①「新聞にかくれているのはだ~れ?」
②「う~ん、あたくちみーみーかちら?にゃんたかちら?どっち?」
③「ふう~、新聞読んでたら、そのまんま寝ちゃった。ん?だれって?おらはにゃんたです♪」
なんだか良くないニュースが多い今日この頃。
そんななかで、久しぶりに感動したのが、村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチのニュースでした。
テレビで見た後で、ネットで全文訳をいくつか読みました。
ニュースでは、一部分しか出ていなくて、ただ「授賞式でガザ侵攻をエルサレムで非難した」というぐらいの取り上げ方しかしていなかったけど、このスピーチはそれだけではなく、かなり深いものがあり、いろんなとらえ方ができるなあと感じました。
それらは、全文訳をされている方のブログなどをご覧いただければと思いますが、訳する人によって、文章の雰囲気ってかなり変わるなあなんてことも感じながら・・・。
この受賞自体についても、このスピーチの内容についても、賛否両論があるようです。
私は村上春樹の本は訳本ぐらいしか読んだことがなく、作家としてのすばらしさは正直よくわかりません。
でも、私は感動しましたし、すばらしい文だと思いました。
いつも「たまご」の側に・・・私も一つの「たまご」でしかないけれど、でも、そうでありたい。
そして、システムを変えるのは「たまご」なんだとそう思っています。
そうですね、システムを作ったのはたまご。
私も詳しくはありませんが、自分たちが作ったシステムに打ち砕かれることも、たまごであり続けることも、
村上さんならではの表現のように思います。
とても奥が深い文章ですね。
まきどんさんへのカキコをありがとう。
そして、「沈黙するよりも語ることを選ぶ」「どんなことがあっても、ぼくはいつもたまごのそばにいる」という言葉などに強い意志を感じ、とても感化されました。
自分が弱っているときなどに時々思い出して、読んでいきたい文です。
まきどんさんのコメントを読み、かける言葉が見つからなかったけれど、でも、黙っていることもできませんでした。
本当に悲しいです。
トマトさんが書かれていましたが、私も祈りたいと思います。