多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

懐かしいお菓子

2018-09-25 20:07:48 | グルメ
昔、父の実家に行ったときに、


お供えものの お下がりを もらった。


大きな箱にに 白い四角いものが入っていて、


子ども達に 一つずつ分けてくれた。


その人が 誰だったかは 覚えていない。


口の中でスーッと融けて、


甘い味が広がった。


そのお菓子が 「越乃雪」という名前だと


後になって知ったが、どこに行けば買えるのか


わからない。用事で 実家に行くという母に、


説明して 買って来てほしいとねだったが、


「ああ、越乃雪。あれは 長岡のお菓子だから、


方角が違うわ。でかけたついでに 買うというわけにいかないねえ」と


一蹴され、がっかりしたが 仕方がない。


が、あのお菓子のサイトへのリンクを 今日偶然見つけた。


アクセスし、注文できるか見てみたら、


数日待たなければならないが、送ってくれるという。


写真には、あの時と同じ 白い粉をかぶった


四角い お菓子が 箱に入って並んでいた。


何十年ぶりだろうか。


粳米の粉と、砂糖を使っただけの お菓子。


240年 製法は変わっていないという。


米の粉を使ったお菓子が好きだった舅を思い出した。


もし ここに居たら、「ここらの菓子とは違う味だが、


これもうまいな」と 舌鼓を打っただろうと思う。


届いたら、実家の母にも届け、父にも供えよう。


舅にも「お父さん、珍しいものが手に入りました」と


お供えしようと思う。


昔 一口だけ味わったあの味。


届く日が 待ち遠しい私である。








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