説明していて、悩むのは、「なんとなくわかりました」といわれる場合だ。
数的推理などはなんとなくわかる、ってことはなく、わかるかわからないかのどちらかではないのか。
たとえば、英語なら、「大体はわかりました」でもいいかな、と思うことはあるが、(試験に出題される英語なら、すべて明確に説明がつくのが通常だが。)論理的なつながりの強い科目で「なんとなく」というのは、どういう状態の理解なのだろう。
間違いなく言えるのは、「なんとなく」の理解では、試験本番では絶対に解けない、ということだ。
試験本番、プレッシャーがかかる中、厳しい時間の制約を受けつつ、頼れるのは「腹の底から理解して、自分のものにしたことだけだ。
まあ、そこまでいかなくても、「当たる」ことはあるが、「解く」には至らない。
これは、今後指導上の課題だな。どんな時にどんな状態で「なんとなく」になるのか、まあ人それぞれであったとしても、分析し、対応方針を探っていかねば。
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