危険なのは、願望が事実とすり替わってしまうことだ。
間もないころは、渋々ながらも事実を認める。
だが、だんだん日がたつと、記憶がおぼろになって、そこに願望が混ざってきて、さらに日がたつと、「実際に起きたこと」は風化し、「今願っていること」で再構成される。
これにより、現実との溝が深まる。深まれば、現実への対応力がしぼむ。 自分が作り出したファンタジーの中に住むことができるのは、自分だけだ。
そうならないように、事実を記録し、確認し、記憶を修正しようとする作用に打ち勝たねばならない。
間もないころは、渋々ながらも事実を認める。
だが、だんだん日がたつと、記憶がおぼろになって、そこに願望が混ざってきて、さらに日がたつと、「実際に起きたこと」は風化し、「今願っていること」で再構成される。
これにより、現実との溝が深まる。深まれば、現実への対応力がしぼむ。 自分が作り出したファンタジーの中に住むことができるのは、自分だけだ。
そうならないように、事実を記録し、確認し、記憶を修正しようとする作用に打ち勝たねばならない。