昨日、加藤神社に参拝した後、熊本城西出丸広場側の通路を通って二の丸広場へ抜けようと歩いていた時、奉行丸西側の崩落した石垣あたりで工事関係者が入っているのが見えた。熊本地震から既に8年あまりが過ぎ、ここを通る度に、崩れたままの石垣はいったいいつまで放置するのだろうと気になっていた。すると昨日夕方のTVニュースでこの奉行丸西側の石を回収する作業が始まったというニュースが流れた。2024年度中に石の回収を完了し、2040年度から積み直し作業が始まるという。復旧する頃まで生きているかどうかわからないが、ともかく前に進み出したことは喜ばしい。
奉行丸は旧藩時代、奉行所が集まっていたエリア。1960年の熊本国体ではバレーボールコートになったり、テニスコートとして使われたりしていた。その後、スポーツ施設が各地にできて、スポーツ施設の役を御免となった。熊本地震前には、かつての櫓門や塀などが復元され、お城まつりなど熊本城内のイベント会場の一つとして使われていた。
奉行丸西側石垣の下は、春には美しい桜が咲く遊歩道があった。
熊本地震(2016年4月)で石垣が崩落し遊歩道をふさいでいる。
奉行丸は旧藩時代、奉行所が集まっていたエリア。1960年の熊本国体ではバレーボールコートになったり、テニスコートとして使われたりしていた。その後、スポーツ施設が各地にできて、スポーツ施設の役を御免となった。熊本地震前には、かつての櫓門や塀などが復元され、お城まつりなど熊本城内のイベント会場の一つとして使われていた。
奉行丸西側石垣の下は、春には美しい桜が咲く遊歩道があった。
熊本地震(2016年4月)で石垣が崩落し遊歩道をふさいでいる。
熊本地震前にはイベント会場として使われた奉行丸(2012年10月 秋夜の宴スペシャルより)