夕方６時半。気温１０・３℃。寒い。
６時ちょっと前まで、畑にいました。草取りに励んでいました。薄暗くなって来ました。作業止めです。
枯れた夏草を抜き終わりました。長い間掛かりました。藪になっていました。
片足麻痺のお爺さん一人が相手にするには畑が広すぎます。
もう１１月も中半あたりまで進んできました。やっと夏とおさらばできます。
なにしろ、このお爺さんは怠け者と来ています。暑いと仕事しません。寒いとまた仕事しません。
やるのは、だから、一日の内の少しの時間ということになります。
仕事は、だから、いっこうに捗りません。
でも、今日で終わりです。最後に残っていた畑の区画がきれいになりました。一安心します。
友人２人がやって来た。チェンソーで我が家の裏庭の山茶花の木を切り倒してくれた。花が咲きかけていた。
樹齢５０年以上の巨木に育っていた。余りにも茂っていて木の下が暗くなっていた。根元の１ｍほどのところで切断してくれた。
小さい枝は残した。またこれが数年もせずにして花を咲かせるようになるだろう。
鬱蒼と茂っていたのが取り払われて、そこに秋空が見える大きな空間が生まれた。
根元のあたりの幹は、座る椅子にしてくれた。２個をベランダに運んでもらった。これで向かい合っての座ができる。
切り払われた枝葉は、一カ所に運んで行って、ここに集めてくれた。枯れてしまうまで待って処理しようと思う。
有り難いかな有り難いかな。２人は全くの善意のボランテイア活動。重労働にたしする返礼は、お茶とお菓子と焼き芋を振る舞っただけだった。
浄蔵と浄眼は兄弟である。兄弟の居士である。ふたりはともに仏道を歩いている。
彼らは日月浄明徳如来のもとで長く仏道修行をした後に、薬王菩薩、薬上菩薩となった。
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そういうことが妙法蓮華経の薬王菩薩本事品に買いてあります。わたしはふたりに親しさを感じています。
わたしにも４歳離れた弟がいるからです。ふたりともよく仏教について論じ合いました。何時間でも。熱を込めて。
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その弟は７年前に亡くなってしまいました。彼は退職後に、仏教系の短期大学に通って僧侶の資格まで得ました。
