なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

歴史の教科書

2012-10-22 12:25:55 | 日々雑感
日本史の強化を行ってる。

大学受験の日本史なら山川出版の詳説版をしっかり覚えこむ、というのが定番の勉強なのだが、公務員受験だとそれは負担が大きすぎる。

だが、山川の詳説といえども、一つ一つの事件の記述は極めて簡潔だ。事実を客観的な立場で淡々と述べてく。教科書だから、それは当然だ。

しかし、歴史を動かしてきたものは、人間の気持ち、感情だ。 様々な利害関係や、思想信条からもたらされる、変革を求める情熱。 教科書においてほんの1行足らずの出来事であっても、そこには後世に伝える出来事となるほどの、強い心の動きがあったのだ。

これを感じ取ることができれば、たくさんの事項でも意外とすんなり頭に入る。
これを抜きにして、事実のみを暗記しようとしても苦しい。

授業は、ここに心血を注がなければならないと思ってる。偏った立場になってはいけないが。



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