小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



東日本大震災後、エネルギー政策の見直しとともに、各地でメガソーラーの設置や事業計画が相次いでいる。この西湘地区でも3カ所でメガソーラーの計画や工事が進んでおり、大井町では来春の発電開始に向け造成工事が進んでいる。先日、メガソーラーの設置工事が行われている大井町に出かけた。場所は山田地内のエバラ食品中央研究所先の山間。エバラ食品中央研究所入口の先に工事ゲートが設けられている。工事ゲートからはメガソーラーの事業予定地は見えない。工事ゲート横からいこいの森方面に抜ける細い農道があるので、農道を登りながら事業予定地を見に行くことにした。農道を登り始めて3分ほどで右手に大井町のメガソーラーの予定地が見えてきた。この日は日曜日で休工していたが、山の斜面には何台もの重機が置かれている。大井町のメガソーラーの設置場所は山田地内の町有地で事業用地面積67,033平方メートル。パネルの設置面積29,700平方メートルで発電規模は約2メガワット。一般家庭の約500世帯分の電力に相当し事業費は大井町と小田原市内の企業が負担し、総事業費は約7億7千万円の見通しとのこと。工事ゲート前から細い農道を登ること約10分でメガソーラー事業予定地の上部に到着。やはり67,033平方メートルもあるのでかなり広い。現在、造成工事が行われている事業予定地の上部からは結構眺望が良い。小田原の北部からは、この大井町のメガソーラー予定地が見えるのではと思う。大井町からの帰りに、酒匂川サイクリングコースから曽我丘陵方面を見ると、メガソーラーの予定地が肉眼でも確認できた。11月くらいからパネルの設置が始まるようなので、そのころにまた工事の様子を見に出かけたい。

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