おやすみなさい。一日が暮れていきます。どなたさまもおやすみなさい。
今日のわが万事はお陰様のお力によりました。有り難うございました。
一日の終わりに導かれました。お力様の大きさ深さに感謝します。
どうぞ助けて下さいと頼まなければ助けてもらえないのなら、そりゃ困ったことになる。頼んだものだけが助かる、ということになる。頼まなかったものは助からないことになる。それじゃ、差が出てしまう。差を作るようなら仏とは言えまい。人間があれこれの信心を起こして行動に出るのを見届けて、それだったらと動き出すような仏ではあるまい。それよりなにより早く真っ先に仏が助けに出ているので、それを心頼みにしていればいいのである。助かってみれば助かることもいらなかった。助かる助からないは我が身の取り繕いで、じたばたすることも要らなかったのだ。助かっていたのである。助かっていたことが分からなかっただけで、始めから終わりまでしっかり助けられていたのである。そういう世界が信心の世界なのであろう。
そうはいってもなあ。じたばたするよなあ。神頼みも仏頼みもするよなあ。勘ぐって勘ぐって、頼まなければ助けてくれないのではないかと不安になる。心配になる。恐怖する。親は子に、そうせよ、そうしなければ子育てはしないぞとは言わないけれど。
色つやのいい見事な茄子がどっさり収穫できたので、近くの方にお分けした。非農家の方に。それからズッキーニも。これは別な方に。
無花果が熟れだした。これがでかいのである。スーパーにはこんなにでかいのは売っていない。そしてこれが甘いのなんのって。ケーキに匹敵するくらいだ。
こんばんは。（「こんばんは」には、朝の挨拶の「おはようございます」のような丁寧表現の「ございます」がつかないのはどうしてだろう？ 「こんにちは」にもない。）夜と昼は、上下関係が薄れて、平面になっているのかな？ それもいいんじゃないかなあ）
NHKテレビで「ためしてガッテン」を見た。氷水を注いで５分待てば、お湯を注いだときとは別の旨みが出るというので、番組が終わってからさっそく試してみた。こうすれば苦み成分のカテキンが出ないらしい。カテキンの代わりに免疫力をアップしてくれる新しい酵素が出るらしい。これがマクロファージを活性化させる役割を持っているとか。茶葉１０ｇに氷水１００ｃｃを注いで５分待っていた。濃いお茶が出た。おいしかった。もう一つは茶葉と青紫蘇を磨りつぶして後でお湯を注ぐと赤く変色するというのも紹介された。これもやってみたのだが、何処かで間違ったらしく、赤くはならなかった。メモをしておかないと正確さを失うものである。
夏ホトトギスが鳴いている。草藪では虫が鳴き出した。夜中中凄まじい雨音がしていた。これだけ降れば城原川がさぞかし太ったことだろう。夜が明けて雨童はけろっと泣き止んでいる。風はない。薄墨色の空が低く垂れ込めている。
生かされたいのちのエンジン音を聞いている。しずかに聞いている。生かされたのだから、こちらも生かさねばならぬ。さあ、どうするか。どんな活動に打って出るか。まずはよろこんでいればいい。よろこびの中にいてじっとこころを澄ましていよう。
さぶろうは仏道を歩んでいる。仏道を歩む者はみな菩薩である。仏の光明と智慧を蔵した菩薩の身になっている。このパワフルさを体感して次第次第に宇宙大に大きくなろう。仏陀の大きさの宇宙大におのれをふくらませて行こう。
