みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

宗廟

2016-08-12 21:57:58 | ソウル旅行記

韓国ドラマや映画は、ちょいちょい見ているのですが、歴史ものとなると、あまり見ていないのです。

それでも、映画であれば『王になった男』、『神弓』、ドラマだと『根の深い木』、『屋根部屋のプリンス』(タイムスリップものですが)、『馬医』、『太陽を抱いた月』は、とてもいい作品だったと思います。

そんなことで、ある程度歴史については学んではいるし、ドラマでの知識もあるし、「まあまあ歴史についてわかっている」と思ってはいたけれど、でも、全然わかっていなかった!これも旅の醍醐味です。

宗廟は、朝鮮王朝の歴代王と王妃などの位牌を安置し、祭礼を行う場所で、世界遺産ともなっています。

たまたま訪ねたのが文化の日(月末の水曜日)ということで、入場料は無料で自由観覧でした。(入場料金は1000ウォン、約100円で、文化の日と土曜日以外は、時間制の観覧となっているようです。)

オプショナルツアー参加者が私たち夫婦だけだったので、日本語が話せるガイドさんにいろいろお話を聞きながら回ることができました。

とはいえ、結構広いので、暑さもあって、若干へろへろに。(特に、夫)

でも、儒教ということもあるからか日本の建物と似ているようで似ていない建物や、それぞれの王様にまつわるお話に興味津々でした。

権力争いで兄弟や王子を残忍な方法で殺したり、悪政を行ったりと、まあ日本や他の国でもあることではありますが、いろいろな歴史があったそうです。

ちなみに、最後の王妃は、日本人の李方子さんです。日韓併合時代に政略結婚をした方子さん。

ガイドさんによると、政略結婚ではあったものの夫婦仲も良く、その後も韓国に住み続け、韓国でお亡くなりになったとのこと。しょうがい児教育など、さまざまな分野で貢献もあったようです。

そんなことで、韓国では有名な日本人ともいえる方子さんですが、よくわかっていなかった。なんだか情けなくなってしまいました。


 

①真ん中は、魂が通る通路なので、歩いてはいけないのです。➁瓦の感じは、日本の古い建物にちょっと似ている?


 

➂西遊記のメンバーを模しているらしい屋根飾り。あちこちにありました。 ④写真に入りきらないほど広い正殿。