トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

アンデス古代文明展PART2

2019-06-15 20:18:51 | 美術
今日は久しぶりに友人のY子さんと静岡県立美術館で開催中のアンデス古代文明展に行きました。天気予報では大雨大荒れの予報だったので心配でしたが、思ったほどでもなく、ちょっと風があったものの普通の雨でした。天気が悪いので、美術館に近いところに駐車しようとしたら満車で、下の第一駐車場に戻らなくちゃならないかと思ったら奥へ案内されました。県美の建物を通り過ぎて坂をあがった奥に駐車場がありました。美術館2階へ近道が作ってあり、良い駐車場でした。今日は土曜日だったせいか、お客さんが大勢来てました。日本からはるか遠くの南米ペルー、ボリビアを中心とする山岳地方に栄えた古代文明の数々を、Y子さんと一緒にもう一度じっくり見ました。紀元前3000年のカラルの神殿の遺跡から発掘された槍の先端に使われた矢じりのようなものから15世紀に栄え、スペインに滅ぼされた巨大なインカ帝国の数々の出土品までざっと4500年にもわたる文化の栄枯盛衰をたどった展示でした。それにしても、インカ帝国から金を強奪したスペインのやり方は今から思えば残念。インカ帝国で作られた黄金の数々の芸術品を溶かして延べ棒にしてスペインにもっていってしまったため、インカ帝国時代に作られた金の製品は、ほとんど残っていない。あまりに多くの金を奪ったので、インカの人たちはスペイン人は金を食べるのかと思ったほどだったそうです。今日、撮影した写真を一部貼っておきます。










11時頃入館し、企画展を観終わったら1時半近くでした。館内のレストランのロダンテラスは今日は貸し切りのお客が入っているとのことで、利用できなかったので、スパーゴ草薙店に行き、煮込みハンバーグを食べました。いつも館内レストランなのでたまには、それも良かったと思いました。さすがスパーゴ。ハンバーグが美味しかったです。話しながらゆっくり昼食を食べていたら3時になっていました。アンデス古代文明展を、Y子さんが喜んでくれてよかったと思います。今月の25日に今回の展示の2回目のボランティアがあります。そして来月3日に3回目のボランティア。来月の初旬には、また別の友人K子さんと一緒にアンデス展を観ることになっています。



そういえば、先日の梶の葉句会でアンデス展を俳句にしました。
「悠久のアンデス展や街薄暑」。一応この句を入選にしてくださいましたが、先生から悠久という部分を、別のことばで具体的に表現したほうがいいというアドバイスをいただきました。確かにそうですね。ありふれたことばは避けるべきなのです。

コメント
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