最近、本を読んだ後でアマゾンのレビューを見ることが多い。
今日も、漫画、「花のずぼら飯」をよんで、そのあとレビューを読んでみたら非常に評価が低いのにびっくりした。(第1巻に対しての評価)
自分の感覚は、ユニバーサルなものだとなんとなく信じているし、偏りはあったとしてもそれを意識することで一般的なものに置き換えることができる、と思っている。
その前提がなくなってしまうと、何も言えなくなってしまうし、何も発信できなくなってしまう。
しかし、こうも一冊の本に対して評価が食い違うと、かえって面白い。
低い評価をしている人を、いちいち論破してみたくなる。しないけど。
本でも電気製品でも、ネットをつつけばいろいろなレビューを拾ってくることができて、便利ではあるけど、レビューを頼りにして購入してみて、自分自身の評価と完全に一致することはごくまれだ。
モノの選び方が、レビューなんてものが存在する以前の「自力で情報を集めて自分では評価を決める」というやり方に回帰しつつある。
まあ、それでも、レビューがあることで、とんでもない欠陥商品や、自分にとって必要な機能を持っていない製品を避けることができる場合も多いので、やっぱり便利なことには変わりない。