なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

月の砂漠

2012-01-09 18:22:45 | インポート

たまに廻ってくる灯油の販売車のテーマソングがなぜか「月の砂漠」だ。

物悲しい曲とともに、灯油を売りにやってくる。

テレビの広告でも、スーパーでも、デパートでもモノを売る場所では活動的なイメージの曲が流れている。

しかし、住宅街を流している、焼き芋屋とか、竿屋とか、なんで陰旋律の物悲しい曲を流すのだろう。

それが、いやかというと、そうでもない。買ったことはないのだが、なんか、買ってもいいかな、という気持ちにはなる。

灯油の場合だと、

しみじみとした気持ちになって、ぬくもりが欲しい→暖を取りたい→灯油を買わなければ

という効果を狙っているのか。

同じ疑問を感じている人は全国に多数いるようで、ネットで検索してみると、全国でいくつかの曲があって、「ドナドナ」を流している車もあるらしい。

さすがにこれは悲しすぎてイヤだ。

また、月の砂漠は「アラビヤ関連」ということで流れているという説もあった。なるほど。

モノを売るとき、気分を高揚させるのが基本だとは思うが、すべてのモノにあてはまるわけでもなさそうだ。その点、自分の商売、塾稼業ではどうだろうか。

ほとんどの宣伝は明るい曲を採用しているが、塾の場合、あまりに明るすぎるとなんか胡散臭くなってしまう気もする。勉強がつらいのは誰だってわかっているし、そんなにホイホイ成績が上がるの?っていう疑念を読んでしまう気がする。

広告は大切だが、信頼してもらえる広告、を考えていくと、なかなか難しくもある。

しかし、仮にテレビ広告を打つとして、そのBGMを、「ドナドナ」や「母さんの歌(母さんが夜なべをして手袋編んでくれた~の歌)」にする勇気もない。(テレビ広告はしないけど。)


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