小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2012年12月の小田原は、月初めから冷え込んで本格的な冬の到来を感じさせる日が続いた。師走の慌しいなかで衆院選が行われ、小田原駅前などは街宣でずいぶんと騒がしかったが、郊外に出ると静かな冬の風景があって心穏やかに過ごすことが出来た。 12月1日、どんよりとした空模様の米神地区。小田原の12月の始まりは寒さ厳しい冬の一日だった。 12月2日、泉中学校横の道路沿いの風景。寒々とした冬空に色褪せたコンクリート塀、錆びついた金網。無機質さがなんとも堪らない。冬の大好きな風景の一コマ。 12月4日、辻村植物公園のイチョウ並木。今年は訪れるのが少し遅かったので半分ほど落葉していた。 12月5日、老欅荘周辺の紅葉。12月に入り連日のように老欅荘に立ち寄っては写真を撮っていた。12月3日前後が一番綺麗だったが5日から風が強くなって、あっという間に散ってしまい今年の紅葉が終わってしまった。 12月6日、板橋の秋葉山量覚院の火防祭。冬の夜、ゆらめく炎と薪の燃える匂いがどことなく懐かしさを感じさせる。 12月8日、お堀と馬出門土橋とマンション群の風景。弁財天通りのマンション建設現場のクレーンもあと数ヶ月したら姿を消してしまうので記録用にと撮影。 12月9日、根府川の片浦中学校。平成22年3月末で閉校となった片浦中学校に立ち寄った。校舎や体育館は、現在も活用されているようで、この日は体育館でミニバスの練習が行われていた。 12月11日、前川のダイナシティの夕景。映画館前のイルミネーションが綺麗だった。 12月16日、森戸川の天神橋架け替え工事現場。蔦のからまった天神橋はすっかり撤去されてしまい、現場では足場用の鉄骨の設置工事が行われていた。同じく12月16日、酒匂川右岸の飯泉取水堰近くの歩道。今年も歩道の整備工事が行われ10mほど歩道が延伸した。 12月17日、飯泉観音のだるま市。この日は夕方まで雨で一旦あがったものの夜9時過ぎには再び雨が降り出して散々な空模様だった。雨上がりの時間帯に立ち寄れて今年もだるま市の風景を撮影できた。 12月18日、小台の蓮乗寺のだるま市。12月は色々な場所のだるま市に出かけたが、蓮乗寺のだるま市は素朴ながら色々と手作り感があって一番良かった。今年も機会があれば出かけたいと思っている。 12月19日、栢山の県道720号沿いの風景。栢山から開成町周辺は水路が多くて、個人的に好きな風景が多い。 12月20日、栢山の善栄寺のだるま市。善栄寺のだるま市はまったく知らなかったが、情報を頂いたので訪れることが出来た。小田原市内で開かれるだるま市で把握しているのは4ヶ所だが、まだあるかも知れないので今年も情報収集したい。 12月24日、クリスマスイブの小田原駅前通り。夕方5時過ぎ、ケンタッキーには行列が出来ていた。毎年恒例のクリスマスイブの風景。 12月27日、曽我丘陵の農道から望む夕暮れ時の富士山。淡い夕焼け空とシルエットの富士山の風景が素晴らしい。やはり富士山は雪をまとっていたほうが美しい。 12月30日、朝のダイヤ街。魚國では朝8時前から年末セールの準備が始まっていた。魚國の年末セールの風景を見ると本当に年の瀬を実感する。子供の頃に見た店先に白熱電球が煌々と灯り新巻鮭がぶら下がった光景が忘れられない。 12月31日、年越しまであと数時間の小田原駅前。2012年の12月も穏やかに過ぎていった。2013年の小田原にはどんなことがあるのだろう。

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