今、どうしても観たい映画がある。それはハンガリー映画の「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956」だ。東京など主要都市では先月から公開されているが、熊本ではまだ公開の予定はないらしい。
この映画は1956年に起きたハンガリー動乱と、その直後のメルボルン・オリンピックでの水球の流血戦という2つの史実を背景に、自由を求めて闘った若者たちの愛と悲劇の物語だ。
当時小学5年生だった私は、今でもメルボルンの流血戦を伝えるラジオや新聞のセンセーショナルな報道ぶりを鮮明に憶えている。そしてそれは、数年後に水球という競技にのめり込むきっかけともなった。
メルボルン大会で金メダルを獲ったハンガリーチームは、8年後の東京オリンピックでも金メダルを獲った。そのメンバーの中には、流血戦の経験者も5名含まれていた。東京大会当時、大会裏方のアルバイトをしていた私は、彼らと接する機会に恵まれた。中でも“水球の神様”と呼ばれていたカルパティや、世界で最もスピードのある水球選手といわれていたジャルマティは日本人より小さいくらいの体で驚いたことを思い出す。
当時、世界各国の新聞を飾った写真(ハンガリーのザ-ドルだったと思う)
メルボルン大会(1956)のハンガリーチーム
ボルヴァーリ、ボロシュ、ジャルマティ、ヘヴェシ、イェネイ、カニジャ、
カルパティ、マルコヴィッチ、マイエル、シヴォーシュ、ザ-ドル
東京大会(1964)のハンガリーチーム
アムブルッシュ、ボドナール、ボロシュ、ドモトル、フェルカイ、ジャルマティ、
カニジャ、カルパティ、コンラード、マイエル、ポ-チク、ルショラ-ン
この映画は1956年に起きたハンガリー動乱と、その直後のメルボルン・オリンピックでの水球の流血戦という2つの史実を背景に、自由を求めて闘った若者たちの愛と悲劇の物語だ。
当時小学5年生だった私は、今でもメルボルンの流血戦を伝えるラジオや新聞のセンセーショナルな報道ぶりを鮮明に憶えている。そしてそれは、数年後に水球という競技にのめり込むきっかけともなった。
映画のシーンから
メルボルン大会で金メダルを獲ったハンガリーチームは、8年後の東京オリンピックでも金メダルを獲った。そのメンバーの中には、流血戦の経験者も5名含まれていた。東京大会当時、大会裏方のアルバイトをしていた私は、彼らと接する機会に恵まれた。中でも“水球の神様”と呼ばれていたカルパティや、世界で最もスピードのある水球選手といわれていたジャルマティは日本人より小さいくらいの体で驚いたことを思い出す。
当時、世界各国の新聞を飾った写真(ハンガリーのザ-ドルだったと思う)
メルボルン大会(1956)のハンガリーチーム
ボルヴァーリ、ボロシュ、ジャルマティ、ヘヴェシ、イェネイ、カニジャ、
カルパティ、マルコヴィッチ、マイエル、シヴォーシュ、ザ-ドル
東京大会(1964)のハンガリーチーム
アムブルッシュ、ボドナール、ボロシュ、ドモトル、フェルカイ、ジャルマティ、
カニジャ、カルパティ、コンラード、マイエル、ポ-チク、ルショラ-ン