亀田興毅の疑惑の勝利が波紋を呼んでいる。今回のタイトルマッチを丸抱えし、テレビ放送したTBS以外の局はまるで袋叩きの様相だ。何を今さらという感じだ。もともとこのタイトルマッチがうさん臭いことは最初からわかっていたはずだ。だからこそ、あの波紋を呼んだ具志堅さんの発言も飛び出したのだろう。今回のタイトルマッチはWBAという組織が認定したものだ。WBAは今回の対戦相手ランダエタの母国、ベネズエラに本部を置く。世界に4つあるプロボクシング機構のうちの一つだ。機構が分裂する前、アメリカにあった頃のWBAとは違い、今は経営基盤も弱体化していると聞く。そんなWBAにとって日本ほどおいしい市場はないだろう。今回の判定について、WBA自体やランダエタ側が意外なほど冷静なのは、そんな背景が影響しているのだろう。ところが、あまりの日本国内でのバッシングにWBAも動かざるを得なくなっているというのが実態だろう。
今回の出来事をきっかけに、亀田および周辺に対しても苦言を呈する人が出始めたが、今まで散々ほめそやしておいて何を今頃という思いだ。だいたいあんな親子が「理想の親子像」なんかであるわけがない。相手選手に敬意を払わない息子と、あろうことか、自ら相手選手を罵倒する親父。こんな下種な親子をほめ称える人の神経を疑う。
今回の出来事をきっかけに、亀田および周辺に対しても苦言を呈する人が出始めたが、今まで散々ほめそやしておいて何を今頃という思いだ。だいたいあんな親子が「理想の親子像」なんかであるわけがない。相手選手に敬意を払わない息子と、あろうことか、自ら相手選手を罵倒する親父。こんな下種な親子をほめ称える人の神経を疑う。