童謡詩人・金子みすずの出身地である長門市仙崎の町。
「みすず通り」と言うのがあり、通りの中ほどにシンプルな倉庫の様な建物が。
何だろうと行ってみると、「プロジェクトM20000」とある。
入れるの?というようなごっつい鉄の扉が構えで、恐る恐る扉を開ける。
ネクタイ姿のおじさんが居て、どうぞと促されて説明を頂く。
入口正面の壁面はイラストレーター尾崎眞吾氏が描いた金子みすゞの肖像画と。
地元の若手中心で取り組んでいる「プロジェクトM」。建物は旧JA倉庫。
仙崎名産の蒲鉾板20000枚に金子みすゞをモチーフにしたモザイク画を製作。
板に長門市の訪問者や市民のメッセージが記入されて、みすゞの詩「大漁」の世界を表現。
建物内には仕掛けが。ブラックライトに照らされた大羽鰮の大群が浮かび上がる。
幻想的な動画が館内全体を動き回り、暫し見惚れること仕切りであった。
他に、駐車場側壁面には12万枚の写真の巨大モザイクアート縮小版がプリントされている。
外観と内部の裏腹のギャップが余りにも大きすぎて、はハってな感じであった。
しかし、みすずの世界を現そうとする気持ちは伝わってくる。
観光の一つとして観るのも楽しそうだ。
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