しったこっちゃない

内心の自由が大切なことは言うまでもない。人権に関する議論の中でも基本公理のように扱われてる。
そもそも、他人が頭の中で何を考えているのか知りようもない。黙っていれば絶対に分からない。


なのではあるが、他人の内心の自由に不満を覚え、口出ししたくなる人は意外に多い。親が子に教育として行うのなら必要かな、とも思うが、赤の他人がどう思おうと、口出しすることはできない。


他人を尊重する気持ちがなければならない。と同時に、他人に対する、良い意味での無関心も必要だと思う。無関心、はなんだか、悪いことのように扱われるが、他人が無関心でいてくれることで救われることだって多い。良い意味で無関心、でいるためには自立が必要だ。不用意に人にもたれかかろうとするから、アタマの中まで束縛したくなる。それではうまくやれない。
人がどう思おうと、「しったこっちゃない」でいい。