徒然なか話

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朝ドラ「カーネーション」を占う ~ 「火の魚」の見方 ~

2011-03-15 12:51:36 | テレビ
 明後日17日(木)にドラマ「火の魚」がBShiで放送される。NHK広島放送局制作のこのドラマが全国放送されるのは、総合とBSを合わせ、たしか4回目か5回目だ。やはりそれだけ視聴者からの要望が多いのだろう。僕も観るのは今度が3回目となる。でも今度はちょっと違う見方をしてみたい。それは、このドラマの脚本を担当した渡辺あやとヒロインの尾野真千子が、秋からの連続テレビ小説「カーネーション」で再びコンビを組むことが決まったからだ。もちろん二つのドラマは、時代背景もヒロインの役柄も違うが、凛とした女性を描くことにおいては同じ。二人がどんな物語を紡いでいくか、そんなことを想像しながらもう一度「火の魚」を観てみたい。
【火の魚】
 平成21年度文化庁芸術祭大賞受賞作品。かつて東京でベストセラー作家として鳴らし、今は瀬戸内の島で暮らす頑固な老作家のもとに、東京の出版社から新しい女性編集者がやってくる。担当が代わったことに納得がいかない老作家は女性編集者を追い返す。というプロローグから始まり、二人は衝突を繰り返しながら、やがて心が通い合うようになる。しかし、二人には過酷な運命が待っていた。