先月「夏目漱石内坪井旧居」にシェアサイクルが5台ほど置かれたという話を書いた。この熊本市の観光客向けサービスのことを「チャリチャリ」というらしい。自転車のダウンチューブにも「chari」の文字が書かれている。
ところで自転車のことを「チャリ」と呼ぶのは「チャリン」というベルの音からきているらしいが、「チャリンコ」「ママチャリ」「原チャリ」などの言葉はいったいいつ頃から定着したのだろうか。
昨日、YouTubeマイチャンネルの「牛深ハイヤ節」にSさんという方から面白いコメントが寄せられた。曰く「裾上げて踊る、かつての散財の踊りチャリ舞の伝統が受け継がれてるのでしょうか。因州因幡、御所のお庭とか。・・・」
「チャリ舞」という言葉は久しぶりに聞いた。お座敷芸のちょっとお道化た滑稽味のある舞のことをいう。大正6年に発行された当時芸者必携の歌本「十美人 : 芸者自慢」の中に「チャリ舞」の項目があり、20数曲挙げられているが、その中から「御所のお庭」と「背戸の段畑(なすとかぼちゃ)」を下に掲載した。
「チャリ舞」の「チャリ」は動詞の「茶る」からきているので自転車とは直接のつながりはないが、「十美人 : 芸者自慢」の「チャリ舞」の項の少し前には「自転車節」が一項目として挙げられており、これぞまさに「チャリ舞」ともいえそうでもあり、「チャリ」つながりということで最後に「自転車節」も掲載した。
シェアサイクル「チャリチャリ」
ところで自転車のことを「チャリ」と呼ぶのは「チャリン」というベルの音からきているらしいが、「チャリンコ」「ママチャリ」「原チャリ」などの言葉はいったいいつ頃から定着したのだろうか。
昨日、YouTubeマイチャンネルの「牛深ハイヤ節」にSさんという方から面白いコメントが寄せられた。曰く「裾上げて踊る、かつての散財の踊りチャリ舞の伝統が受け継がれてるのでしょうか。因州因幡、御所のお庭とか。・・・」
「チャリ舞」という言葉は久しぶりに聞いた。お座敷芸のちょっとお道化た滑稽味のある舞のことをいう。大正6年に発行された当時芸者必携の歌本「十美人 : 芸者自慢」の中に「チャリ舞」の項目があり、20数曲挙げられているが、その中から「御所のお庭」と「背戸の段畑(なすとかぼちゃ)」を下に掲載した。
「チャリ舞」の「チャリ」は動詞の「茶る」からきているので自転車とは直接のつながりはないが、「十美人 : 芸者自慢」の「チャリ舞」の項の少し前には「自転車節」が一項目として挙げられており、これぞまさに「チャリ舞」ともいえそうでもあり、「チャリ」つながりということで最後に「自転車節」も掲載した。
シェアサイクル「チャリチャリ」
御所のお庭
背戸の段畑(なすとかぼちゃ)
熊本自転車節
はっはっは、福岡では聞いたことありませんでしたが、関西に来たら皆、自転車のことを
「チャリ」と呼んでいましたね。
その後、「ママチャリ」「原チャリ」という言葉も聞いてなるほどと思ったものです。
>「チャリ舞」の「チャリ」は動詞の「茶る」からきているので自転車とは直接のつながりはないが、
ははは、そうなんですか!
へ~っ「チャリチャリ」って可愛いですね~。
これなら流行そう!
私は貸自転車は穂高から下りてきて高山観光で一度借りました。
時間内に戻らないと超過料金を取られるので必死でこいだことを思い出します。
有難うございました。
「チャリ舞」の語源「茶る」はふだんはあまり使いませんが、「お茶らける」「お茶目」「お茶を濁す」「お茶をひく」「お茶の子さいさい」など「茶」を使う言葉は結構多いですよね。
シェアサイクルはスマホを使って利用しなければならないようなので私には縁がなさそうです(;_;)