ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

名勝:縮景園

2012-06-07 05:00:00 | レジャー/イベント
広島の街中にある縮景園(しゅっけいえん)は子供の頃に来て以来。

当時は街中に別世界と言う感じがあった。今回もそう感じた。

喧騒とは縁遠く、静かな一時を過ごす。

夕刻であったが閉園までの18:00(4/1~9/30)まで1時間を掛けて散策。




ご存知、景観を代表する石橋・跨虹橋(ここうきょう)。形が面白い。

当時としては画期的なフォルムであったことだろう。



庭園といいながら、整備された山野という感を表しているようだ。

それが庭園の趣の一つであはあるが・・・




広島藩主・浅野長晟(あさのながあきら)が、元和(げんな)6年(1620)に築成。

別邸の庭園として、茶人・家老の上田宗箇が作庭。

名称は幾多の景勝を縮めて表現、中国杭州の西湖を模して縮景とも云われる。





中央の濯纓池(たくえいち:池である)を回遊できる回遊式庭園。

江戸時代初期に最盛期を迎え、諸大名が多く用いている。




ところどころ近代建築物が見えるのが、相違して面白い。





竹林、薬草園と景観と実用を併せ持ち、野趣と実益。それも大事なことである。





迎暉峰(げいきほう)から遠望:昔は広島湾が見えたと云う



数寄屋造り、書院や阿妻屋も中々の作りとなっている。

昭和15年(1940)浅野家から県に寄付、名勝指定。

原爆で壊滅状態になったが、二十数年の歳月を掛けて景観復元。



隣の県立美術館に興味のある人は、セット料金設定があるので利用すればお得である。


〒730-0014 広島市中区上幟町2-11

TEL (082)221-3620 FAX (082)221-0515

入園料:一般・250円 大学高校150円 小中学100円

入園時間:9:00-17:00(10/1-3/31) 9:00-18:00(4/1-9/30)