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小田原の端々



小田原市国府津の森戸川に架かる天神橋の架替工事が昨年から続いている。8月に入り新しい天神橋の高欄の取り付けや舗装も終わり、最近になって歩行者用の通路のみ先行して供用が始まった。先日、散策の途中に天神橋の架替工事現場へと立ち寄った。8月中旬に訪れた時には、8月下旬から仮設歩道橋の撤去と新天神橋の歩道部分の供用が予告されていた。 9月1日の時点で既に仮設歩道橋の撤去が始まり、新しい天神橋は歩道部分のみ供用が始まっていた。橋の上は舗装も終わり車も通行出来るようだが、橋の周辺の護岸工事があと半年近く行われるので、護岸工事が終わるまでは車両通行止めになるようだ。新たな天神橋は車道部分も歩道部分も舗装が済んでいて、真新しい高欄も取り付けられているが橋名板だけがまだ取り付けられていない。架橋工事中に利用されていた仮設歩道橋は撤去されており、重機を乗せる仮桟橋が新たに作られていた。旧天神橋は昭和30年竣工の古びたコンクリート橋で車が一台やっと通れるほどの幅しかなかったが、蔦の絡まるなかなか趣のある橋だった。旧天神橋は片側交互通行だったが、新天神橋は軽同士ならなんとか対面通行が可能な道幅になっている。旧天神橋は蔦の緑の印象が強いので、新天神橋の真新しい高欄を見ると少し殺風景に思えてしまう。来年の春、全面開通する頃にまた写真を撮りに立ち寄りたい。

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