小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎月24日は地蔵菩薩の縁日で、各地の地蔵堂などでは祭りなどの行事が行われることが多い。市内ではこの1月の縁日に板橋地蔵尊や扇町の足下地蔵尊で大祭が行われている。今日は外回りの途中に、各所の地蔵尊の様子を撮影に立ち寄った。午前中、所用の帰りに板橋へと立ち寄る。昨晩は露店が軒を並べていた旧東海道も、今朝は昨日の賑わいが嘘のような静けさ。旧東海道から宗福院の境内へ。境内には露店が何店か残っているほか、昨晩は無かった地場野菜の直売店が出店していた。縁日当日の境内は露店や参拝者が少なくて、どことなくのんびりとした雰囲気。宗福院の本堂は中国仏教の色合いを残す黄檗宗の寺院を移築したものなので、写真のアングルによっては国外の仏教寺院のようにも見える。昨晩は参拝客に囲まれていたおびんづるさまも今日は撫でる参拝客も少なく、日光の下でツヤツヤと光っていた。お昼過ぎに南足柄に出かける途中、扇町の足下地蔵尊へ立ち寄った。足下地蔵尊でも1月と8月の24日に祭りが行われている。祭りは夕方からのようで露店の準備やテントの設営が行われていた。昨年夏に足下地蔵尊大祭に出かけた際に堂内の額の一つを撮影するのを忘れたので、今晩出かけたかったのだが会議のため断念。今年の夏に忘れずに出かけたい。午後、南足柄からの帰り道に桑原の石原地蔵尊へ。石原地蔵尊では例年8月24日に供養祭が行われているようだが、ここ2年ほど様子を見に立ち寄っているのだが祭りの飾りつけなども無く空振りに終わっている。今日は地蔵菩薩の縁日なので、かすかな期待をしていたのだが、飾りつけなども無くいつもと変わらぬ静かな佇まいの石原地蔵尊だった。市内には、あと何ヶ所か地蔵尊を祀るお堂があるので、夏の縁日には各地の地蔵尊の様子を見に出かけたい。

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