプレーにすぎません。だから,中身がない子供の喧嘩のような内容になっていたのでしょう。

まあ,もともと代表質問は儀式みたいなものです。これからの補正予算案の審理からが重要になってきます。民主党は,真っ向勝負すると言っていますから,解散日程の折り合いなどという枝葉のことで審理を止めないで,積極果敢に攻めていってほしいと思います。もちろん,自民党も選挙受けすることばかり言うのではなく,「痛みの先にあるものはこれだ」とはっきりとアピールしてこれまた真っ向勝負をしてほしいものです。
予算委員会でこそ,白熱した議論を期待したいものです。

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