カフカの変身を中学生の時読んだのだが、あまり良くわからなかった。朝起きたら毒虫、になるのはイヤだが、何か別のものになっていればいいなあ、と思うことはあった。もちろん現実逃避であって、別の何かになることなく、今日に至っている。これはありがたいことだ。連続性がある、ということは、何よりありがたいことだ。連続性があるからこそ、自分の意思で変えていくこともできる。昨日も今日も、ありきたりの自分でしかないが、そこにこそ生きがいがあるはずだ。ピンチの時にヒーローに変身できないのは残念だが、それはそれでいいのだ。
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- オープニングセレモニー 12年前
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