十輪寺のモクレン

昨日の大雨とはうってかわって今日は暖かい春らしい日でした。昨日、テレビで取り上げられていた近所の十輪寺にモクレンの花を見に行きました。十輪寺にあんなに見事なモクレンの木があるなんて知りませんでした。車で人がたくさん来ていました。門の外にも中にも、白いモクレンの大木がありました。一本、ピンクのモクレンもあって、とてもきれいでした。






我が家から十輪寺は散歩をするのにちょうどよい距離。木喰仏が２体あります。本堂に上がって木喰仏にお参りし、お顔をじっと見てきました。２体とも優しい微笑を浮かべていました。そして、今日は境内で尺八の演奏がありました。縄巻修巳さんという人で、私は知らなかったけれど、尺八、筝、琴でトリオ「バンブーシュート」を組んでＣＤをリリース。海外でも活躍している人らしいです。モクレンが見ごろだから十輪寺が招いたのかなぁ。太さや長さの違う尺八をたくさん並べ、曲目によって尺八を変えながらたくさんの歌謡曲を演奏しました。横笛も使いました。「天城越え」の演奏はとても凝った構成で、見事な演奏でした。個人的には、のどかで伸びやかな感じの「北国の春」が好きでした。思いがけず、モクレンだけでなく、尺八の演奏まで聴けて得した気分でした。



門から見下ろす向かいの小山や途中の道にも白いモクレンがたくさん咲いてました。あの木々が大きくなったら春の眺めはますます見事になるでしょう。