のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

多様性

2023年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 「多様性」なんて言葉を聞くと眉毛が唾でベトベトになる昨今。こうしたことを言いたがる人たちって、借り物の「正義」を笠に着てその一点突破で自分を主張しようとする自己顕示欲の権化にしか思えなくなってきました。

 かつては「福祉」そして「自然」「環境」。嫌煙権なんてのもそうだな。誰かを攻撃せずにいられない人たちが武器として振り回すことで、ほどなく「死」の言葉となってしまうある意味呪いの言葉。80年も坂のぼりゃ「一億火の玉」なんてのも同様でしたよ。

 環境指標動物だ!ブナ林だ!イヌワシだと騒ぎ立てていると、向こうの方がやかましいといなくなってしまうもんですよ。

 取り立てて騒がなくても「多様性」なんてものは日常の生活の中にそれとなく存在している。そしてそれを見て見ぬふりしていられるほど環境になじんでいる。

 本屋の書棚で小説棚の横には日本各地のご当地カレーが並んでいました。見てくれが本と変わらないのでそこに並んでいても気にならない。

 インド北部発祥の仏教がいつの間にか日本人の行動の中に根付いているように、インド発祥のカレーが文学の本棚になじんでいる。シ・カ・モ、お値段もそこそこお高い。5~600円当たり前。1000円超えるカレーもある。最近書籍も値段が高くなっているけど、カレーも値段が上がっている。

 いつも食べているレトルトカレーは88円。今夜はちょっと贅沢にと郵便局に買いに行く北の富士カレーやアパ社長カレーは400円。最近、郵便今日は国技館ハヤシも販売しているので、今やカレーショップ郵便局。令和になってからcoco壱にカレー食べに行っていないので、郵便局カレーが一番ゴージャス。局の駐車場に停まっている艶消しの赤い配達エブリイ・バンもそのうち黄色くなるんじゃねぇか?と期待してます。

 ついにインド文化は本屋に進出してきたか。「和牛入れすぎカレー」を買ってきました。1150円だったかな。

 ちなみに本屋に拙著「猫と座敷童」は置かれていない。カレーは置かれていても私の小説を置かないとな何たる不手際!と怒りもしませぬが、アマゾン・キンドルでしか買えません。

 そういえば、小説の紙出版なんですけど、諸物価高騰により来月から印刷代が値上がりするので本も値上げになるみたいです。

 買うなら今がチャンスよ!

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