先日、熊本市民会館で行われた「第19回くまもと全国邦楽コンクール」。筝曲の前川智世さん(栃木県)が最優秀賞を獲得して幕を閉じたが、実は僕は27組の全出場者の演奏を見て、素人ながら尺八の中村仁樹さん(東京都)の最優秀賞を予想していた。この大会を観る前に演奏を観たことがあるのは熊本の林田加奈子さん(筝曲)だけ。あとの26組は名前も知らなければ演奏を観たこともない。もちろん中村仁樹さんの名前も知らなかった。彼が演奏したのは長澤勝俊(故人)という現代邦楽の大家が作曲した尺八独奏のための「詩曲」という曲目。この繊細かつ力強い演奏が他のどれよりも僕の心に響いた。残念ながら優秀賞には選ばれたものの最優秀賞は逃したが、僕にとってはベストパフォーマンスだったことは変わらない。家に帰ってから中村仁樹さんのことをネットで調べてみた。僕の不勉強も甚だしい。凄い人気を持つ現代邦楽家だった。しかもイケメン。女性ファンからは“王子さま”と呼ばれているらしい。
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