なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

精神論

2012-03-21 15:56:10 | インポート

自分が中学生くらいまでは、スポーツの練習は、「水を飲んじゃいけない」式の精神論が主流だった。

しかし、高校生くらいのころにはすでに、「科学的トレーニング」をいう言葉を聞いたことはあった思う。部活の顧問の先生も、先進的なことを取り入れる努力もされていたので、筋力トレーニングなどは、当時の新しい器具を試したし、またそれで成果も出たように記憶している。

まあ30年くらい前の話だ。

その後、大学に入ってからも運動部は続け、トレーニング関係の本を読むこともあったが、そのころ読んだ記事の要旨は、「合理的なトレーニングをすることは不可欠だが、そのトレーニングの目的をよく理解し、積極的精神態度で実践するのとしないのでは大きな差が生まれる」ということだった。

考えてみれば当たり前のことでもある。気合が抜けた状態でどんな練習やったって、成果が出るわけがない。

今塾をやっていて、悩むのはここだ。私の役割は、合理的で最短の学習方法を提示し、提供することだが、「安易」に流れてしまうと、気合をそいでしまうこともある。

両方大事だ。バランスを取りながら、両方追求していきたい。