来年公開予定の映画のうち、今から注目しているのは次の3本だ。いずれも現在製作中のようだ。
●太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-
太平洋戦争において日本軍がほぼ全滅したサイパン島で、わずか47名の兵で4万5千もの米軍を相手に戦い、米兵から「フォックス」と呼ばれた大場大尉とその部隊の戦いぶりを描いた、元米海兵隊のドン・ジョーンズ著『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』を原作としている。
「必死剣 鳥刺し」や「信さん・炭坑町のセレナーデ」が相次いで公開され、今、絶好調の平山秀幸監督というのが何より楽しみだ。出演は竹野内豊、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、唐沢寿明など。
●小川の辺(ほとり)
藤沢周平原作の映画化8本目の作品。これまでの7本のうち、僕が「たそがれ清兵衛」の次に好きな「山桜」の監督:篠原哲雄、主演:東山紀之のコンビが再び藤沢文学の世界に挑む。「たそがれ清兵衛」や「隠し剣 鬼の爪」と同じように上意討ちをテーマとしているが、この「小川の辺」は討つべき相手が妹とその夫という点が今までの作品と異なる。出演は東山紀之のほか、菊地凛子、勝地涼、片岡愛之助、尾野真千子、松原智恵子、笹野高史、西岡馬、藤竜也など興味深いキャストだ。
●八日目の蝉
今年3月から5月、NHKで連続ドラマとして放送された角田光代の「八日目の蝉」が早くも映画化される。檀れいが演じた希和子を永作博美が、北乃きいが演じた薫を井上真央が演じる。永作博美は好きな女優ではあるが、ちょっとベタ過ぎるかな。キャストに意外性がないのがちょっと残念。だいぶ設定が変わることも予想されるので奥寺佐渡子の脚本に注目というところだ。
●太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-
太平洋戦争において日本軍がほぼ全滅したサイパン島で、わずか47名の兵で4万5千もの米軍を相手に戦い、米兵から「フォックス」と呼ばれた大場大尉とその部隊の戦いぶりを描いた、元米海兵隊のドン・ジョーンズ著『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』を原作としている。
「必死剣 鳥刺し」や「信さん・炭坑町のセレナーデ」が相次いで公開され、今、絶好調の平山秀幸監督というのが何より楽しみだ。出演は竹野内豊、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、唐沢寿明など。
●小川の辺(ほとり)
藤沢周平原作の映画化8本目の作品。これまでの7本のうち、僕が「たそがれ清兵衛」の次に好きな「山桜」の監督:篠原哲雄、主演:東山紀之のコンビが再び藤沢文学の世界に挑む。「たそがれ清兵衛」や「隠し剣 鬼の爪」と同じように上意討ちをテーマとしているが、この「小川の辺」は討つべき相手が妹とその夫という点が今までの作品と異なる。出演は東山紀之のほか、菊地凛子、勝地涼、片岡愛之助、尾野真千子、松原智恵子、笹野高史、西岡馬、藤竜也など興味深いキャストだ。
●八日目の蝉
今年3月から5月、NHKで連続ドラマとして放送された角田光代の「八日目の蝉」が早くも映画化される。檀れいが演じた希和子を永作博美が、北乃きいが演じた薫を井上真央が演じる。永作博美は好きな女優ではあるが、ちょっとベタ過ぎるかな。キャストに意外性がないのがちょっと残念。だいぶ設定が変わることも予想されるので奥寺佐渡子の脚本に注目というところだ。